・・・ピッチに何か変なのがいる。
レザーのベストに極短のレザー短パン。
そして黒いサングラス・・・・・やばい・・・やばすぎる・・・。
やばい男「新天地フォー!ハードゲイフォー!!」
・・・レイザーラモンか??
レイザー?「おっかのう~えっひ~なげし~の~・・・」
・・・アグネ・・・いや、それは絶対違う。でも美声だな・・・。
その時、俺に気が付いたその明らかな変態は
腰をくねらせながら俺に近付いて来た。
あぁ・・・俺のサッカー人生もここまでか・・・。
・・・いや、あきらめるな!俺!!あきらめたらそこで試合終了だ!!
コマンド?
たたかう
→にげる ピッ
ぼうぎょ
どうぐ
魚住はにげだした!!しかしまわりこまれてしまった!!
変態「なんだいジュ~ン、逃げることないじゃないか~。」
魚住「ひぃっ!?う、後ろからだけは・・・。・・・って、
もしかして、お前ヴィンセントか!?何なんだその格好は?」
ヴィン「見て分からないのかい?ここでもベンチにすら入れない君を心配して
こうして元気付けようとしてるんじないか~!」
そう、俺がトゥールーズに移籍してからもう一年半になる。
試合に出られることを期待して訪れたこの地でも、
俺はスタメンはおろかベンチ入りでさえ未だ経験していなかった。
魚住「うん・・・まぁ、その、なんだ。ありがとう。」
ヴィン「ハッハッハッ!いいってことよ!僕と君との仲じゃないか。」
そうだな。未だ芽の出ない俺にヴィンセントはずっと付いていてくれる。
そして、明らかに方法は間違ってはいるが、こうして気遣ってくれている。
魚住「・・・なぁ、ヴィンセント。俺とお前の仲だ、
一つ頼みを聞いてくれないか?」
ヴィン「あぁ、何でも言ってくれ。」
魚住「・・・俺、試合に出たいんだ。どんなに弱いところでも構わない。
移籍先、探してくれないか?」
ヴィン「・・・あぁ!もちろんじゃないか!僕はそのためにいるんだよ?」
正直、俺は焦っていた。ヨーロッパに足を踏み入れて早3年、
未だに俺はリザーブマッチにしか出場経験がない。
それに・・・先日、人づてにメツの嶋田がスタメンを勝ち取ったことを聞いた。
親友の成長を喜ぶ反面、余りにもふがいない自分の姿との差に
これまでにないくらいの焦燥感を抱いていた・・・。
ヴィン「・・ぉぃ!・・・おい!ジュン!!聞いてるのか?
で、どっちにするんだよ!?」
魚住「あ、あぁ、どっちがいいかな?・・・って、
何でもう移籍先が挙げられてるんだ?」
ヴィン「いや、今ふと君に来てたオファーを見てたらな、
ちょうど良いのがあったんだよ。ほら、ここなんかいいんじゃないか?
ヌマンシア。一応、サイドバックの控えでオファーが来てるけど
君の実力なら充分スタメンも狙えると思うよ。」
魚住「ヌマンシアか。・・・・・ヌマンシアってどこだ??」
ヴィン「スペインだね。」
スペインか・・・。どうせフランス語なんて「ウィー」くらいしか覚えてねぇし
フランスに残る理由もないな。
しかも、こんな変態チックな奴と話をしてるあたり、
明日から俺は、間違いなく皆から避けられるだろうしな。。。
魚住「・・・いいだろう。早速手続きをしてくれ!!」
ヴィン「そうこなくっちゃな!」
翌日、見事に誰からも話しかけられなくなり、
ある者は俺の前でケツを隠しはじめたのを横目に
俺達は移籍の準備を始めた。
そして二度目の新天地へ・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
追記:今日からここでコメントを書くことにします。
ってか、嶋田のスタメン、普通に嬉しかった。。。
メツのオファーが来たときにふとメンバーを
見てみたら、見事「嶋田」の名前が!!
これからの素敵な展開に脳内補完が始まってますw
そんなことより、今日のドラマ感動しすぎました。
菅野さん、昔より全然綺麗になってるような気が・・・。
レザーのベストに極短のレザー短パン。
そして黒いサングラス・・・・・やばい・・・やばすぎる・・・。
やばい男「新天地フォー!ハードゲイフォー!!」
・・・レイザーラモンか??
レイザー?「おっかのう~えっひ~なげし~の~・・・」
・・・アグネ・・・いや、それは絶対違う。でも美声だな・・・。
その時、俺に気が付いたその明らかな変態は
腰をくねらせながら俺に近付いて来た。
あぁ・・・俺のサッカー人生もここまでか・・・。
・・・いや、あきらめるな!俺!!あきらめたらそこで試合終了だ!!
コマンド?
たたかう
→にげる ピッ
ぼうぎょ
どうぐ
魚住はにげだした!!しかしまわりこまれてしまった!!
変態「なんだいジュ~ン、逃げることないじゃないか~。」
魚住「ひぃっ!?う、後ろからだけは・・・。・・・って、
もしかして、お前ヴィンセントか!?何なんだその格好は?」
ヴィン「見て分からないのかい?ここでもベンチにすら入れない君を心配して
こうして元気付けようとしてるんじないか~!」
そう、俺がトゥールーズに移籍してからもう一年半になる。
試合に出られることを期待して訪れたこの地でも、
俺はスタメンはおろかベンチ入りでさえ未だ経験していなかった。
魚住「うん・・・まぁ、その、なんだ。ありがとう。」
ヴィン「ハッハッハッ!いいってことよ!僕と君との仲じゃないか。」
そうだな。未だ芽の出ない俺にヴィンセントはずっと付いていてくれる。
そして、明らかに方法は間違ってはいるが、こうして気遣ってくれている。
魚住「・・・なぁ、ヴィンセント。俺とお前の仲だ、
一つ頼みを聞いてくれないか?」
ヴィン「あぁ、何でも言ってくれ。」
魚住「・・・俺、試合に出たいんだ。どんなに弱いところでも構わない。
移籍先、探してくれないか?」
ヴィン「・・・あぁ!もちろんじゃないか!僕はそのためにいるんだよ?」
正直、俺は焦っていた。ヨーロッパに足を踏み入れて早3年、
未だに俺はリザーブマッチにしか出場経験がない。
それに・・・先日、人づてにメツの嶋田がスタメンを勝ち取ったことを聞いた。
親友の成長を喜ぶ反面、余りにもふがいない自分の姿との差に
これまでにないくらいの焦燥感を抱いていた・・・。
ヴィン「・・ぉぃ!・・・おい!ジュン!!聞いてるのか?
で、どっちにするんだよ!?」
魚住「あ、あぁ、どっちがいいかな?・・・って、
何でもう移籍先が挙げられてるんだ?」
ヴィン「いや、今ふと君に来てたオファーを見てたらな、
ちょうど良いのがあったんだよ。ほら、ここなんかいいんじゃないか?
ヌマンシア。一応、サイドバックの控えでオファーが来てるけど
君の実力なら充分スタメンも狙えると思うよ。」
魚住「ヌマンシアか。・・・・・ヌマンシアってどこだ??」
ヴィン「スペインだね。」
スペインか・・・。どうせフランス語なんて「ウィー」くらいしか覚えてねぇし
フランスに残る理由もないな。
しかも、こんな変態チックな奴と話をしてるあたり、
明日から俺は、間違いなく皆から避けられるだろうしな。。。
魚住「・・・いいだろう。早速手続きをしてくれ!!」
ヴィン「そうこなくっちゃな!」
翌日、見事に誰からも話しかけられなくなり、
ある者は俺の前でケツを隠しはじめたのを横目に
俺達は移籍の準備を始めた。
そして二度目の新天地へ・・・。
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追記:今日からここでコメントを書くことにします。
ってか、嶋田のスタメン、普通に嬉しかった。。。
メツのオファーが来たときにふとメンバーを
見てみたら、見事「嶋田」の名前が!!
これからの素敵な展開に脳内補完が始まってますw
そんなことより、今日のドラマ感動しすぎました。
菅野さん、昔より全然綺麗になってるような気が・・・。
そか・・・移籍したんだな。