□ Especiaに注目してみようと思う
先日、いつも自分のことをなにかにつけて“やっぱ、バブリー(世代)だわ”“アーバン好き”と小バカにする
堀江というのは心斎橋の西の問屋街で、近年急速に人気となったオシャレスポットらしい。そこのファッションを堀江系とかいってて、東京でいえば、裏原(宿)とか代官山とかって感じですか。
で、そんなオシャレ系発のアイドルだっていうから、どんな綺麗目の女子が揃ってるのかと公式ホームページに行ったら、なんとびっくり平城京(710年=ナントびっくり平城京)、これがいつの時代だよっていう奇抜過ぎるルックでして(あえて、スタイル、ファッションじゃなくて“ルック”を使いたい!)。
実は、80'sのディスコやニュージャックスウィング、AOR、フュージョンあたりの要素を採り入れた楽曲がコンセプトということで、その時代のバブリーで“デーハー”なスタイルをちょい2010年代風にアレンジした格好をしているらしい。とはいえ、どうみても“堀江系”ではないし、“しまむら”ファッション以下すらを感じさせるのですが、そこはプロデューサーというか仕掛け人が“あえて”狙ってみせたんでしょうな。
このEspecia、結構大阪では人気らしく、定期的にワンマン・ライヴもしていて、iTunes配信後はJ-POPアルバムランキング13位に入ったとか(iTunesのランキングの信憑性はともかくとして)。さすが、山下達郎の「BOMBER」を愛した土地、ダンクラ、ディスコあたりのサウンドには耳が早い。個人的にはずっと東京で江戸っ子風の気質が遺伝子的に組み込まれているからなのか、大阪や関西と聞くとちょっとすんなり受け入れ難く合わないと思うこともしばしばあるんですが、こういうノリで楽しんじゃおうという関西のフットワークの軽さはリスペクトに値するなあと。ま、リスペクトはそれだけですけど!(といいながら、お気に入りの芸能人が調べてみると関西出身が多かったりと、意外と嫌いじゃないんじゃないのかっていうツッコミはなしで……)
Especia「きらめきシーサイド」鳥取砂丘で踊ってみた
Especia「Twinkle Emotion」金沢駅もてなしドーム&鼓門で踊ってみた
Especia「ナイトライダー」横浜ベイブリッジで踊ってみた
なぜ鳥取砂丘なのか、なぜ金沢なのか……と謎も多いし、ダンスもグダグダ感満載ですが、サウンドはワクワクさせるものがあります。そこはこれらを手掛けるコンポーザー、Schtein&Longerの真骨頂というところなのでしょう。で、これらの楽曲が入ったミニ・アルバム(1stEP『DULCE』)は通常はライヴ会場での販売ということで、東京では売ってないらしい。個人的には配信ダウンロードはまだ馴染めない(というか今後も馴染めないと思う)ので、そのためだけに大阪に行くってのもないしなぁと思っていたら、新宿のタワレコには置いてあるってことで……買ってきました! 1000円だし。(爆)
いやー、いいですね。ダンクラ、ディスコ世代のハートをバキューンなサウンドですよ。(表現がもう世代を感じますな……)
歌唱力はまぁアイドルなのでってところもありますが、そこがまた80年代らしいっていうか。この『DULCE』、オリジナル4曲、インスト4曲の計8曲入りなんですが、インストがいい。ハミルトン・ボハノンやマイティ・ライダースを聴いた後でも充分続いてノレるクオリティですYO。(ちょっと言い過ぎたかもしれないですが…笑)いつか一度くらいはライヴにでも行ってみようかなと思ってみたり。と思って、そろーりとHPを物色していたら、
【東京ワンマン】Vamos a Especia
Guitar&Saxゲストサポート決定!!
OPEN/START:16:00/17:00
ADV/DOOR:2000円/2500円(1D別)
※オールスタンディング(整理番号付)
場所:高円寺CLUB LINER(http://www.club-liner.net/)
住所:東京都杉並区梅里2-9-11小池ビルB1
Lコード:78041(チケット発売1月20日10時~)
日時
2013/02/24 (日) 16:00 ~ 21:00
場所
CLUB LINER
ってていう情報が。
あれ、来月じゃないですか。さぁ、みんなで考えよーう!(クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!風)
どうやら、普段はそれなりにちゃんとした衣装もあるみたいですが。
□ 西寺郷太モード炸裂
個人的には門外漢なのですが、声優の花澤香菜(女性声優で人気1位らしい)のシングル「Silent Snow」を聴く機会がありまして。
こんな方。ふんわり系ですかね。1989年生まれの23歳らしいです。平成元年生まれですか……。JASMINEと同年ですね。Perfumeのあ~ちゃんとも一緒。宮沢リエが「ドリームラッシュ」をリリースしたりしましたね。ってことは、 権田とか大竹とか椋原とかとも一緒か!(どうでもいい情報だし、“ってことは”のつながりも意味不明)
はなざわさんというと、自分はどうしても“い゛そ゛の゛く゛~ん”と走り回るあのハナザワさんを思い出してしまうのですが、こちらはキュートな癒し系の顔立ちで人気があるのも解かるような気がします。ハイ。
その彼女の4thシングルのタイトル曲はいいとして(失礼きわまりない)、カップリングに「CALL ME EVERYDAY」という曲があったのですが、これがなかなかよかったりして。
花澤香菜 - CALL ME EVERYDAY
“もしもし?”みたいな会話風の語り掛けやほんわかとしたヴォーカルなど萌え要素満載なのですが、この詞世界とサウンドのマッチングが絶妙で。
で、調べてみたら、作詞はNONA REEVESの“ごーたま”こと西寺郷太。マイケル・ジャクソン関係でいまや大忙しの彼ですが、こういうスウィート・ソウル・ポップが好きなんだろうなぁということが伝わってくる詞でした。サウンドは“ROUND TABLE featuring Nino”で知られる北川勝利。この人は元ジャズ研究会らしいから、スウィング・ポップ感も含んだ曲風はお手のものってことなんでしょう。
途中には拙いけど胸キュンなラップ・パートが導入されているのですが、これを聴いたら、ちょっと『サイタマノラッパー2』のB-hackのアユムのラップを思い出しました。(当然、声質は全く違いますが)
「ワック!ワック!B-hack」
こちらよりも、アユムがソロで歌う(映画のエンディングで流れる「いつか♪きっと♪b-hack」のヴァージョンの方が近い気がしますが。
久しぶりに、『サイタマノラッパー』シリーズをDVDで観てみるかな!(だけど、そんな暇はあるのか)
以上です、キャップ。