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ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)ファンサイト「じゃこのめ」管理者のブログ

今週の動画<2011-6-25>

2011-06-25 17:55:15 | じゃこのめ動画

毎週末の動画更新、最近は1978年のWRオッフェンバッハのライブ映像が続いたので、今週は箸休めの番外編です(笑)。イラストでジャコの模写が出来上がるまでのドキュメント映像。

描画に使用しているのは、デザイン業界ではお馴染みのアプリケーション、Adobe Photoshop CS2と、ペンタブレット。なんと5時間で描き上げたとか…。これを早回しで4分の動画にまとめ上げられています。

Wacom プロフェッショナルペンタブレット Lサイズ 紙とペンに迫る書き味 Intuos4 PTK-840/K0
Wacom プロフェッショナルペンタブレット Lサイズ 紙とペンに迫る書き味 Intuos4 PTK-840/K0

描いている方はFabio Accarino(ファビオ・アッカリーノ)イタリア人?素晴らしい出来栄えですね。描くときに左右反転させていたのもミソ。この人左利きかな。「Fabio Accarino」で検索すると他の作品も全て写真の模写でした。オリジナル作品もあったら見てみたいですね。

ちなみにBGMはブライアン・アダムス《The Only Thing That Looks Good On Me Is You》。ジャコの曲使ってくれたら◎だったのに…(笑)。

18 Til I Die
18 Til I Die


今週の動画<2011-6-18>

2011-06-18 16:13:20 | じゃこのめ動画

今週の動画は、引き続きウェザー・リポートの1978年ドイツ・オッフェンバッハ公演から曲は《お前のしるし》です。

ウェインのテナーはイイっすね。ジョーのソロもしんみりと…。もちろんジャコのフレットレス・があってこそ、の名演です。

この動画は昨年夏に一度掲載ものを再掲載しました。7月20日に発売されるWR結成40周年記念DVDボックスセット『ジャーマン・コンサート』に収録されています。

ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(仮) [DVD]
ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(仮) [DVD]

3曲入のスペシャルDVDがバンドルした5枚組CD版もあります。

ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(DVD付)
ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(DVD付)


デビュー30周年記念DiscBook 角松敏生「NO END TALK」

2011-06-12 18:01:15 | 本と雑誌

『ADLIB』に掲載されていた角松敏生さんの連載。「NO END TALK」 覚えてますか?最終号となった2010年5月号まで98回。毎号1ページで角松さんの近況を伝える唯一のコラム。連載の最終回では『ADLIB』へのリスペクト、新旧メディアや音楽マーケットの変化について思いのたけを綴っていました。

ADLIB (アドリブ) 2010年 05月号 [雑誌]
ADLIB (アドリブ) 2010年 05月号 [雑誌]

角松さんは今年、デビュー30周年を迎えられるそうで、今年4月には記念アルバムをリリース。

1998~2010
1998~2010

この6月25日(土)には横浜アリーナで30周年記念ライヴを開催します。
30周年アニバーサリーライブ詳細情報

まだ『ADLIB』が続いていたら、どれだけデビュー30周年の話題でコラムが盛り上がっていたことか…今となっては“無いものねだり”となってしまいました…。と、そんな折、ちょっと嬉しいニュースが届きました。

なんと「NO END TALK」が、パソコン、iPad、iPhoneで読めるファイル形式で収録されたCD-ROMで出版されるとのこと!!
↓※iPadの1P表示イメージ(実際とは異なります)。

No_end_talk_3
角松敏生「NO END TALK」 Vol.1
構成・文:八田 誠
角松敏生デビュー30周年記念アイテム
ディスク・ブック6月20日発売!先行予約受付中!!
1981年のデビューから今年で節目となる30周年を迎えたシンガー・ソングライター角松敏生が、音楽を中心とした文化/芸能から、ファッション/流行、学問/教養、趣味/嗜好品、社会/一般にまで及ぶ幅広いジャンルのテーマについて、自由に語った言葉をモノローグ形式でまとめたインタビュー集。
昨年4月に惜しまれつつ休刊となった音楽専門雑誌『ADLIB』で連載されていた人気コラム【NO END TALK】の50回分が、文字と画像データをCD-ROMに収めて音楽CDと同様にジャケット/ブックレットを封入して梱包したディスク・ブックにまとめられて登場!

[音楽、アーティスト編]  ビートルズのお話 他6 話
[お仕事編] ギターのお話 他9 話
[文化、芸術編] 映画のお話他4 話
[メディア編] アドリブのお話 他4 話
[学問、教養編] 日本のお話 他4 話
[趣味、嗜好品編] スポーツの話 他8 話
[社会、一般編] 出会いのお話 他10 話
[流通、ファッション編] 海のお話他5 話

発売元:アルトゥスミュージック/販売元:キングインターナショナル
定価:2,000円(税込)

今回の出版にあたっては、『ADLIB』誌で「NO END TALK」を担当していた八田さんが過去掲載原稿を再構成、角松さんとも何度も打ち合わせをもって作りあげた著作。
6月25日の30thアニバーサリー・ライブの会場で先行販売!

ノー・エンド・トーク No End Talk [Disc Book (CD-ROM)] [電子書籍] [CDサイズパッケージ]
ノー・エンド・トーク No End Talk [Disc Book (CD-ROM)] [電子書籍] [CDサイズパッケージ]

7月からはCDショップ店頭をはじめ、タワー、アマゾン、HMV、山野楽器、角松敏生オフィシャルサイトで販売されます。予約受付中!

50回分の連載で「Vol.1」ってことは、残りが気になりますね。「Vol.2」が出るのか?情報が待たれます。ちょっと気が早いか…(^^ゞ


今週の動画<2011-6-11>

2011-06-11 19:14:49 | じゃこのめ動画

今週の動画はまたまた1978年オッフェンバッハのロックパラストWR公演。曲は《バードランド》。説明不要のヒットナンバーです。

このバージョンのスイング感がたまりませんね。ジャコはベースはもちろんですがコーラスでも頑張っちゃってますね。

この動画が見られるWR結成40周年記念DVDボックスセット『ジャーマン・コンサート』は7月20日、ビクターエンタテインメントより発売されます。

ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(仮) [DVD]
ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(仮) [DVD]

CD版もあります。

ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(DVD付)
ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(DVD付)


ジャコ・パストリアス グリーン・ライト(3)

2011-06-08 17:51:42 | Jaco Pastorius

『グリーン・ライト』の連続記事三回目となる最終回は収録曲について。全4曲うち2曲がジャコのコンポジションです。

  1. Ballye De Nina Jaco Pastorius (13:09)
  2. Lonely Dreams Terry Gibbs (09:11)
  3. Las Olas Jaco Pastorius (09:50)
  4. Call it Sunshine, I'm a Rainbow,Dance with Her Father Joe Diorio  (8:28)

オープニング・トラックはボッサを基調にした高速チューン《Ballye De Nina》。アイラ・サリヴァンはこの曲でトランペットを演奏。アレックス・ダーキの幻想的なエレピ~ジョー・ディオリオのギターソロ、そしてフェードアウト後にジャコの猛烈なベース・ソロが続きます。(1973年録音なら21歳の)ジャコのテクニックはこの時すでに完成の域に達しています。ウェザー加入以前のゴリゴリとしたベース・トーンが好きな人、結構いるんじゃないでしょうか。
※『ジ・アーリー・イヤーズ・レコーディングス』に収録されていたものと同テイクです。

#2.《Lonly Dreams》はヴィヴラフォン奏者、テリー・ギブスのバラードナンバー。アイラのソプラノ・サックスとアレックス・ダーキィのエレピが幻想的に奏でます。ジョー・ディオリオのギター・ソロのバックでアイラはフルートに持ち替えます。ジャコは音数は少ないながらもハーモニクスを交えての好サポート。バックに徹してイイ仕事をしています。…少しスピリチュアルな印象もある演奏です。

#3.《Las Olas》。ここに収められているのは高速のフル・インスト・バージョンです!ジャコとアレックス、そしてスティーブ・バグビーが作り出す大海原を、アイラのソプラノ・サックス(中盤はフルート)と、ジョーのギターがクルーザーのことく駆け抜ける。スピード感、爽快感この上ありません!アレックス・ダーキのエレピ・ソロの後、一分強の短めのベース・ソロがあります(もっと聴きたかった)。それにつけても、この曲が1973年にすでにできていたとは…驚きですね。

#4はギタリスト、ジョー・ディオリオの《Call it Sunshine, I'm a Rainbow, Dance with Her Father》。曲名のユニークさに負けず劣らず演奏のほうも素晴らしいです。覚えやすいテーマのリフが繰り返される中で、独特の揺らぎが最高に気持ち良い曲です。ジャコのスイングもなかなかです。途中にバンド・イントロが入りますが、ここでは「ジョン・フランシス・パストリアス」と紹介されており、まだジャコは「JACO」ではなかった(笑)。

収録時間は約40分、今どきのCD商品としてはやや短いように思うが、ジャコの未発表音源がこれだけのボリュームで一斉に陽の目を見るのは嬉しい限りです。

フロリダのホテル・ロビーのバー・ラウンジにおけるライヴ録音ということで、曲のオープニングやエンディングに、わずかな客の拍手や声も入っています。ワタシが今聴いているのはラフ・ミックスですが、音はかなり良い状態で録られており、製品版はさらに音質の向上が見込まれるとのことです。

日本独占発売!初回プレスの『グリーン・ライト』には(たぶん初公開の)アレックス・ダーキが撮影したジャコの秘蔵写真が掲載された英文ライナー(プロデューサー、ボブ・ボビング執筆)と、お馴染み、川嶋文丸さんが訳してくださった日本語ライナーが付属します。

最後に、店頭に出る時のオビ付きパッケージと、各CDショップのリンクを掲載しておきますので、ぜひお買い求めください。

グリーン・ライト ジャコ・パストリアス
2011年7月20日発売
Holiday Park/King International
品番:KKJ-012
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The_green_light

<おわり>