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【エボラ出血熱】  既に 『アウトブレイク』状態で 制御不能! WHO

2014-08-13 18:43:08 | 国際関係
2014年8月13日(水)

 既にパンデミックを越して 『アウトブレイク』 状態に陥っていると云う。

 「アウトブレイク」 は、十数年前?のアメリカ映画の
題名になって、ポピュラーな呼称となったが、『破滅状態』の意味だろう。

 世界保健機構も お手上げの状況らしい。

 急遽、未承認の薬品を使うことを 人道上の見地から認めるとのこと。

 今の処、日本を始め先進国での『アウトブレイク』 は起こらないだろうと
されているが、国際線の航空機で誰でも移動できる状況なので油断はできない。


   以下は、西日本新聞の記事。














そして、こちらは 日刊スポーツ の記事。
見出しは派手だが、中身は結構まともな内容だった。



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エボラ出血熱、死者1000人超える…WHO
 (読売新聞) - 2014年8月12日(火)10:24
 

【ヨハネスブルク=上杉洋司】
 世界保健機関(WHO)は11日、西アフリカで感染拡大が続くエボラ出血熱による死者が9日までの集計で1013人に上ったと発表した。

 米疾病対策センター(CDC)のまとめでは、これまでに最も多くの死者が出た事例は、1976年のザイール(現・コンゴ民主共和国)の280人。今回のアウトブレイク(大量感染)はそれをはるかに上回る未曽有の事態となっている。

 感染例はギニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネの4か国で1848人に上る。7~9日に新たに69人の感染者が見つかり、52人の死亡が確認されるなど、感染拡大に歯止めがかからない状況だ。 



エボラ出血熱:JICA、スタッフを一時退避
 (毎日新聞)- 2014年08月12日(火)13時00分


エボラ出血熱 シエラレオネ、米製薬会社に「ZMapp」提供要請へ
 (産経新聞) - 2014年8月13日(水)19:56


エボラ出血熱:未承認薬使用、感染拡大阻止は不透明
 (毎日新聞)- 2014年08月13日(水)20時37分


WHO、エボラ未承認薬の投与を容認
 (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - 2014年8月13日(水)16:06
 

 ジュネーブに本部を置く世界保健機関(WHO)は12日、いまや史上最悪となったエボラ出血熱の感染拡大を食い止めるために、西アフリカで開発段階にある薬を投与することは倫理的であるとの判断を下した。既に1000人以上がエボラ出血熱によって命を落としており、1800人以上が発症している。

 WHOの医療専門家による委員会は、「特定の治療法またはワクチン投与は、ウイルスへ対抗するために有力な資産となる」との見解を示した。

 さらに、患者の隔離や容体の経過を注意深く見守るなど、感染拡大の防止に現在行われている取り組みが、投薬によってさらに効果を増すことを期待していると付け加えた。エボラ治療薬に関しては、いくつか開発が進められているが、どれもまだ人間への臨床試験は行われていない。有効性や安全性が確認されていない薬の使用は、激しい論争を巻き起こしている。

 7月に、西アフリカでエボラ出血熱に感染した2人のアメリカ人医療従事者へ「ZMapp」という未承認薬が投与されたことで、その論争はさらに激化した。投与されたケント・ブラントリー(Kent Brantly)医師とナンシー・ライトボル氏は、その後回復の兆しを見せているが、同じ薬の投与を受けたスペイン人の神父ミゲル・パハレス(Miguel Pajares)氏は、12日朝に死亡した。

 医療コミュニティは当初、未承認薬の使用に前向きではなかったが、WHOは「今年になって西アフリカで発生した流行で多くの人々が影響を受けており、死亡率も極めて高いため、患者の救命および感染拡大の食い止めという観点から、開発途中ではあるものの治療薬への要望が高まった」としている。

◆一定の条件

 WHOはインタビューへの要請には返答していないが、声明の中で、開発段階にある治療薬使用の際には全て、厳しく定められたガイドラインに従うべきだとしている。それには、「全ての治療行為の透明性、インフォームドコンセント、選択の自由、秘密厳守、患者への敬意、尊厳の維持、そして地域社会の関与」などが含まれる。

 さらに、治療によって得られた「データを全て収集し、共有する道徳的責任がある」と付け加えた。

 国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)所長、アンソニー・ファーシ(Anthony Fauci)氏は11日、ナショナル ジオグラフィックへ対し、開発段階の薬はわずかしかなく、少量でも製造するにはかなりの時間を要すると話した。

 他にも、伝統的に医療専門家への不信感を抱く土地で薬を使用するのは困難を伴う可能性があると警告する声もある。

 ジョージタウン大学医療センターのペレグリノ臨床生命倫理研究所の所長、ケビン・ドノバン(Kevin Donovan)氏も、ナショナル ジオグラフィックの取材に応じ、治療薬が手に入るなら、医療従事者へ優先的に投与するべきだと語った。「治療できる人間が全ていなくなれば、患者に治療も施せない」。

Brian Clark Howard, National Geographic News 



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