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アース強化完了

2007-12-05 | 日曜電子工作
 接地抵抗計を持っていないのでハッキリは言えませんが,調べたらショックでしょうからあえて調べません.

 へへへ...皆様,お勤めご苦労様です.
 本日は,職場の年間特別休暇で休日.
 世間がウィークデーで休むって何だか得した気分.
 いわきは朝から良い天気でしたが,少し寒い一日.
 って事で,残っていたアース強化作業を仕上ました.

 まず,室内は今まで,2mmsqのアース線一本に各機器のアース線を取付けただけのとりあえずDC的には接地されていた程度.もちろん,コモンモードフィルタは付いてますよ.

 今回のQROで,それはまずいやろ.しっかりと機器からのアースを取って電位を一緒にすべきと考えていました.無線機を地面に埋めるのは不可能でしょうが,それにどれだけ近づける事が出来るかです.様々な方達のHP.でアース線の取付け方を見ながら,自分なりに考えていたのです.

 表面積の広い板や棒等に機器からのアース線を取付けるのが良いかも.
   ↓
 鉄の板,ステンレス板,銅板等など.
   ↓
 材質は出来れば銅系
   ↓
 幅50mm程度のバーかφ20mm程度の丸棒ってのも良いかな.
 インピーダンスを劇的に下げる程の面積ではありませんし,根拠は無いです.
 でも,2mmsq程度のアース線よりは良いでしょ.
   ↓
 全体的に重くて,部屋の中でセットするのも辛い.何より値段が高い.
   ↓
 それより,ホイホイ手に入らない.

 そこで考えたのがコレ↓

     

        

 真鍮板,¥100ショップのM4爪付きナットと木の角材で銅のブスバーもどきを作り,セットしました.木製ですから軽いです.表面積を稼ぎ,インピーダンスを下げる為の苦肉の策.真鍮板は銅板よりは酸化しないので,導電率は良いかと.
 黒いビニルチューブは5D2Vのシールド線カバー.ブスバーもどきが900mmなので,2本作ってそれをハンダ付けしてつないでいます.簡易のフレキシブルジョイントで多少のオフセットが可能です.
 園芸用のφ3mmのアルミ線で作った受けを木ネジで棚に引っ掛けて,それに取付けています.軽いから,φ3mmのアルミ線でもしっかり保持出来ます.
 ブスバーもどきと機器間の接続は,アース線を定番処理のトロイダルコアに巻いてM4のネジで取付ます.

     

 室内から壁へ通すシールド線カバーも¥100ショップで買ったスリットチューブと呼ばれる車の配線保護に使うチューブの様なタイプ.¥100だから厚みの薄いポリエチレン製.屋外で使ったら,紫外線で直ぐに分解してしまいそうな樹脂です.でも室内だから大丈夫でしょう.ネジが揃っていないのはご愛嬌って事で.

 さて,屋外は素人工事.
 ホームセンターから購入したアース棒と,その昔,職場のプロが行った接地工事での余りのもらい物,1.5mのアース棒を地面に埋め,最後に接地抵抗低減剤を土にまいて整地.

 追記:そうそう,接地抵抗低減剤,JN7DIYからのもらい物.
    助かりました.VY TNX > DIY

 ここらあたりで,日曜日(2日)の作業は日没で終了.
 東日本はこの季節,16時を過ぎる頃から足早に暗くなってしまいます.

 今日はここからの続き.

     

     

 敷地の関係で2ヶ所に分けてアース棒を埋めたので,雨樋の排水パイプに2本のプラントチューブ(後述)をヒモで固定しています.素人工事なので,画像は表面だけって事でご勘弁下さい.壁の穴はエアコンのダクト処理ツールで荒隠し.

 配線は,これまた余り物の同軸ケーブルのシールド線.
 ブスバーもどきと同じ表面積レベルにと,数本つないでいます.
 この季節,屋外でのハンダ付けは100wクラスでもつらいですね.
 チョットでも風があると直ぐに熱が下がってしまい上手く流れません.

 保護には,通称プラントチューブ,職場の廃棄物箱にあったジャンク品.黒い塩ビ製フレキシブルパイプのインサイドにはフレキシブルのスチール構造になっており,シールド効果もあります.アース線にシールド効果は? ですが,プロが使う代物,作りがしっかりしてます.

 これにて,設備の変更は終了.
 前よりは良くなったはず.

 ここまでやって海外赴任ですからね.
 なんとも寂しい限りですわ.



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