第１２話 スーパー○○○ブラザーズ

ヌマンシアに移籍後３シーズン目、

これといって補強らしい補強もしていなかったヌマンシアだったが

オーフェルマウスの暴れっぷりと

バレンシア、そしてバルセロナの２強の不発により

最終戦を前にリーグ３位という昨季を超えるありえない位置にいた。



監督「ドーシヨ!?(゜Д゜;≡;゜Д゜)コレ ドーシヨ!?」


オーフェル「落ち着いてください、監督。

　　　　　　ここで勝利すれば３位確定です。」


監督「３位って・・・チャンピオンズリーグ出れちゃうじゃん！！

　　　やばいよ。。。俺、いきなり名監督だよ。。。。」


ちなみに・・・これまでの彼の仕事は、ゴールシーンに一喜一憂することと

後半ロスタイムに戦術を変更することくらいだった。


監督「よし、、、まぁ、その、なんだ、、、お前らガンガレ！！」



・・・・やっぱり士気が上がらねぇな。



最終戦、ヌマンシアの前に立ちはだかるのは

勝ち点１差でヌマンシアを追走するビジャレアルだ。

序盤、ヌマンシアの怒涛の波状攻撃で早々に先取点を奪う。

それもそのはず、今日の２ＴＯＰは昨季の汚名を返上すべく

トケ＆モルドバンの土下座ブラザーズは、力の限りそそり立つ

ピンコ立ちブラザーズへと変貌を遂げていた。


・・・ゴール！！


魚住「( ゜д゜)ポカーン」



・・・ゴォォオォル！！



監督「((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル」



・・・ンゴォオォオォォォオオオル！！



魚住・監督・ヴィン「( ´д)ヒソ(´Д｀)ヒソ(Д｀ )」




そして試合終了のホイッスル。

終わってみれば４－０の大差での勝利だった。

強い・・・圧倒的な強さだ。。。

そう、俺の力はもう必要ではないくらいに。。。



控えの選手、監督、そしてヴィンセントまでもがベンチを飛び出し

超満員の観衆に手を振り応える。


観客「モルドバーン！！ナイスゴールだったぞ！！！」


観客「オーフェルマウス！！お前のおかげだ！！！」


観客「ジューン！！お前もよくがんばったぞぉ！！！」



暖かい、何て暖かい声援なんだ。

降格争いを演じても、優勝戦線に喰らい付いても、

ここのサポーターは変わらず声援を送ってくれる。

いつか、彼らに見せてあげたい。。。俺の力では難しいかもしれんが

このチームが優勝する姿を。。。



　ーシーズン結果　ヌマンシア３位ー

　－魚住　ジュン　２ゴール　０アシスト　平均評価点５．９－


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えーーー、３位です。
あのヌマンシアが３位。。。ありえねぇ(;´Д`)

ちなみに、今は次のシーズン中盤まで進んでいるのですが、
・・・監督、そりゃねぇだろ・・・＿|￣|○