9月の第一週、ヌマンシア移籍後4シーズン目の開幕戦を来週に控え
俺達はミーティングルームにいた。
監督「えー、昨シーズンは不本意ながらも3位をもぎ取り、
チャンピオンズリーグ出場権を獲得できたわけだが・・・」
一同「( ゜д゜)ポカーン え・・・不本意???」
監督「今年の目標は『優勝』この二文字に尽きる!
最低でも2位!!あわよくばチャンピオンズリーグも制覇だ!!!」
・・・・・・・・。
皆の視線が一気にキャプテンオーフェルマウスに集中する。
ーあの監督を落ち着かせろとの無言の圧力ー
オーフェル「あ、あの、監督。お気持ちは分かりますが、
今季はこれまでのリーグ戦、カップ戦に加え
チャンピオンズリーグの試合も入ってきます。
補強らしい補強もしていない我がチームが、現有戦力だけで
これらを戦い抜くことは肉体的、精神的に厳しいものがあります。
その中で優勝を狙うことは正直無理があるかと。。。。」
一斉にうなずくチームメイト。
監督「だまれ小僧!!!」
お前はモロか。
監督「いいか!?やるったらやるんだ!!とにかく や・る・の !!!」
_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
↑
ミーティングルームはこんな感じだった。。。
そうして始まったリーグ戦、モチベーションは怪しい状態ながらも
ヌマンシアは着実に勝利を重ね、前半終了時にはリーグ4位という好成績を残していた。
そしてチャンピオンズリーグも見事予備予選を突破し、本選への望みをつないでいた。
監督「ほーら何とかなったじゃないか!!よし!このまま行くぞ!!
目指すはリーグ、チャンピオンズリーグの2冠制覇だ!!」
名監督の野望に燃える監督。それとは裏腹に萎える選手達。
後半戦の惨劇は容易に想像できた。
そして後半戦一戦目の対オサスナ戦で事件は起きる・・・。
ここまで全試合フル出場を果たし、チーム得点王としてヌマンシアを牽引してきた
ピンコ立ちブラザーズ次男「トケ」が激しいチャージに遭う。
うずくまるトケ、駆け寄る選手達。
モルドバン「大丈夫か!?トケ!!」
魚住「トケ!!トケ!!!」
明らかにプレイできる状態ではない。
オーフェル「監督!!!トケに交代を!!!!」
キャプテンが声を荒げて叫ぶ。
監督「トケ?うちは選手が少ないんだ。そんなのほっトケー(´_ゝ`)」
言葉をなくす選手達。
魚住「オーフェルマウス・・・さん。」
俺の言葉に・・・彼は振り向かなかった。
オーフェル「・・・トケ、、、お前はいい、左サイドで休んでろ。
FWには代わりに俺が入る。
ジュン!お前は左サイドバックだ!!
守備に専念しろ!!!」
魚住「お・・・おぉ!」
これまでの華麗なパスを捨て、敵陣に果敢にドリブル突破を試みるオーフェルマウスさん。
幾度となく倒され、それでもなおドリブルを挑む。
結果、ヌマンシアはアウェーながらもスコアレスドローに持ち込み勝ち点1を得た。
怪我をした仲間の負担を軽くするために無謀なドリブルを繰り返したオーフェルマウスさんには
3.5という評価が下された。
トケの怪我は予想通りの重傷で、今季絶望との診断結果が下される。
試合後のミーティングルーム。無言で監督を見つめる選手達の中に
・・・オーフェルマウスさんの姿はなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記
・・・わぉ、シリアス(;´Д`)y─┛~~
俺達はミーティングルームにいた。
監督「えー、昨シーズンは不本意ながらも3位をもぎ取り、
チャンピオンズリーグ出場権を獲得できたわけだが・・・」
一同「( ゜д゜)ポカーン え・・・不本意???」
監督「今年の目標は『優勝』この二文字に尽きる!
最低でも2位!!あわよくばチャンピオンズリーグも制覇だ!!!」
・・・・・・・・。
皆の視線が一気にキャプテンオーフェルマウスに集中する。
ーあの監督を落ち着かせろとの無言の圧力ー
オーフェル「あ、あの、監督。お気持ちは分かりますが、
今季はこれまでのリーグ戦、カップ戦に加え
チャンピオンズリーグの試合も入ってきます。
補強らしい補強もしていない我がチームが、現有戦力だけで
これらを戦い抜くことは肉体的、精神的に厳しいものがあります。
その中で優勝を狙うことは正直無理があるかと。。。。」
一斉にうなずくチームメイト。
監督「だまれ小僧!!!」
お前はモロか。
監督「いいか!?やるったらやるんだ!!とにかく や・る・の !!!」
_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○
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ミーティングルームはこんな感じだった。。。
そうして始まったリーグ戦、モチベーションは怪しい状態ながらも
ヌマンシアは着実に勝利を重ね、前半終了時にはリーグ4位という好成績を残していた。
そしてチャンピオンズリーグも見事予備予選を突破し、本選への望みをつないでいた。
監督「ほーら何とかなったじゃないか!!よし!このまま行くぞ!!
目指すはリーグ、チャンピオンズリーグの2冠制覇だ!!」
名監督の野望に燃える監督。それとは裏腹に萎える選手達。
後半戦の惨劇は容易に想像できた。
そして後半戦一戦目の対オサスナ戦で事件は起きる・・・。
ここまで全試合フル出場を果たし、チーム得点王としてヌマンシアを牽引してきた
ピンコ立ちブラザーズ次男「トケ」が激しいチャージに遭う。
うずくまるトケ、駆け寄る選手達。
モルドバン「大丈夫か!?トケ!!」
魚住「トケ!!トケ!!!」
明らかにプレイできる状態ではない。
オーフェル「監督!!!トケに交代を!!!!」
キャプテンが声を荒げて叫ぶ。
監督「トケ?うちは選手が少ないんだ。そんなのほっトケー(´_ゝ`)」
言葉をなくす選手達。
魚住「オーフェルマウス・・・さん。」
俺の言葉に・・・彼は振り向かなかった。
オーフェル「・・・トケ、、、お前はいい、左サイドで休んでろ。
FWには代わりに俺が入る。
ジュン!お前は左サイドバックだ!!
守備に専念しろ!!!」
魚住「お・・・おぉ!」
これまでの華麗なパスを捨て、敵陣に果敢にドリブル突破を試みるオーフェルマウスさん。
幾度となく倒され、それでもなおドリブルを挑む。
結果、ヌマンシアはアウェーながらもスコアレスドローに持ち込み勝ち点1を得た。
怪我をした仲間の負担を軽くするために無謀なドリブルを繰り返したオーフェルマウスさんには
3.5という評価が下された。
トケの怪我は予想通りの重傷で、今季絶望との診断結果が下される。
試合後のミーティングルーム。無言で監督を見つめる選手達の中に
・・・オーフェルマウスさんの姿はなかった。
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追記
・・・わぉ、シリアス(;´Д`)y─┛~~
田岡監督もビックリの豹変っぷりw
しかも、もののけ好きとまで来ましたかww