山の楽校~徳島新聞カルチャースクール~

「山歩きトレッキング講座」「初歩から楽しむトレッキング講座」
    参加の皆さんの山行レポートです♪ by JOIN

2008/2/23(土)石鎚山

2008-02-25 | 参加者レポ
徳島新聞社カルチャースクール『山歩きトレッキング』参加者レポート
石鎚山 1982m


レポート/寺本さん,写真/マスター
ご協力ありがとうございました。


■日程:2008年2月23日(土)

■参加人数:9名

■行程

ジョイン4:55⇒⇒ハイウエイオアシス6:00⇒⇒6:45西条IC⇒⇒6:55鴨川橋⇒⇒7:25石鎚登山ロープウェイ乗り場8:00・・・・8:10山麓下谷駅 ~~8:30山頂成就社駅・・・・9:10成就社9:30・・・・10:00八丁鞍部・・・・10:20小休・・・・11:10前社ケ森小屋11:20・・・・11:45夜明峠・・・・11:58【1712m】小休12:10・・・・夜明峠・・・・12:35前社ケ森小屋≪昼食≫13:10・・・・13:45八丁鞍部・・・・14:00成就社14:50・・・・15:10山頂成就社駅15:20~~15:30山麓下谷駅・・・・15:35駐車場15:50⇒⇒16:20武丈の湯温泉17:00⇒⇒17:10西条IC⇒⇒17:50ハイウエイ オアシス17:55⇒⇒18:55ジョイン


■レポート

全員そろって、少し早めの出発。 西日本最高峰“石鎚山”へ..............。

天気は・・・、小雨が降ったりやんだり。。。

ロープウェイ乗り場駐車場で準備中、大粒の雨×××。 風も強くなり、山頂成就社駅へ。

朝早くからロープウェイは満員です。






  


山頂駅に着くと、雨は雪に変わり、吹雪の中を成就社に向かう。

神社前広場にてストレッチ.....、マスターよりアイゼンワークとピッケルワーク。

説明を受けて練習をし、神門をくぐり出発。








   


途中、幾度となく強い横殴りの風と舞い上がる雪・・・。 痛いほど頬に当たる雪の粒・・・。

目も開けられず風に飛ばされそうになりながら治まるのを待ち、足元に注意し前社ケ森小屋で休憩。


夜明峠付近から、今までの天気が嘘のように晴れわたり、左手に瓶ケ森、子持権現山、筒上山、

岩黒山などなど。。。

前方には石鎚山が大きく聳え、辺り一面霧氷の花が咲き、風のない所で小休止..........。




 
 


ここでタイムリミット・・・。 残念です・・・。 引き返すことになりました。

雪の弥山、天狗岳、霧氷の花....、写真におさめ、目に焼きつけて、何度も振り返り振り返り.....。

前社ケ森小屋で昼食。

成就社へ無事戻り、中宮社本殿に参拝。 遥拝殿からの神々しい石鎚山は美しくとても印象的でした。






  



冬の雪山は・・・、

雪洞訓練をするグループ...、小屋の下でテント泊をするグループ...、

下山途中にはこれから山へ向かうグループ...、

ただ頂上を目指すだけではなく、それぞれ色々な楽しみ方があるようです。


下山後、武丈の湯温泉にて、ゆっくり冷えた体を温め、疲れを癒し、帰途に着く。



今回、雨から雪へ・・・、吹雪と強風・・・、

めまぐるしく変わる天候に悩まされましたが、晴れわたる青空に輝く石鎚山・・・、

石鎚山系の山々の素晴らしい眺めに感激!! 感謝の一日でした。

マスター、リーダーをはじめ、皆様お世話になり、ありがとうございました。











2008/2/9(土)伊予富士

2008-02-12 | 参加者レポ
徳島新聞社カルチャースクール『山歩きトレッキング』参加者レポート
伊予富士


レポート/寺本さん,写真/マスター
ご協力ありがとうございました。

■日程:2008年2月9日(土)

■参加人数:7名

■行程

ジョイン5:50⇒⇒6:50吉野川ハイウエイオアシス⇒⇒7:40いよ西条IC⇒⇒8:10一の谷やたか⇒⇒8:30寒風山トンネル登山口9:20・・・・11:00桑瀬峠 稜線11:20・・・・12:10登山口12:30⇒⇒13:00木の香温泉14:00⇒⇒14:50入野PA⇒⇒16:40上板SA⇒⇒17:20ジョイン


■レポート

前線を伴った低気圧が日本の南海上を通過した影響で雪が降り、

積雪は寒風山トンネル登山口で10cm。

まだまだ重たい雪が間断なく降り続いている。

この分では、上に行くほど大雪になっていると見て間違いないだろう。。。

頂上まで行けるかな.......?


ともかくマスターを先頭に出発。

樹林帯ではまだ雪は少なく、雪をかぶった木々や笹が美しく見えた。

Aママにかわって先頭に立った時は、自分が新雪に新しく道をつけているんだな・・・

と思えて気持ちよかった(^-^)


ここら辺りまでは、まだまだ雪を楽しむ余裕があった。

ところが、だんだんと雪が深くなりトレースの痕跡も定かでなくなり、ついに道が消えた。

Hリーダーとラッセル交代。

しばらくして列が止まった。 どうしたのだろう???

桑瀬峠はもうすぐそこなのに!!!







  


この先 危険!! 雪崩の恐れあり!!!


雪山がそろそろと牙をむき出してきた。

登山道は山側に巻き込んでいて、しかもその上の雪面には何本もの亀裂が走っている。


.......なるほど、こういう所が雪崩の危険地帯なのか.......。

ここは尾根まで直登するしか手がない。 マスターもすぐ同意した。

その直登があにはからんや、大苦戦を強いられることになった。

Hリーダー、Aパパ、マスターが雪まみれになり、悪戦苦闘のラッセル...、ラッセル...。

奮闘すること数十分...、時間ばかりが無情に過ぎていった。


稜線では、つむじ風がビュービュー吹き荒れ、雪が舞っている。 やっとこさ、稜線に出た。

寒くて指先がかじかんでくる。 

時計を見ると11:00......このまま進んでも、この先の厳しさは想像にかたくない。

頂上までは絶対ムリ!!

・・・ということで、今日はここまで。 一も二もなく帰ることにした。

12:10登山口着。





 


13:00木の香温泉

サウナ、大浴場、露天風呂.....、たっぷり堪能した。

早々とギブアップしたみたいで心残りはありますが、大雪には勝てません。


たまには、こういう日もあっていいでしょう。 皆様、お疲れさまでした。