第23回世界ジャンボリー 日本804隊

第23回世界ジャンボリー 日本804隊 の情報交換のブログです。

「神棚」... 隊長のひとりごと2

2015-08-17 12:43:33 | 活動予定
「神棚」... 隊長のひとりごと2

「隊長のひとりごと」は、隊長の俺が感じたことを少しづつお話しして、次への記録としたいと思っています。

今回のジャンボリーは、期間中7/27あたりに少し雨が降っただけで、期間中ほとんど毎日同じパターンの晴れの天気が続いた。
俺は、晴れ男で、雨がつきものの日本ジャンボリーも初めて隊長をやった13回の大阪、14回の石川と全く雨が降らなかった。最後に隊長をやった朝霧高原はさすがに地形的特徴に負けて降ったり止んだりだった(笑)
今回は、世界からのスカウトが集まる祭典。
日本独自の宗教である日本神道の「神棚」をお祭りすることにした。事前に、地元の木本八幡宮へお祓いに行き、伊勢神宮と木本八幡宮のお札をいただいてキャンプサイトにお祭りした。
伊勢神宮の主祭は、天照大神(あまてらすおおみかみ)つまり太陽の神様である。ご利益は絶大でありました(笑)
神棚を設置した本当の意味は、「信仰心」への導きだった。
ボーイスカウト運動は、明確な信仰を持つことを奨励している。世界のスカウトたちが、それそれの宗教や信仰をもって活動していることがわかるワールドスカウトジャンボリー。
自分たちではどうにもならない「目に見えないパワー」としての「神(あえて神という文字を使う)」を信じることを朝礼や夜のブリーフィングの時間にスカウトたちに伝えることにした。そして、その神の力は、君たちスカウトが毎日、ちかいとおきてを守り、人のために働き、感謝をする時「徳」という形で、君の「ラッキーバンク」に貯金される。その徳が積まれ養われることで、その人の信頼感が高まったり、物心共豊かになっていくことも併せて伝えた。
そして、朝礼の最後には、「二礼二拍手一礼」で神棚拝詞し、昨日までの業に感謝し、今日の安全を祈った。
少し難しかったかもしれないけど、スカウトたちはトイレやシャワールームの掃除や汚水マスの掃除、配給の手伝い、ゴミ集積所の手伝いなど、決して当番や指名ではなく自ら志願して奉仕活動を行った。
サブキャンプのスタッフから、「おたくのスカウトたちは本当に素晴らしい」と褒めてもらったときは、なぜか涙が止まらなかった。年齢のせいか、かなり涙腺がユルユルなんですが(笑)
人のために働き、徳を積むことを誓っているのがボーイスカウトであり、今回参加した派遣隊スカウトの心に少しでも残るように希望している。





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