浦安シャックで仕上たボードをP-7DXへ取付.
チマチマと極力小さく組んでシビレタ奴です.
地震の影響でしばらくいわきへ帰ってなかったので,久々の電子工作でした.
小さくて軽い1ボードなので,今までのパッシブフィルタ同様に取付ました.
以前取り付けていたボード↓
新しく取り付けたボード↓(16 Apr.2011 画像変更)
配線は,ピンヘッダを使って取り外し可能にしています.
追加した機能ですが,まずは,ゼロイン・インジケータ
P-7DXは,0.5wQRPpなので,ゼロインは大切.
出力が大きいと,多少ゼロイン出来なくても交信出来ますけど,QRPpでは極力ゼロインの精度を上げる事にしました.
ブレッドボードでテストした様に,ゼロインのインジケータ用LEDはPL.に使うLEDを兼用しています.
カソード側に抵抗を取付けて減光し,ゼロインしたら,LEDの発光量が増える回路に変更し,LEDが信号に合わせて点滅するのが判る様にしています.
発光量の違いだけで,ゼロインした事が判るかと少し心配したのですが,シッカリ判ります.
オーディオ・ピークフィルタもインサイド.
これは,浦安シャックでブレッドボードを使ってテストした奴.
ラダータイプのIFフィルタは,信号の抜けが少しあるので,それを補う為に取付ける事にしました.
今まで,AF段にFCZで販売されていたパッシブタイプのピークフィルタを取付けていたのですが,個人的にはイマイチの感ありでしたから,アクティブタイプのピークフィルタを取付けてみました.
イマイチな理由として,フィルタの周波数特性は良いのですが,信号の減衰量が大きくイヤホンで聞くレベルにする為には,後段にアンプを接続して減衰量をカバーする様な余計な付加装置が必要である事.
そして,帯域幅の設定やピーク周波数の設定が難しい事でした.
アクティブタイプはOPアンプを利用している為,部品点数も少なく,CとRを変えれば帯域幅とピーク周波数の設定が可能で,信号の減衰も有るかな? 程度でして,思った以上に良い感じでした.
2009年CQ誌12月号掲載のオーディオ・ピークフィルタ,いけます!
ただし,IFフィルタの切れのあまさを補助するのであって,SSB用のワイドタイプを補える様なフィルタではありません.
使えない事はありませんが,過大な期待は禁物です.
信号の取出しは,PHONE 端子のワイヤコネクタの取付部付近の基盤パターンをカットして取出し,ゼロイン・インジケータとオーディオ・ピークフィルタを動作させています.
それと,ついでに交換したのは,VXO用のポリバリコン.
しばらく使っていなかった為か,ダイアルを回すとCWトーンが濁ったり,チャピる感じがするのです.
最初は,製作したIFフィルタのリプルかと思っていたのですよ.
ところが,何度も回転させていたらその感じが消えているのに気が付き,こりゃ,VRのガリと一緒かもしれないとミズホへ電話して高田さんに聞いたところ,同様のお話でした.
高田さんいわく,そもそも,ポリバリコンは,1日に何回も回す様な使い方は本当は良くないと製造メーカから話があったそうです.
昔は,ラジオやラジカセにポリバリコンは良く使われていましたけど,アマチュア無線は何度もクルクル回しますが,ラジオは選局したら,しばらくは動かさないからだそうです.
そんなわけで,ポリバリコンを取替えました.(16 Apr.2011 画像変更)
P-7DXのポリバリコンはFM用の20PF×20PFの2連でトリマ付きが使われています.
やはり,ポリバリコンが痛んでいた様で交換したら症状が無くなり,キレイなトーンが聞こえます.
ポリバリコンは,時折,回した方がベターですよ.
フィルター特性測定やポリバリコンを交換したので周波数の微調整をするのは,次回帰った時.
P-7DXから聞こえる信号をもう少し聞きたかったのですが,これにてタイムアウト.
浦安へ戻りました.
チマチマと極力小さく組んでシビレタ奴です.
地震の影響でしばらくいわきへ帰ってなかったので,久々の電子工作でした.
小さくて軽い1ボードなので,今までのパッシブフィルタ同様に取付ました.
以前取り付けていたボード↓
新しく取り付けたボード↓(16 Apr.2011 画像変更)
配線は,ピンヘッダを使って取り外し可能にしています.
追加した機能ですが,まずは,ゼロイン・インジケータ
P-7DXは,0.5wQRPpなので,ゼロインは大切.
出力が大きいと,多少ゼロイン出来なくても交信出来ますけど,QRPpでは極力ゼロインの精度を上げる事にしました.
ブレッドボードでテストした様に,ゼロインのインジケータ用LEDはPL.に使うLEDを兼用しています.
カソード側に抵抗を取付けて減光し,ゼロインしたら,LEDの発光量が増える回路に変更し,LEDが信号に合わせて点滅するのが判る様にしています.
発光量の違いだけで,ゼロインした事が判るかと少し心配したのですが,シッカリ判ります.
オーディオ・ピークフィルタもインサイド.
これは,浦安シャックでブレッドボードを使ってテストした奴.
ラダータイプのIFフィルタは,信号の抜けが少しあるので,それを補う為に取付ける事にしました.
今まで,AF段にFCZで販売されていたパッシブタイプのピークフィルタを取付けていたのですが,個人的にはイマイチの感ありでしたから,アクティブタイプのピークフィルタを取付けてみました.
イマイチな理由として,フィルタの周波数特性は良いのですが,信号の減衰量が大きくイヤホンで聞くレベルにする為には,後段にアンプを接続して減衰量をカバーする様な余計な付加装置が必要である事.
そして,帯域幅の設定やピーク周波数の設定が難しい事でした.
アクティブタイプはOPアンプを利用している為,部品点数も少なく,CとRを変えれば帯域幅とピーク周波数の設定が可能で,信号の減衰も有るかな? 程度でして,思った以上に良い感じでした.
2009年CQ誌12月号掲載のオーディオ・ピークフィルタ,いけます!
ただし,IFフィルタの切れのあまさを補助するのであって,SSB用のワイドタイプを補える様なフィルタではありません.
使えない事はありませんが,過大な期待は禁物です.
信号の取出しは,PHONE 端子のワイヤコネクタの取付部付近の基盤パターンをカットして取出し,ゼロイン・インジケータとオーディオ・ピークフィルタを動作させています.
それと,ついでに交換したのは,VXO用のポリバリコン.
しばらく使っていなかった為か,ダイアルを回すとCWトーンが濁ったり,チャピる感じがするのです.
最初は,製作したIFフィルタのリプルかと思っていたのですよ.
ところが,何度も回転させていたらその感じが消えているのに気が付き,こりゃ,VRのガリと一緒かもしれないとミズホへ電話して高田さんに聞いたところ,同様のお話でした.
高田さんいわく,そもそも,ポリバリコンは,1日に何回も回す様な使い方は本当は良くないと製造メーカから話があったそうです.
昔は,ラジオやラジカセにポリバリコンは良く使われていましたけど,アマチュア無線は何度もクルクル回しますが,ラジオは選局したら,しばらくは動かさないからだそうです.
そんなわけで,ポリバリコンを取替えました.(16 Apr.2011 画像変更)
P-7DXのポリバリコンはFM用の20PF×20PFの2連でトリマ付きが使われています.
やはり,ポリバリコンが痛んでいた様で交換したら症状が無くなり,キレイなトーンが聞こえます.
ポリバリコンは,時折,回した方がベターですよ.
フィルター特性測定やポリバリコンを交換したので周波数の微調整をするのは,次回帰った時.
P-7DXから聞こえる信号をもう少し聞きたかったのですが,これにてタイムアウト.
浦安へ戻りました.
昨日P-7DXを久し振りに引っ張り出して使ってみました。
ポリバリ、やっぱりガリっていました。
使ううちに少し良くなってきました。
たまにポリバリは回してあげないといけないみたいですね。
確かに,しばらく回すと直るのですが,また少しすると発生しますよ.
そんなわけで,直すのならポリバリコンを交換した方がベターですよ.
秋葉でも売ってますし,ミズホに電話してみたらいかがでしょう.
ピコシリーズのポリバリコンと同等なので,一度聞いてみるのも良いかもです.
私は,ミズホから購入しました.
今のところ,帰ったら,必ず火を入れて,ダイアルを回しているので,ガリは無さそうです.
一度問い合わせをしてみようと思います。
アドバイスありがとうございました。
ミズホにない時,秋葉の若松通商には,FM用2連ポリバリコン(20PF×20PF)が売ってます.
ただ,シャフトが短いので,スペーサで代用するしかないですけど,使えると思いますよ.
ポリバリコンのガリですが、バリコンカバーを外し薄めた中性洗剤に浸して数回、回転させた後、温水を流しながら数回回転させる作業を 3回ほど繰り返し、その後、ドライヤーで温風を当て乾燥させてやると回復します。MX14,7,6で不良となったPVCが使用可能となりました。いつまで使用出来るか不明ですが、応急的には使えそうです。
お久しぶりです.
ここまで仕上げたきっかけをいただき,ありがとうございました.
さて,洗浄の件,了解です.
今のところ,P-7DXは問題なく動作しています.
帰ったら,必ず火を入れて,ポリバリコンを回していますよ.
取替えてパーツボックスに入っているポリバリコンを洗浄してみますね.
アドバイスありがとうございました.
そう言えば,フィルタの改造は震災前だったんですね.
早いものであれから,2年が過ぎます.
ほんと,ご無沙汰していました.