見えないけれどもあるんだよ

朝一の食事の支度、我が子のの持ち物チェック、保育園では子供同士のトラブルの仲介、甘えたい子供たちを大勢受け止めて今日もめまぐるしい一日だった。
心はいくら使っても減ることはない。そう思って、時間も心もお金も周りの人のために使ってきた。
人の幸せのために、生きていこうと決心したつもりだったが疲れてしまった。
私も、好きな人に甘えたいな。大きなものにつつまれたい。
学生の頃に聞いたイエスキリストの話を思い出す。
“疲れ果てた旅人が歩いてきた辛い道のりを振り返り、自分の足跡しかないのを見て言った「イエス様は何故助けてくださらなかったのか」
イエスは言った「私はそこにいた。お前をおぶっていたのだよ」”
ものは言いようだと、学生の頃はバカにしていたが、それを思い出し、両親、子供たち、私を取り巻く人たちが見えないけどある気がしてきた。
皆が、私をおぶってくれているのだ。
明日も、頑張ろう。