第23回世界ジャンボリー 日本804隊

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「爆笑小ネタ集」...隊長のひとりごと6

2015-08-19 10:50:46 | 隊長のお話
「爆笑小ネタ集」...隊長のひとりごと6

キャンプサイトでいると、どこからおもなく「ハッピバースデー トゥ ユー」の歌声。近所のサイトで誰かが誕生日を迎えたらしい。途中から近隣のサイトにいるスカウトたちが一緒になって歌い出し、最後には大合唱でヒューヒュー、イエーイと拍手が起こった。大会中4、5回あったかなぁ… 
 
 
ある夜のこと、隣のUKがイベントの参加のため遅くに夕食の準備をしていた。調理の途中で熱した油に引火したのか大きな火柱が真っ暗な夜空に発生した。近隣のサイトは、一瞬静まったけど、次の瞬間やっぱり、ヒューヒュー、イエーイの声と拍手。UKではその後犯人の名前を連呼して笑っていた。
 
 
チュニジアのサイトで、日が暮れてから、どうも他の国と交換会をやっているらしく結構な数の人間のアクションソングのような歌が聴こえてくる。しかし、サイトをのぞくと真っ暗。暗闇の中に大勢の人間がワイワイ歌ったり、笑ったりしている。チュニジアのスカウトはすごく夜目が利くのだろうと思った。概ね日本人は、暗闇が不得意だが、外国人はあまり問題にしないように感じた。
 
 
基本的に就寝時間は11:00と定められていて、10:30にはサイトに戻るように隊長会議で通告された。自分が見た範囲では11時までは、みんな奇声をあげたり、大声で話したり、ウロウロしたりしているけど、翌朝が早いこともあるのか、11時になるとみんな静かになったし、サブキャンプ近くのトイレなんかにもほとんどスカウトがいなくなったように思えた。日本ジャンボリーなら、眠れない奴らがトイレや灯りの下にタムロする光景をよく目にするが、ここは世界標準、夜中にほっつき歩くことの危険性を自己責任で感じているんじゃないかなと思った。
 
 
うちのユニットもそうだけど、日本人は世界ジャンボリーに参加する意識が低いことが気になった。とにかく欧米を主としてスカウトたちのノリがいい。ジャンボリーソングがサブキャンプのテントでBGM的に流れていても、英語で歌ったりリズムに併せてダンスしたりしている。このジャンボリーにかける意気込みを感じる瞬間。うちのユニットでテーマソングを英語でちゃんと歌えるスカウトはなかったような気がする。みんな遠いアジアの日本という国にいろんな希望や期待をもって精一杯楽しむぞって覚悟を感じた。そう、スカウトは快活でなくちゃね。
 
 
広島行きのバスは、お隣のUKとたまたま一緒になった。
ジェイミーというスカウトと隣に座り、彼に日本語を教える。
日本語には、ひらがな、カタカナ、漢字の三種類の文字があり、漢字とひらがなを同時にミックスして使うことを説明するとワオーって驚かれれた。ひらがなは、50種類あることがわかったみたいだが、漢字はいくつあるのか?と聞かれ数え切れないとこたえるとまたびっくりしていた。
 
 
出発する前は、女子は肌の露出が大きい服を避けて、男子を誘うような格好は避けること...なんて言っていたが、現場に行くと外国のスカウトは、水着なのか下着なのか、その上にバスタオルだけでシャワールームを往復しているし、下着やお腹が見えるTシャツにショートパンツで歩いているしで、かなりびっくりした。
 
 
広島へいくバスの行列に並んだ時のこと、列を整理していたISTの人に7:20のバスはこの列でいいんですか?と聞くと、時間は適当に決めているだけです。時間を決めとかないとほとんどの国はこないですから、時間通りに来るのは日本人とドイツ人くらいです。とのことでした。

ある日、トイレに並んでいると、俺の持っているトイレットペーパーを少しくれないかと台湾か香港のスカウト。804ユニットでは、自分の紙は自分で持参する作戦だった。彼は4、50センチくらい引っ張り出し、ちぎって「スクワットスタイル(和式)」に入っていった。和式は、利用する民族が限られているので比較的空いている。しかし、君、それは短すぎないか??


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