今日で7月も終わり。
8月になると 夏真っ只中、という感じですね。
公園では 私の頭より高いところで 向日葵が咲いていました。
この暑さでは 着ていて涼しいのは麻の着物ですが
見た目の涼しさには 絹の薄物に軍配が挙がりそうです。
羅、紗、絽・・・ 違いは分かりますか?
詳しくは8/4のメルマガに書く予定ですが
見た目で見分けるには・・・
これが「羅」
3本以上の経糸を絡ませて(もじる、と言います)
織り目が網のように斜めになるのが特徴です。
これが「紗」
隣り合う2本の経糸を左右交互にからませて織り
全体に透けた感じになります。
これが「絽」
何段か平織り(隙間が無い)をして もじり織と平織りを交互に行うので
横に透き模様に見えます。(縦のものもあります)
透けた部分がなんとも涼しげですね。
夏だけの ちょっと贅沢なお楽しみです。
今日のさくらこ。
グレーの千鳥格子小千谷に
麻の縞八寸帯。
この帯は 関西手にしないとピンクの部分が
前に来ないので
たまにしかしない 関西巻きにしたら
ちょっとユルユル・・・
帯揚げは水色と黄色のぼかし。
帯締めは 紺のオダマキ
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