天天本舗 ・駅前通信特上かわら版

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子育て体験一冊に! ・『ことばが遅い自閉症児のおうち療育』

2024年05月13日 | 話題の書籍
ご訪問ありがとうございます。

公認診心理士の今川ホルンさんが、著作に込めた思いを語った一冊を出版されました。
障害のある子どもとの接し方について、実体験をもとにつづられている一冊です。
今川さんの長女は、3歳の時に自閉症、4歳の時に知的障害と診断されそうです。
長女は他の子供と比べなかなか言葉が出ず
かんしゃくを起すことから子育てに悩み苦しんだ時期があり、「娘は障碍者だから仕方ない」と考え何事もあきらめてしまったこともあったようです。そして、小学生になり、毎朝登校し、その後に今川さんが出勤の準備を始めるのでした。登校の準備に時間がかかることもあり、「あんたがぐずぐずすると私も遅くなって迷惑。早くして・・・」といら立ちをぶつけることも増えてしまったようです。

「~しなければいけない」という考えで頭がいっぱいで、周りからは「笑わないお母さん」と印象付けられるほどでした。
ちょうど小学校2年生の時に新型ウイルス感染症の影響で一斉休校になり、今川さんじたいもこのころ第3子の出産で育児休暇を取っていて親子が一緒にいる時間が増え、時間にゆとりができ、長女との会話に余裕ができてきたそうです。そして、コロナの影響で登校をせかす必要もなくいらだつことも少なくなってきていました。徐々に会話も多くなり少しづつ長女の行動に変化がみられるようになりました。自らの食事のために椅子に座ったり、先生の名前を呼べるようになったりし始めたのです。
今川さんは長女のよいところを見つけては、肯定的に捉え話しかけるように心がけたそうです。
「自閉症は障害ではなく頭の多様性です」と考え今でも変わりなくそう思っているとのことです。
小学6年になった長女は、会話もできるようになり、パソコンを習ったり、友達とバスケットボールを楽しんだりしているようです。
他者と会話ができるようになったことで、自信をもって行動できる子に育っているようです。
今川さんのである必要性が夢は、「娘が働くことのできる未来」だとおっしゃっています。多様性を受け止められる社会が必要とのことです。
書籍の中で「言葉を話すことを親があきらめないでほしい」という思いを込めています。
今川さんは「言葉の発達障害支援の目標は、生き生きと働ける未来を実現するためにある。悩みや不安がある方は一トこの本を手に取ってほしい」とおっしゃっています。



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【関連情報】
5/10自閉症児のおうち発達支援出版記念~自閉症や知的障がいがあっても子どもたちが生き生きと働ける未来の実現が支援のゴール~特別講演に24時間テレビドラマ『虹色のチョーク』の大山社長が登壇

最後までお読みいただきありがとうございました。




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