J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

静大フラボーイズ

2007年07月28日 | 今回のお知らせ

浴衣姿のカップル。
今風ないでたちではあるが、微笑ましい。
ぞろぞろ、人並みが安倍川を目指す。
花火が2時間に1万発以上打ち上がる、安部川花火大会。

元をただせば、静岡空襲の被害者を慰霊する、市民有志が行動した花火大会。
2尺玉を神輿に乗せて担ぎ、町内を練り、そして、川原で打ち上げたのが始まりだ、と、
当初からの花火大会を知る役員参与が教えてくれた。
本人は、ラバウルにいたので、当時の惨状は見ていないが、とのことだった。



南の島から、客人がやってきている。

日本を尊敬し、子どもに日本名をつけることがあるのだという。
国内のアンガウル州では、公用語のひとつが日本語。
前大統領クニオ・ナカムラの父は三重県出身。

太平洋の島国、パラオ共和国。
そこには、日本への強い信頼があるように見える。
〇パラオ~ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%AA

スペイン、ドイツの植民地を経、戦前まで日本の植民地でもあった。
その後、国際連合の委託をうけアメリカの信託統治。
国旗は、日章旗を模し、色合いを変えて1994年10月1日に独立した。

彼らは日本を認め、今なお親日派の国として交流する。

彼らの思いを裏切らない歓迎をしたい。

静岡大学の男子学生はフラボーイズを結成し、神聖なる神への祈りのフラで迎えよう、と仲間を募った。
元はといえば、男性にしか踊ることを許されなかった神事の踊りのフラ。
オーディションをし、同士の盛栄で練習を積んで来た。

静岡在住のハワイアン・ミュージック・ソサエティ主宰山崎節子さんに教えを乞うた。
学内の体育館前で、上半身裸になり、毎晩踊った。

フラは女子の踊り、と思っていた仲間の表情が変わってくる。
面白い。
空手をやっているメンバーは、似ている、と思う。
細やかな体の表現で、心を表すフラに引き込まれる。

とっておきのフラで、パラオの人たちをお迎えできそうだ。
*静岡新聞 http://www.shizuokaonline.com/campus/etc/20070721000000000052.htm
*アサヒコム http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000707270003


        ふじのくに文化交流 静岡文化財団助成事業
    『パラオからのメッセージ』  ~南の島の歌と踊り


       7月29日 日曜日 午後7時から
       靜岡音楽館AOI 054-251-2200



〇詳細 静岡大学教授ブログ
http://blog.goo.ne.jp/koneeta/e/e446bf49e1f2a2459a9711a5842a7d0f

〇パラオ~外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/palau/

〇パラオ政府観光局
http://www.palau.or.jp/

〇パラオ エコパラダイス
http://www.xn--kck0d4c.jp/


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2 コメント

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へぇ (albero4)
2007-07-30 09:56:23
また新しいことを知りました。
パラオが親日派で日本語が公用語のひとつであるということ。
花火大会の始まりの話。
フラの話。

ブラジルのカポエイラが舞踏ダンスであるように
フラも男性が鼓舞するために踊ったものなのかな。
空手に似ているんだぁと思って
ちょっと親近感。
踊りも秘密が潜んでる (本人)
2007-07-30 23:36:22
中国の拳法にも、宮中の女性が秘密裏に戦うための隠された天女の舞があるよ。
似てるのかもね。
タイ式ボクシングでも、戦いの前には、必ず踊るよねえ。
フラは、女人禁制の神事のフラと、エンターティメントのフラがあるらしい。
じっくり見てみたよね。

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