ぢろーらものおもちゃ箱:引っ越し後

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CMM/CMMI

2010-09-02 23:09:59 | IT(その他)

今日はCMM/CMMI((Capability Maturity Model (Integration):成熟度モデル統合)についてとりあげてみます。

といっても、ぢろーらもも特にこれを使って何かする・・・ということをしているわけではありません。お目にかかったのって、せいぜい「レベルXではどんなことが述べられるか?」という、情報処理試験の午前試験くらいでしょうかね・・・。もちろん、どんな業種でも、「組織の業務改善」という意味では、用語はともかくとして近い考え方で成長しようとしているところは少なからずあるとは思います。

ちなみに、CMM/CMMI については http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/cmmi.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%8A%9B%E6%88%90%E7%86%9F%E5%BA%A6%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E7%B5%B1%E5%90%88

などで用語の説明はあります。

よくよく考えてみたら、ぢろーらもも「製品の新規立ち上げ」のときとかに携わった経験はあります。その経験を転職の面接を受けた時にも「ナレッジベースやFAQを作る、英語マニュアルの翻訳チェックをするなど、新製品立ち上げの体制作りのため重要な役割を果たした」という話をしたら、高く評価して下さる企業さんもありましたよ。少し技術からは離れている時期だったかもしれませんが、しくみづくりだとか、英文翻訳の勉強とかしててよかったな、と思いました。ちょうど、CMMIでいえば「レベル0の状態から、今はレベル1,2にあげていきたい。そのときにこういう人材がいるとありがたい。」という感じだったかもしれません。

やっぱり「改善」という観点から、自分を売り込んでいくのは重要と感じました。ある企業さんでは「(ぢろーらもは)本当にほしい人材ではあるが、コスト的に2人は採用できない。今の状況だとそれよりもマネージャクラスの人間がほしいので・・・」ということで、若かったぢろーらもはお祈りされたわけですが、そのときに「ああ、そういう苦労も知っているんだね・・・」ということでかどうかはわかりませんが、ひろってもらったのが今の会社です。その点については感謝してますよ。

ええと、こちらも前の話ですが、その時代の経験を思い出させてくれる、という意味で、ちょっと気になる記事を発見しました。

http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/articles/kumikomi/02/kumikomi02.html

「インドのソフトウェア会社で、CMMレベル5の認定を受けている」という会社があったけど、おそろしく品質が悪い、そもそもCMMは「改善するしくみ」を評価するもので「開発力そのもの」を評価するしくみではない、ということですね。このへんは間違えないようにしないといけません。

もちろん、「インドクオリティはすべて悪い」という気持ちはそもそもないですし、国に関係なく(日本国内でも)企業によって千差万別だとは思いますが、ぢろーらももインド関連では痛い目にあったことはあります。

確かに、バグを直すのだけはめちゃくちゃ早いです。ぢろーらものつたない英作文メールで不具合報告をしても、すぐに、内容によってはそれこそ翌日とかにはなおしてきます。そのスピードはあっぱれです。

だけど、「テストなしでリリースしてんの?」というくらいひどい時期もありました。「これだけ困っている」というのを報告しても「なおしたソフトがこちらからダウンロードできますよー」と詫びの言葉1つなくひょうひょうと言ってきたときには本当に怒りがおさまらなかったですよ・・・まあ、レスだけは早いんですけど・・・。

今思うといい思い出だったのかな・・・英語圏の開発元とのメールでのやりとりや、営業、マーケティング、ロジスティックスの各部門との社内調整、といった感じで、普通の日本企業でフィールドSEとかサポートエンジニアをしてただけだったら経験がなかったかもしれない仕事もさせてもらいました。その技能を買ってくれる企業さんもあったわけです。人生何が幸いするかわかりませんね(^^;)


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