使い方や考え方もクリエイト

おはようございます。

ジュエリービジネスプロデューサー　佐藤　善久です。

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板状の物体から　「藤」　の文字をブーリアン演算かけたところです。


なぜ、「藤」の文字か？　普通の状態で　ブーリアン演算使うと　演算エラー　が出やすいからです。

今回　３つの違いで　お話します。


Ａ・　曲線パラメータ２の板材から　曲線パラメータ２の「藤」の文字を抜いたもの

Ｂ・　Ａと同じサイズの板材　ただし　曲線パラメータは４にして、曲線パラメータ２の「藤」の文字を抜いたもの

Ｃ・　Ａと同じ曲線パラメータは２だが、板材のサイズを小さくしたもの　に曲線パラメータ２の「藤」の文字を抜いたもの

です。


そして結論は　Ａは演算エラーがでていて　ＢとＣの演算エラーはありません。



皆さんが、ＪＣＡＤの限界といわれている状態が　Ａ　の設定です。

Ａの設定だと複雑な文字などを抜く時　このように　演算エラーになります。

ただし、Ｂのような設定にすると　今回　演算エラーはでてません。

また、ちょっとひねって　下の図　のように　小さい板から文字を抜いて他の板（緑部分）を足しても最終的に形状は同じです。

　今回演算エラーはでてません。


　

なにも一枚の板から文字を抜かなくてはいけないというものでは　「ない」　はずです。

たくさんもの物体を一度に抜くような演算も避けた方がいいでしょう。

その場合　数回に分けたほうが演算エラーは出にくいです。

ＰＣも計算式が複雑になれば　演算エラーが出やすくなります。

座標が計算で必ず割り切れる場所にあるとも限らないからです。(←たぶん）

ＰＣにも　やさしく接しましょう。　

独学で学ばれている方は「曲線パラメータ」のところをいじった事がないのではないでしょうか？

教室によっては　ここまで授業にないかもしれませんね。

それぞれのジュエリーＣＡＤソフト　得意　不得意　あります。

　皆さん、今　お使いのソフトの性能を引き出せていますか？

それは　ソフトの「限界」なのか　自分の「創造の限界」なのか　もう一度　見直してみましょう。

出来なかったことが　見方を変えると　出来るかもしれません。

クリエーターは　デザインだけでなく　使い方や考え方も　クリエイト　していきましょう。

明日もデータの造り方の考えについて書きます。



このデータ↑で約５分　


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