【MLB】イチローが適時打含む2安打、史上38人目の通算500盗塁も達成！

　マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が現地29日、敵地で行われたミルウォーキー・ブリュワーズ戦で、史上38人目となるメジャー通算500盗塁を達成した。

　この日、1番センターで先発出場したイチローは、初回にライト前ヒットを放って出塁すると、続くマーティン・プラード三塁手の打席で二盗に成功。さらに9回には、2死二塁の場面でタイムリーを記録し、4打数2安打、1打点、1四球、1得点、1盗塁の成績だった。

　マーリンズは、先発のアダム・コンリー投手が8回途中までブリュワーズ打線を無安打無失点に抑える見事な投球を披露した。しかし、コンリーのあとを受けたホセ・ウレナ投手が9回2死二塁から3連続タイムリーを許して3失点。代わった守護神のA.J.ラモス投手も、満塁のピンチを招いたが追加点を与えず、6対3で逃げ切った。

　コンリーは今季初白星（1勝1敗）、ラモスが7セーブ目をマーク。一方、打線はジャスティン・ボア一塁手が、2本塁打を含む4打数3安打、5打点でけん引し、マーティン・プラード三塁手も5打数3安打と活躍した。

　マーリンズのドン・マッティングリー監督は、8回2死一塁の場面で球数が116球に達したコンリーを降板させたことについて、「完投できないだろうことは分かっていた。我々が彼に最後まで投げ切らせるつもりが無かったからね」とコメント。コンリー自身も、「8回を迎えるとき、すでに100球に届こうとしているのを知っていた」と述べ、降板を覚悟していたと明かした

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