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遺伝子組み換え作物は「安全」 米科学アカデミーが報告書

2016-05-25 18:59:39 | 遺伝子組換え、操作・ライフ科学

  

【ワシントン=川合智之】米科学アカデミーは17日、遺伝子組み換え作物は人間や動物が食べても安全だと結論づける報告書をまとめた。

過去20年 間の約900件におよぶ研究成果をもとに包括的に評価した結果、

がんや肥満、胃腸や腎臓の疾患、自閉症、アレルギーなどの増加を引き起こす証拠はないとし た

 報告書によると、遺伝子組み換え作物は収量には影響しないが、害虫や雑草から収穫物を守り、

農薬の削減や農家の収入向上などの効果がある。

遺伝子組み換え作物と野生種の交配による危険性は確認されなかった。

  日本や欧州では食品に遺伝子組み換え作物を使う際に表示義務を課しているが、

報告書では「表示義務化は国民の健康を守るために正当化されるとは思われな い」と指摘。

ただ「製品表示には食品の安全性を超える意味がある」として、社会的、経済的に幅広く検討する必要があるとした。

 遺伝子組み 換え作物は遺伝子を人工的に改変し、害虫や病害への抵抗や生産量などを高めたもの。

1990年代から米国などで栽培が本格化し、現在は米国でつくる大豆やト ウモロコシ、綿の9割超が遺伝子組み換えとなっている。

消費者の「健康への影響が不透明だ」との声を踏まえ、米の一部の州でも表示義務化を法制化する動き が広がっていた。

2016/5/18

National Academy of SciencesNAS

NASの人間の健康への影響の部分だけ翻訳

↓ ↓           

人間の健康への影響
委員会は慎重にGE作物由来食品の消費に直接起因する健康への悪影響ついて説得力ある証明をするために、

利用可能なすべての調査研究情報を探し出しましたが該当するものはありませんでした。

現在市販されている動物やGE食品の化学組成に関する研究を用いた研究は、

非GEの食品を摂取している人に対して、

GE食品の摂取が人間の健康と安全に対して高いリスクを取り込むという明確な差異はありません。

長期疫学的研究は、直接GE食品の消費量に対処していないが、

利用可能な疫学データは任意の疾患または慢性症状とGE食品の消費量との因果関係を示していません。


この報告書をは過去20年に蓄積された調査研究からの結論です。

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「遺伝子組換えでない」と表示のある加工品を購入していますが、

表示のないものや、判らないものも多いし(とうもろこしの加工品の菓子類とか、豚やニワトリの餌とか)、

外食の場合、食材の産地や、遺伝子組み換え作物を使用してるかどうか、について全く判らないので

結構食べてしまってると思います。

20年間の調査、研究からの結論ですが、

人間の寿命を考えると20年のデータでは結論を出すのはどうなの?って思います。

今現在は影響は出ていないですが、わたしはヒトの遺伝子に何らかの影響があるんじゃないかと不安を感じます。

2世代、3世代と遺伝子は引き継がれていくので、どこでヒトに変異はおこるかわからないじゃないですか。

作物の安定供給や農薬の使用が抑えられるということではメリットはありますけど。

自然の摂理をこわしていいのかな~ 神にそむいていいのか、と思います。