どうやら、今、HSでは、天照大神(霊言)が、日本人に対して、厳しい警告をし、悔い改めを迫っているらしい。神罰をちらつかせてさえいるらしい。
これはいつものことではあるが、それにしても、大川隆法さんは一体、何を考えているのだろうか?
この時期、日本人に対して、不幸の予言を繰り返し、危機をあおり、不安と恐怖を増大させるのはどうかしているのではないか。
今は、鞭を振り回すべき時ではなく、希望と癒しを与えるべき時だとは考えないのだろうか。厳しい叱責ではなく、愛を語るべき時だとは考えないのだろうか。
たとえば、今こそ、次のようなことを繰り返し強調すべきではなかろうか。
神々は、
どんな時も人々を見捨てないこと、
心から人々の幸せを願っていること、
苦しんでいる人、悲しんでいる人たちを決して一人ぼっちにはせず、必ず傍に寄り添い、共に苦しみ、悲しんでいること、
不幸にして亡くなった人の霊は、天国に導くべく奔走していること、
大変な悲劇があったとしても、それは永遠に続くものではなく、いつかはきっと幸福な未来が訪れること、
どんな時にも希望は失わないでほしいこと、
天上界は愛によって調和され、不和や対立は存在しないこと、
などなど。
「北風と太陽」の話を思えば、厳しい警告や不幸の予言よりも、希望と癒しと愛の方が、人の心を良い方向に導くものなのだろう。教団内では、おそらくは、不幸の予言などよりも、愛と希望と癒しが多く語られてはいるはずだとは思うけれども、もっともっと後者を強調した方が、教団内、外の人々の幸福に貢献できると思う。