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ブロークンシティ

2013年10月21日 21時17分15秒 | 映画 は行
評価:★★★【3点】


豪華キャストで内容もそこそこなのに映画として物足らない。

“正義”が喰い殺されるこの街で、
勝ち目0(ゼロ)の復讐が始まる!



市長選を目前に控え熱気に沸く巨大都市ニューヨーク。
7年前にある事件が原因で警察を辞め、
今はしがない探偵稼業で食いつなぐビリー・タガート。
彼は現市長のホステラーに呼び出され、
妻キャサリンの浮気調査を依頼される。
ところが調べを進めると、キャサリンの浮気相手は
ホステラーの対立候補の選挙参謀アンドリュースと判明する。
キャサリンからは単なる浮気調査のはずがないと忠告されたものの、
ホステラーに報告して調査を終えたビリー。
ところが数日後、アンドリュースは何者かに殺され、
自分が危険な立場に陥ったこと知るビリーだったが…。
<allcinema>



映画作品と見た場合、もうひとつ残念感が残ってしまう。
さて一体なにがそう思わせるのかといえば

ずばり劇中音楽がショボすぎて
テレビドラマの延長かB級丸出しの魅力のない旋律のオンパ!(笑)

ストーリーは映画的でサスペンスはしっかり味わえ
それぞれキャストの魅力は十分出ていたと思います。


【今週のツッコミ】
・本作のMVPは三流探偵事務所の助手の女の子でしょう。
 まともに給料もらえなくても調査の腕は一流では?
 この子のおかげでどれだけビリーが助かったことか^^;

・本作の存在感でいえばジェフリー・ライトが群を抜く!(笑)

・悪徳政治家がこんなにも似合うラッセル・クロウ。
 『L.A.コンフィデンシャル』と真逆の役もいいね。


・その妻でどこか謎めいたゼタ姐さんが絶品だった。
 この役はキム・ベイシンガーでもよかったかな(笑)

・ビリーがキャサリンの浮気現場で見た男
 一瞬の僅かな横顔で「あ!スーパー8のオッちゃんだ!」(笑)

・三流探偵事務所の助手の子の愛車ホンダ・アコードの
 ドアミラーの縦方向の強度が気になった^^;

・市長選挙で対立候補のバリー・ペッパーの最後の告白は
 アレは別になくてもいいんじゃない。
 話広げすぎて回収しきれないと思うよ^^

・現に劇中ポルノ映画もどきの主演女優を演じたビリーの妻は
 結局どうなっちゃったの^^;

・この映画ってヒッチコック風にアレンジできそうだな。
 ということでブライアン・デ・パルマに作り直して欲しい(笑)

・余談ですが!
 昨日『ブリット』を20年ぶりに再見して気がついた!
 あれだけの名作にもかかわらず覚えていたのは
 カーチェイスの部分だけだった(恥)
 これ洒落たオープニングから既に伏線張ってあったのね^^
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監督:アレン・ヒューズ
脚本:ブライアン・タッカー
撮影:ベン・セレシン
音楽:アッティカス・ロス/クローディア・サーン/レオ・ロス


出演:マーク・ウォールバーグ/ラッセル・クロウ/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
    ジェフリー・ライト/バリー・ペッパー


『ブロークンシティ』

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