始めたよ!一口馬主~チーム・ノーマンの挑戦~

競馬と少し距離を置いていたが、一口馬主を始めて、資金力が無いのに入れ込んでいるノーマンが書く備忘録

[シルク]グランプリエの16

2017-12-17 23:30:00 | 2016年産出資馬

グランプリエの16牝[シルク]

1口3万円/総額1500万円
関西・藤岡健一厩舎予定
父ヴィクトワールピサ
母父Footstepsinthesand

配合の累代は、ヴィクトワールピサ×Footstepsinthesand×Kingmambo×Irish River×Lyphard。
クロスはMr. Prospector4S×4D、Halo4S×5S。


シルクの第1次募集の中間発表を見て、1頭は取りたいと思って追加したのが、グランプリエの16。
その結果、満口にならずに出資が確定した。

母グランプリエがグレンツェント牡4の半姉で、グレンツェントの姪にあたる。
配合派ではなくて血統派なので、出資愛馬の近親として出資候補に上がっていた。

それでも、第1次で申し込まない方向で考えていたのは何故か?

そもそも満口にならないだろうと思っていたのがある。
ただ、他にも理由があって、それを書いておきたい。


血統屋の望田潤氏がヴィクトワールピサ産駒で最も走るパターンとしているのが、ナスフリートのクロスを持つ牝馬。

ナスフリートとは「NasrullahとCount Fleetの組み合わせ」のこと。
ナスフリート血脈としては、Gold Digger (Mr. Prospectorの母)、Mill Reef、Riverman、Fleet Nasrullahなどが挙がる。


グランプリエの16について、出資確定後に自分が書いていたのが、

「血統表を見るとMr. Prospectorのクロスがあるけど、個人的には、Mr. Prospectorのクロスを作らないで母からナスフリート血脈を入れた配合の方が好みかな。」

ということ。

これは好みの問題で、そんなに気にする点ではない。

グランプリエの16は、母からGold DiggerとRivermanの2本のナスフリート血脈を取り入れていて、走るパターンになっていると思う。


気になったのは、『激気性』と称されるWild Riskという血脈の多さ。

グレンツェントは、Wild Riskを父と母からそれぞれ1本ずつ受け継いで、それらをLe Fabuleux≒Worden5D×6Sというニアリークロスでまとめている。

そのため気性面の危うさを垣間見せたものの、牡馬ということもあって気性の問題をクリアして、斬れが表出している。

┌ネオユニヴァース   Worden6S
グレンツェント
└ボシンシェ    Le Fabuleux5D
   Wild Risk 6D×7S


対して、グランプリエは父から2本、母から3本受け継いでいる。
牝馬ということもあり、気性面でのリスクが大きいと考えられる。

 ┌ネオユニヴァース  Worden7S
┌ヴィクトワールピサ
│└△         ヴィミー7S
グランプリエの16
│┌○    Blushing Groom5D×6S
└グランプリエ
 └ボシンシェ   Le Fabuleux6D
   Wild Risk 7D×7D×8S×8S×8D

気性面のコメントを注視していく必要があるなぁ。
超〜激ギレ娘だったら、どうしよう(笑)