試合終了の瞬間、中日ベンチが歓喜に沸いた。祝福された松坂は「みんなの笑顔を見られて、僕も笑顔になった」。6回1失点。3度目の先発でつかんだ今季初勝利は、国内では西武時代の2006年9月19日以来の白星。チームの連敗を4で止める114球の力投だった。
毎回走者を許したものの、直球やカットボールを軸に強打のDeNA打線を抑えた。
最大の窮地は五回だった。1死満塁で4番ロペスを迎えると、外角球を引っ掛けさせて三ゴロ。福田が本塁へ投げて2死とした。
5番宮崎には押し出し四球を与えたが、松坂は「長打を打たれるより、1点はあげてもいい」。続く梶谷をチェンジアップで一ゴロに仕留め、最少失点で切り抜けた。日米通じプロ20年目の経験を生かした。
満員のファンに迎えられたお立ち台。「久しぶりの勝利を味わえた。本当に最高です」と口にした松坂の視線は、既に前へ向いている。「チームも僕もまだまだ。きょうという日をきっかけに、もっともっと上へ行けるように頑張りたい」。37歳の新戦力が、この日の投球と同様、チームメートを鼓舞した。
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