何時間かかると思いますか？

おはようございます。

ジュエリービジネスプロデューサー　佐藤　善久です。

このブログに「デジタルジュエリー」「ジュエリーＣＡＤ」のキーワードを「検索」でこられた方。

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ローランド　JEWELAで　切削した　WAXリングです。


3/4部分　プリンセスのダイヤが入り　残りは　地金部分です。


JCAD3/匠で　データを作りました。

その時の　画像です。（完成予想図なので爪は倒してあります。）





裏の部分の　画像です。　↓　　　金色の部分は見やすいようにあえて　金に色つけていますので他意はないです。




このデータから作ったのが　最初の画像のWAXリングです。


このリングのデータを作り　WAXを　切削終了まで　何時間かかると思いますか？


5時間・・・・・

いいえ。


７時間・・・・・

いいえ。


データ作成　15分

WAX切削　　約90分 (ローランド　JEWELA）

全部で2時間くらいです。



しかも　画像で金色のサンの部分の配置は　均等です。

それはそうですよね。　CADでデザインし　WAX切削装置で　作ったのですから。


そして　JEWELAで削っている　90分の間は　途中でカッターの交換はありますが、基本的に　手間要らずです。


仕上げ用のカッターに交換してから　職人さんのところに　打ち合わせ行っている間に　出来ていました。


光造形だと　デザインにもよりますが、5～6時間かかることもあります。

しかし　職人さんの手作業のWAX製作と　決定的に違うのは　手間要らずなんです。


光造形で5～6時間かかるものだとしても　退社する際に　出力をかけて帰れば　翌朝　出社したとき　出来ています。


タイムマネジメントの意識があれば　このようなCADや出力装置は　さらに有効活用ができます。

職人さんでないわたしの場合は　出力している最中に　他のクライアントと　さらなるビジネスの話をしながらコーヒーを飲んでいます。


職人さんを　否定しているわけではありませんよ。

機械出力で　差が無いのだったら　機械に任せてしまえばいいのです。


そして　職人さんの手作業が必要な　重要なところを　職人さんにお願いすればいいのです。


要は　その工程は　あなたがしなければいけない工程・作業なのかどうかという事です。


職人さんも　仕事に追われているのではなく、　タイムマネジメントの意識を持ち　任せるところは任せ　時間を作り　その時間で　新たな製法を編み出すとか試みたらどうですか？


大富豪でも貧しくても　平等に天から与えられているものが　「時間」なのです。




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