ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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サーバとPC

2010-09-03 23:59:04 | IT(その他)

以前いた会社ではテクニカルサポートの仕事をしていました。そこに就職したときには、お客様環境での現場経験というのはありませんでした。そこに入社して、最初に先輩に質問したことを今でも覚えています。それは「サーバとPCってどう違うんですか?ちょっと調べてみると、同じCPUクロック周波数、同じメモリ容量でも、だいぶ値段が違うような気がするんですけど・・・」ということです。

そのとき先輩はきちんと説明してくれました。「(まずざっくりいうと)PCとは違って、24時間365日動く前提のサーバは、当然それだけハード的に壊れにくいしくみになっている。(一概にはいえないけど)電源の2重化など、冗長化とかそういう部分にも気をつかったつくりになっているんので、いわゆるパソコンよりは高い」ということです。なるほどね・・・。

確かに今探してみても、似た説明、というかもっと詳しい説明だと富士通さんのサイトとかにもありますね。http://primeserver.fujitsu.com/primergy/catalog/tx120/concept.html

で、なんでこんなことを思い出したか、ということですが、確か当時、注力する製品の新規サポート体制を立ち上げるために、検証環境なども充実させよう、という話になりました。そのときに必要になるサーバやネットワーク機器、ソフトウェアなど、ひととおり見積もって稟議をとる、というように先輩が動いていて、新人にぢろーらもにはDellさんのオンライン見積もりでサーバの見積もり額を出すように指示がありました。そのときはインストールするアプリケーションなどから、余裕をもってスペックを決め、どのサーバにしたらいくらくらいかかるか、というのをざっくり出してみた形ですね。

そのほか、Solarisの比較的リーズナブルだったりとかいろいろいれて、確か110万円強の稟議になったと思います。連携製品毎にサーバいれてたからそんなものかもしれません。

ぢろーらもは「IAサーバはデュアルブートとかにすればもっとサーバの台数少なくできるのでは?」と先輩に提案しましたが、先輩は笑うだけで相手にしてくれませんでした。ただ、今考えると、どういう意味だったのか・・・というのが疑問に残ります。もちろんこちらが新人だったので、というのはあるんですが、あまり「製品サポート」をいう観点がなく、「デュアルブート環境じゃ本当の検証とはいえない」みたいな頑ななポリシーがあったのかもしれませんし、「製品サポートであればマルチブートにすればいいのはわかっているけど、まずはある程度高い額で稟議を通して融通がききやすくしたい」と思ったか・・・。どのみち、コストパフォーマンスを考えたらどっちもなしですよね・・・。

結局、そのまま稟議は出したものの、結局稟議が通ったのは「他の製品の検証と連携できる」ある程度メジャーどころのファイアウォールのみで、こちらからだしたサーバの稟議はすべてはねられました。結局、普通のPCで同じ環境作ることになりましたね・・・、まあ、負荷テストとかやるわけじゃないんだったらそれでもいいんですけどね。

そのときは「なんで稟議通さないんだろう?本当に本腰いれてやる気あるのか、この会社??」と思っていましたが、今考えると、「無駄なコストはかけるべきではない。限られた予算の中で最大の効果をあげることが重要」というのが感覚的にはわかるようになりました。その後の先輩の指示も、今考えても納得できるものから、今考えると「なんだかなぁ・・・」と思うものまでいろいろでした。でも、「教えてくれた相手の立場に関係なく、何が正しいかを自分で考えてみる」ということを思うようになったので、それはプラスだったのかな・・・と思ってます。


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シャトーテル赤根崎

2010-09-03 01:19:27 | うんちく・小ネタ

現在、静岡県の熱海で、「オーシャンビュー赤根崎」というリゾートマンションが売り出されています。わたくしは別にここのまわしもの、というわけではございませんし、今回は宣伝するわけでもありません。

なんでここの話題をあげてみたくなったのか、といいますと、ここはもともと「シャトーテル赤根崎」というリゾートホテルでした。リゾートマンションになってからは車で通り過ぎるだけで訪問したことはないのですが、まだリゾートホテルだったころ・・・そうですね、主にはぢろーらもが小学生の頃でしたが、毎年定番で家族、親戚と2泊3日くらいでここに泊まっていました。30年近く昔の話になりますが、未だに夢で見ることがあります。

ものごころついてから最初に印象に残っているホテルなので、けっこう印象は強いです。まあ、「子供の視点」なので、「じゃあ、行ってみようかな・・・」というのとは関係がないとは思いますが・・・。ということで、印象に残っていることを思いついたままあげてみます「(^^;

当時、最寄りの駅がJR大森駅だったので、本来なら京浜東北線で川崎駅までいって東海道線に乗ればいいのですが、確実に座るために、一旦東京駅にでて始発に乗っていました。「おどりこ」とかではないので、熱海駅まで正味2時間かかります。えらく遠いイメージがあったな・・・。

熱海駅からは駅前のレストランで食事してからシャトーテルさんの送迎バスでホテルまで行きます。ここは13階建て(だったかな?)の建物ですが、入口もフロントも9階にある、というのが印象的でした。だって、デパートだったり普通の建物だったら、入口は1階、せいぜい2階ですよね。9階って・・・というのが不思議でしたね。ちなみに1階からは海岸に出れるんです。あんまり印象に残ってないですけど、今だったらすごく楽しんでただろうな・・・。

建物も本館、別館、南館など、けっこういろいろなところに分散してました。13階建てなので、どこに泊まれるかというのもまたそのときによって違って楽しみでしたね。

食事もだいたいパターンが決まってました。ぢろーらもは今でもきゅうりと生トマトが苦手、というのは公言(?)してますが、小学生のころは「お肉大好き、野菜全般嫌い。魚介で食べれるのは海老フライのみ」という、超問題児でした。なので、パターンとしては「1日目は祖父母にあわせるために和食。2日目は洋食」というようなパターンでしたね。

当時は和食のおいしさなんかわかりゃしませんでした。そもそも刺身なんて食べれませんでしたし・・・。今だったら、「海沿いのホテルでお刺身が食べられる」と聞いたら、目の色変えて飛びついちゃいますけど・・・(笑)。

なんだかんだで一番印象に残っていること、それは「7階にけっこう広いゲームセンターがあったこと」です。ボーリングとか卓球、スマートボールなどもあったのですが、ぢろーらもはもっぱらテレビゲームでしたね。ドンキーコング、パックマン、ギャラガ、マリオブラザーズなど、やりまくってました。それが一番印象に残ってます。ぢろーらもが小学校4年くらいのとき、ようやっと「ファミコン」が普及しはじめました。ファミコン買ってもらえたの自体も小学校5年のときでしたし、そのあともファミコンとアーケードのゲームはけっこう違いがあったので、やっぱり「アーケードゲームをやりたい」ってのはありました。

今考えるとぢろーらも母や祖父母には申し訳ないんですけど、ぢろーらもは「旅行=ゲームができる」だと思っていました。しかも、当時は今と違って歩くのが大嫌い、運動が大嫌いだった超軟弱児ぢろーらも、2日目の理想は「外に一歩も出ないこと」でした。当然そんなぢろーらもを置いていくわけにもいかず、ぢろーらもに付き合ってくれたぢろーらも母には申し訳なかったな、と思います。今だったら、いくらでも観光に付き合ったんですけどねぇ・・・。

あとは、ホテル内で「スタンプリレー」やってて、それで景品もらったのも覚えてます。「ザンボット3」かなんかだったかな・・・スタンプリレーをやった、という印象以外はあまり覚えてないです・・・。

そういえば、泳ぎが苦手だった(さして今も得意ではない)、というか、水に顔をつけられなくて水泳の授業でも大変恥ずかしい思いをしていたぢろーらもが、母親に泳ぎを教えてもらったのもシャトーテルさんのプールでした。ここは確か屋内と屋外両方にプールがありました。小学校は大田区立入新井第二小学校というところに通っていました、そこのプールの級で「9級」という級が一番下で、基準は「潜れる」だったのですが、1年生の夏休み前はそれすらとれませんでした。多分クラスでぢろーらもだけです。それは困る・・・ということでぢろーらも母といっしょに練習してました。で、めでたく1年のときは9級、そして2年の頃は8級(浮くことができる)、3年のときは7級(泳ぎ方問わず5メートル泳げる)というように進歩し、その後の練習の甲斐あって、うまくないながらも一応は泳げるようになりました。

てなわけで、とりとめもなくいろいろと書いてしまいました。ほかにもいろいろと想い出はあるのですがね・・・。

最後に「なんでここのホテルを選んでいたか」ということですが、ホテルの良さということのほか、どうも親戚の関係で「ケンポレン」なるもののおかげで安く泊まれた、ということがあったみたいです。小学生のぢろーらもには全くその意味がわかりませんでした。ただ「なんか知らんけど安くなるからいいや、だから泊まれるんだ・・・」くらいにしか思っていませんでした。

今ですか・・・?もちろん、すごーーーーく意味わかりますよ・・・。健保すばらしいです。こちらとは関係ないと思いますが、以前にもいくつか記事であげたとおり「関東ITソフトウェア健康保険協会」さんの恩恵はめちゃくちゃ受けています。普段の健康保険のことはもちろんですが、福利厚生においてもディズニーリゾート、海の家、プール・・・、というようにお世話になりっぱなしです。これには妻も大変満足しています。今後ともぜひよろしくお願いしますm(_ _)m


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