伊豆の渓流を考える日々

Fishing club HUSLER 伊豆前戦基地
伊豆の渓流、釣行報告等を書き留める。
渓流オフは海を楽しむ。

河津川釣行(2007.10.06)

2007-10-07 | 河津川水系
 狩野川水系のアマゴ漁が禁漁に成り、ずーっとご無沙汰していた河津川に行ってきました。選んだポイントは狩野川水系で私が一番お気に入りのポイント、鮎止めの大堰堤~大滝である。
 8月12日にOpen6Eさんとご一緒して、是非にお友達とと勧めていたところ昨日フライマンとルアーマンとを案内して入ったが全くダメだったとの事。昨晩お会いして一緒にイカ釣りをしながら話を聞いたのですが、あのエリアで全くとはたとえ先行者が居たとしても全くとは腑に落ちなくてどうしても自分の目で確認したかったので昨日の今日だがあえて入ったのである。

 昨夜は夜更かししてしまい夜明けとともに入渓は諦めて仕事に出掛けるのと同じ時間に自宅を出発で0900と遅い入渓であるが、先ずは駐車スペースの堰堤の工事用道路を下ってビックリ。この前伊豆半島東海岸をかすめた台風の大雨で増水により路肩がえぐられていた。降水量のデーターではさほどても無かったが相当増水した様である。
 さてさて川の状況、堰堤下は道路の盛土の肩がえぐられている以外は河床はさほど変わっていない様だ。Open6Eさんが小さいのをキャッチした様だが流石に昨日の今日、1チェイスのみ。堰堤を登り上へでまたビックリ、堰堤の溜まりの半分が土砂で埋まっているのだ。台風前はダム湖の様な大きな溜まりが半分、右岸側が埋まっている。バックウォーターの所にある淵の右岸側はノーチェイス、でいつもはハヤが寄って来るのにそれすらない。これはまずい感じだ、念のため溜まりもチェックしたがこれもよろしくない結果。左岸奥まではチェック出来なかったのでそこに魚が居たのかは解らない。しかし、左岸側のいつもの淵で小さいやつだがチェイスが有ってちょっとホッとしたが、バックウォーターから上るに随いまずい感じが増してくるのだ、渓相が今までと違う、全体的に数十㎝下がった感じだ。魚のチェイスも全然無い、釣り人に抜かれてしまった感じとは違うのだ。やっと魚の姿を見れたのはトップの画像のポイントだ。前回はここまでに2人で4匹獲って、チェイス多数、バラシも幾つか有ったのに今回はノーバイト、チェイス極少。やっとこのポイントで1バラシ、このポイントには数匹の魚が入っていたが追い方は何か元気が無くゆるゆるとアスリートに付いてきてバイトしたのだが食いが浅く直ぐにバレてしまった。時間をかけてどのカラーに反応が良いか色々やってみたが今日はゴーストアユへの反応が良い様である。
 このポイントの次は本命ポイント、私の一番好きなポイントなのだが今日は全くのノーチェイスで魚の姿が見えない。本当に魚が居なくなってしまった。激流に流されてしまったのだろうか。

 やっと獲れたのはここ、なんともいつもと違うポイントなのだが、セオリーでは有りな所なのだが・・・さもなポイントで魚がでてこういうポイントでもでるのが格別なのだが贅沢は言っていられない。

 やっっと逢うことが出来たのがこの魚だ朱点が見えないがパーマークや顔つきはアマゴの様でこちらも微妙だがとにかく嬉しい。

久々の河津のアマゴ?狩野川の魚を見るたびに感じていたのだが、やはり狩野川のより尾鰭が一回り大きい。

 一つ獲れたことで少し気持ちに余裕が出来たのと何となく付き場が見えてきた感じ、いつもなら見過ごすようなポイントもチェックで、こんな所からも魚がでてきたです。

 画像左の石のしたがえぐれていてそこから魚が飛び出してくる。アスリートを通すコースは画像真ん中の砂が溜まっている筋、そこを外れると出てこないのだ、2回出てきたがアスリートには触らずで、3回目に出てきた時にはアスリートのボディーにアタックしたがフッキングはしなかったが、目の前でチェイスしてくる魚を見ることが出来た。
 この辺りから魚の姿を見れる様に成って来た。流れの中から稚魚サイズがヒット。他にも稚魚サイズのチェイスが見える。温水プールの少し下辺りからだった。
 このエリアに入った時のお約束の滝壺だが稚魚サイズが1つ獲れただけの他は当たりらしきが1回有っただった。

 今回は前日に入ったOpen6Eさん達が苦戦した状況を確認する為に入ったが、確かに台風の増水で渓相が変わってしまい、Open6Eさんに「水量が少ない」と感じさせる様に流れが拡散し、それぞれの流れは水深がある。残念ながら魚は流されてしまった様だが、時間をかけてじっくり釣り上がって感じたことだが、増水から余り日にちが経っていないので魚は戻っていないが以前よりももっと良い感じの渓相になった様な気がする。頑張って残った魚もいて、滝壺から下ったのであろう稚魚も川に入り始めているようだし堰堤の溜まりに流された魚が川に戻れば徐々に回復してくれる事だろう。川の随所に小砂利の溜まる産卵に良さそうな所も出来ていた。再び良い釣りが出来るように回復を願いたい。




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6 コメント

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Unknown (ON AIR)
2007-10-07 07:29:19
おはようございます。
河津川変わってしましましたか・・・
この間、下見に行った時は久しぶりで
全然変化に気が付かなく、
新鮮な・初めての川の様に
感じました・・・笑

アマゴが確認出来て何よりです。

先日、友人から送られてきた写メール。
あれは口野付近赤灯台に打ち上げられていた
アマゴです。
流され、力尽きる者もいるんですね。

来週、行く予定が立ったのですが
台風が、また来ていますね・・・・
天候によっては、中止しますけど

私、4連休なのに・・・
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微妙 (Open6E)
2007-10-07 14:30:46
お疲れ様でした。
事後の検証までありがとうございます。

ここで部隊長さんにガッツリと獲られてたら、多分卒倒していたと思いますが、部隊長さんからしてもイマイチだったというところで喜べないキモチです。

俺がもう1匹取れたのは、左側が切り立った岩盤からその上が落ち込みからのカーブが直に当たるスリットでした。
サイズは手のひらもありませんでしたが(苦笑)

今年(すなわち今月)もう一回行きたいと調整をかけていますが、ちょっと無理っぽいです。
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河津川の変化は (部隊長)
2007-10-08 09:35:08
 久々の連休を取れたので土日目一杯釣りして今日、月曜は腑抜け状態で仕事に出てきましたが、案の定全く仕事に成ってません。

 このポイントの変わり方は一時的な感じでむしろ生態系の攪乱的な変化位な程度です。長いこと同じ状態でいることは生態系にとって好ましく無いことでたまには自然的に大きく変化する事で活性が上がるので良いと考えています。

ON AIRさん
 昨日も河津川本流の2箇所(中流域と源流域)に入りましたが、渓相の大きな変化は有りませんでした。他は見に行っていませんが、この記事のエリアが変わっていることから察するに荻ノ入川が気掛かりです。
 私は週末日曜しか行けませんが、天候は関係なく河津川に行きますのでメールが来るのを楽しみにしています。

Open6Eさん
 実は爆釣だったのですが、そのまま書くと前日に入られた方々にあまりにも失礼なんで上記の様な内容に・・・(大嘘)

 半端な腕の私がの結果です。大丈夫、この後禁漁で十分休んで、川も落ち着けば来春にはそこそこな感じまで回復していると思う程度の変化でしたからね。
 処で「左側が切り立った岩盤からその上が落ち込みからのカーブが直に当たるスリット」って水車の前辺りの事ですか?私も幾つかのチェイスは確認しました。残念ながら獲れませんでしたけどね。
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日曜 (フィールドクルーザーbyON AIR)
2007-10-08 10:45:12
部隊長様
日曜、爆荒でなければ行きます。
いずれにしても金曜~月曜まで
長岡の実家で過ごします。

恐らく、のんびり渓を楽しむので
大鍋~荻ノ入川辺りに入りますのでメール致します。


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いや (Open6E)
2007-10-11 02:21:37
おつかれさまです。
「左側が切り立った岩盤からその上が落ち込みからのカーブが直に当たるスリット」ですが、水車って大滝の近くですよね?

もうちょっと、つか、かなり大堰堤に近いところです。
ウル覚えで書いてるから上記表現どおりかどうかは定かではないんですが・・・
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解りました (部隊長)
2007-10-11 16:00:15
Open6Eさん

 解りました。堰堤から最初の大淵と次のもっと大きい淵との間ですね。
 あのエリアは目を閉じると入渓点から大滝まで順を追ってポイントの景色が浮かぶ位に通っていますから。
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