試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

JR103系習志野電車区317F [Tc259] クハ103形前面窓金属押え面支持化改造車組込編成

2014-05-20 21:40:58 | 国鉄/JR103系出場:総武・中央線
誘爆。

KATO製JR103系クハ103-259(ラシ317F:Tc259)はクハ103-260(ラシ305F-2)と都度組合せるつもりだった。
大阪環状線LOT前面窓セルを装着し行先表示類も[17C 津田沼]とクハ103-260に揃えて竣工させた。
しかし広幅Hゴム支持再現の違和感が物凄く伝わってくる。


JR103系ラシ317F (1997/7)。
[ラシ317F]:Tc259-M402-M'558-T440-M470-M'626-T472-M403-M'559-Tc260

クハ103-259は前面窓天地が狭く見えていた。
黄色5号でもおかしさが漂っておりメーカーが前面窓セルを小変更したのも無理はない。
前面窓傾斜の設計を誤ったのが違和感の元だと思う。
金型を改修せずにイメージを取り返したのがツヌ315F(Tc213→ラシ315F-1)だった。
つまりクハ103-259に嵌め込んだ前面窓セルは金属押え面支持用として活用しないと違和感を生むと言うことらしい。


クハ103-260,クハ103-259 (ラシ305F-2,ラシ317F)。

そこで新たに回着したクハ103-214をクハ103-260(ラシ317F)へ改番した。
そしてクハ103-259から取り外した前面窓セルを金属押え面支持化し嵌め込んでいる。
クハ103-259はクハ103-260導入時の前面窓セルを嵌め込み灰Hゴム支持に復した。
ラシ317F組成のため先ず中原区からの借入車扱いとしたKATO製モハ103-445+モハ102-601を再改番する。
更に中古製品4両を投入し改番の上10両編成化した。
この中原区借入車と組んでいたグリーンマックス製のモハ103-93+モハ102-132はミツ6F(Tc93)へ復帰させ12両管理に戻している。
クハ103-260は外観上ラシ305F-2と同形態になり区別が付かなくなるためラシ317Fの運行番号を[45C]表示へ改めている。
[津田沼]幕を変更しなかったのは低運転台専用ステッカー作成の経緯に拠る。
代えても良かったがせっかくの専用ステッカーが勿体なくて剥がせなかった。
出場したラシ317Fはラシ315F-2の先頭車の前面窓支持が逆になっただけにしか見えない。
しかしそこが拘りと言うものである。
そもそもクハ103-259とクハ103-260は前面窓支持の差異しかなく仔細に見なければ気付かれないと思われる。


クハ103-213,クハ103-259 (ラシ315F-1,ラシ317F)。

晴れてラシ317Fとして出場の目処がついたが全ての始まりはクハ103-231で余計な事をしたからだった。
バリエーション強化に打って付けだと思われたクハ103-231はかなり地雷だったらしい。
クハ103-231が竣工した後に入手できた1988年現在の編成表でクハ103-235,クハ103-236(ラシ327F)の存在に気付いた。
しかし最早手遅れでクハ103-231のために都合14両が増備される結果に唖然とした。
しかしここまでバリエーションが増えればプロトタイプ候補切れも間近である。
103系再編計画も一段落し今後は既存編成の底上げが主体になるだろう。

初掲:2014年11月29日
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