Bスポット療法

最近、診察しているとBスポット療法を希望される患者さんが増えてきました。
上咽頭の炎症はあらゆる病気の原因になり、塩化亜鉛を塗ると症状が改善するという治療です。有名な病気はIgA腎症ですが、耳鼻科疾患では副鼻腔炎のない後鼻漏で行うと良くなる患者さんもいます。簡単な処置ですが、やっている耳鼻科が少ないため遠くから来院されます。Bスポット療法について書いている本を読むと理にかなった作用ですが、まだまだ症例を経験すると「確信」に変わるのかもしれません。
今後の効果に期待！

不定愁訴の漢方治療

今日はツムラ主催の漢方セミナーに出席しました。
不定愁訴の治療はどの科も苦労しますが、漢方の場合は病名はなくても症状で治療薬を選択できるため日常診療でも使用しています。処方の選択肢を増やすためにセミナーにはできるだけ出席し少しでも知識を増やすことができればと思っています。今日の講師の下村先生も面白くわかりやすく説明して頂き、ためになりました。
また、少し進歩した？かな。

LED照明に交換

今日、当院の照明をLEDに交換しました。年間電気代も減らすことが可能ですが、それ以上に寿命が40000時間なので1日10時間毎日使っても約10年は持続するので、交換の手間が省けるのが大きいです。診察中の電燈のチカチカの心配は減ったかな・・・。使ってみると以外と明るいし、虫も寄りつかないなんて最高です。
明日からLEDのように明るく、長く、そして省エネ？で診療します。

カイゼン型病院経営

今回は「カイゼン型病院経営」という本を読みました。
福岡にある飯塚病院の病院経営についての本です。麻生泰さん(麻生財務大臣の弟さん)が経営に携わる民間病院ですが、医師、看護師などのコメディカルが協力して意識改革、家庭医育成、知的財産の開発、海外病院との交流などあらゆる面のカイゼンを紹介しています。病院のあり方として参考になる内容でした。
診療所としてはスケールの大きな内容ですが、人材育成や知的財産の開発までは難しいですが、治験の協力であれば協力できると思います。
夢のある病院経営で、感心しました。

ビリギャル

今回、「ビリギャル」という映画を見ました。
偏差値30以下の学校成績ビリが約1年半で慶応大学入試合格という奇跡❗️を映画にしたものです。内容としては、東西南北は分からない、日本地図は丸一つ、など普通に勉強していたら考えられない答えを出す女子高生が坪田先生にあって彼女にあった勉強方法で徐々に偏差値が70まで上がるサクセスストーリーでもあり、モンスターペアレントと言われてもおかしくないけど娘をずっとサポートしてくれる母や、息子をプロ野球選手するために努力したが夢破れた父だが、受験を機会に少しずつ娘のことを認めていく、など家族の物語でもあり、見ていて感動的でした。映画を見た後にすぐ原作本を買って読みましたが、やはり内容に吸い込まれ、一気に読み切りました。
岩田は彼女ほど成績は悪くはありませんでしたが、彼女の前向きな取り組みは参考になることがたくさんありました。まだまだ医師として成長したいですね。