杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

忙中閑話  小泉首相関連

2006-09-13 22:19:18 | Weblog
忙中閑話 (小泉首相)

何故、こういうことが話題にならないのだろうか?
いずれも産経新聞が小さく書いていたことであり、それが何時であったかも記憶に無いが私には忘れられない。

その1.私は6月9日のブログで「首相訪米時の米議会でのスピーチ」と題して、あたかも小泉首相がスピーチを断ったかのように理解しブログに書き、首相官邸にもメールをいれた。この件については官邸からは受け取ったとの確認もなく、若干奇異に感じてはいた。果たして、官邸は事実を知りながらこれを公にしなかったのか、返事が出来なかったのか知るよしも無いが、結果として後日私が知ったのは以下である。
米議会でのスピーチを求めたのは小泉首相であった。しかしながら、米議会議長からかある特定の議員からかは忘れたが、靖国問題に注文がついて小泉はこれをよしとせずあきらめたと聞いた。それなら、小泉の立場は理解できる。言論の自由の国アメリカが、言論の自由を封じようとしたのであるから。
小泉首相には小生が誤解していたことを、お詫びせねばならない。

その2.何故ブッシュは小泉を信頼したか!これも何時だか忘れたが、小泉・安倍でアメリカを訪問したときにブッシュが安倍に言ったことだそうである。
「小泉を信頼できると思ったのは、彼が自分の言葉で私に喋るということである。首脳の中には、私と会うときに書いたものを読み上げる者がいるんだ」

その3.小泉がアメリカのイラク攻撃をいち早く支持したには裏があった。
今回のイラク攻撃に当たってはあたかも国連決議なしに、アメリカが一方的に行ったかに見えるが、1991年のフセインのクウェート侵攻時の国連決議は生きており、新たな国連決議が無くても、国連軍がイラク攻撃をすることには不都合は無かった。出来れば今一度、国連決議があれば望ましい程度の話であった。小泉は諸外国首脳が口を開かぬ中で、ブッシュに、国連決議が今一度取れることが望ましいと言った人物であったようである。
だから、その後アメリカがイラク攻撃を始めたときにいち早くアメリカ支持を打ち出したということのようだ。最終的かどうか分からぬが、いまのところイラクで大量破壊兵器は見つからないし、そもそもそんな物は無かった、間違いであったようであったなら、何故イラクは査察を認めなかったのか?仏・独がアメリカに反対し、イラクの肩を持ったことで査察なしでもいけるという誤解をフセインに与えたというのが、フランスでさえ認めた後日談のようだ。