試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3700形3817[3818F] 5次車 中期仕様 FS-547台車色変更,座席部品更新 (3707[元3708F] 台車相互振替)

2017-09-10 21:35:41 | 京成線:3700形
馬鹿力。

グリーンマックス製京成3700形3818F中期仕様(3818F)のFS-547台車色変更は最終入場車の3817を迎える。
3816の動力ユニット振替前に上野寄ビス締結が緩いと判明した。
台車交換と座席部品更新を並行するためTR-180床板用座席部品を予め用意している。


京成3700形3817 5次車 中期仕様(3818F)。

3816ではコアレスモーター搭載動力ユニットのモーターカバー修正を行った。
隠蔽度は高められたが作業性が極端に悪く予想より時間を割かれてしまった。
その点座席部品交換は自分の失策も絡みある程度の施工例がある。
結果的に入場順を入れ替えたのは正しい判断だったと思う。
3817と同時入場するのは3707元登場時仕様(元3708F)である。
作業終了と同時に元3708Fも全車FS-547(047)灰色成形台車への交換が終了する。
3708F復帰への準備は最低限整う状態になる。
長期休車は避けたくプロトタイプ選定の時期に来ていると思う。


入工中の3707,3817 (元3708F,3818F)。

3707用TR-180床板に不具合は見られなかった。
元3708Fで大幅な修正を要したのは3705の床下機器部品再装着だけに留まった。
座席部品センターピン部破損車は0両だった。
やはりTNカプラーSP化入場時の増締め廃止が影響したと思われる。
3818Fでは座席部品更新対象になり得た車両も要注意指定とし取り敢えず竣工させた。
2個モーター搭載動力ユニット搭載のまま再出場した3818Fとは様々な箇所で分界点があったらしい。


ビス山が崩れた上野寄座席部品センターピン部(3817用)。

3817用TR-180床板は上野寄センターピン部のビス山が崩れていた。
亀裂までには至らなかったが底面の捲れが激しい。
どうやら増締めが命取りになった模様である。
TR-180床板は2両分の予備品を確保しており出番が巡ってきた。
本来は京成3150形のライトスイッチを車外から操作出来ないか試行する目的で入手した。
座席部品を転用しても台枠は残るため試作には問題無い。
しかも妙案が浮かばない現在では3817の復旧にちょうど良かったと言える。
予備品からは座席部品のみ転用しその他は全て流用とする。
交換用座席部品はランナーから切り出すのみで加工は不要だった。


TR-180床板用座席部品 (破損品,予備品)。

更新用座席部品にはビス山が無く台車取付時のビス締結が最重要工程となる。
ここで失敗すると1から出直しとなり全く意味が無くなってしまう。
上野寄,成田寄共にドライバーの回転が止まる箇所まで慎重にビスを締めた。
台車旋回ストッパーは機能しており一応装着に不備は無いと思えたが何処か不安が残った。
念のため3707と台車締結具合を比較している。
結果アプローチアングルは大凡同等に至り座席部品更新はようやく成功の手応えを得た。


完成した3817用TR-180床板一式。

最終項目の妻面窓セルの耐久試験へ移行した。
両妻面窓とも綿棒の押力に負けず新たな固定措置は必要無かった。
グリーンマックス製3400形,3700形は全て同一の装着方式が採用されている。
塗装済キットが出自のせいか各窓毎に独立したセルのため思わぬ弱点になったと思われる。
個体差が生じるのは当然であり今後入場機会に合わせ各編成の対策を進めたい。




3817(FS-547台車色変更:台車交換,座席部品更新)。

座席部品更新を伴った3817もFS-547サックスブルー成形台車へ変更された。
3817の竣工で3818Fは再出場となる。
予定では既に再出場しているはずだったが様々なマイナートラブルが待っていた。
ただ各部品の状況が掴めた上に新たな弱点も判り意味のある作業遅延だったと考えている。

この記事についてブログを書く
« 京成3700形3816[3818F] 5次車... | TOP | 京成3700形3818,3811[3818F] ... »