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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

眞鍋監督1/3『私はカリスマではない』

全日本女子バレーボールチームの真鍋監督の講演会に参加しました。
僕自身、中学、高校、大学、社会人でもバレーボールをやっていたので、
もちろん興味津々で、こんな機会はなかなかないと本当に楽しみでした。
また、この講演会は保護者から案内をいただき知ることとなり、貴重な
話を聴く機会をいただいたことに感謝いたします。
以下、自分の覚え書きとともに、興味をお持ちのブログをご覧の方々の
参考になればと、昨日の話を思い出しながら3回に分けて書いてみます。

会場は同志社女子大学の今出川キャンパスで、栄光館という歴史のある
建物です。女子教育という観点から、女子大での女子チーム監督の講演
会が実現したのだと思います。

眞鍋監督が大切にしていることの一つ目は、『私はカリスマではない』
ということでした。
眞鍋監督と言えば、高校大学社会人と名門出身で何度も全国制覇をし、
全日本にも選ばれソウル五輪出場、さらに新日鉄時代にはプレイング
マネージャーを経験したりイタリアセリエAのパレルモとプロ契約し
プレーしました。選手から見れば、この経歴を聞くだけで間違いなく
カリスマですよね。
しかし、監督になって改めて監督の権限が非常に強いバレーボールの
世界を再認識し、「選手が監督の顔色をうかがってプレーしていては
勝てない」ということで、選手とは徹底的に話し合うなど意思疎通を
図ることを最優先に考えコミュニケーションを大切にしてきました。
また、これまでの全日本はトップダウンだったため、コーチ陣も監督の
いう通りに動くだけという体質があったそうです。こちらも意思疎通を
図る一方で、ディフェンス、ブロック、戦術などの専任を決めて分業
体制に変えることで、各コーチの責任感と意欲の増大につながったと
いうことです。
最後に、キーパーソンを押さえるということ。監督就任当時のキャプ
テンである荒木選手、司令塔の竹下選手のほか、トラブルの多い〇〇
選手の3名をとくに気をつけていたそうです。(最後の一人は講演会で
名前を聞きましたが、ここでは名誉のために名前は伏せておきます。)

片手にiPadの眞鍋監督ですが、一番大切にしていることはデータでは
なくコミュニケーションでした。個人的には、この眞鍋監督のマネー
ジメントは、体罰で揺れた日本スポーツ界に大きな影響を与えている
のではないかと思います。
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