
評価:★★★★☆【4,5点】(10)
超悪男子って、これどうみてもチャイナ系フレーズでしょ(苦笑)
ウケ狙いのロゴであるなら、いっそのこと激安特価のがいい(爆)
ま、それはともかくとして、随分前から楽しみにしていた作品でした。
ダメ親父とひとりぼっちの少年が旧式ロボットを通じ
親子の絆をとり戻していくヒューマンドラマなら
期待せずにはいられなかった。
◇
人間に代わって高性能のロボットたちが死闘を繰り広げる
ロボット格闘技の時代が到来。
ボクシングに全てを捧げてきた男チャーリー・ケントンは、
ついに戦う場所を奪われ、プライドも生きる目的も失ってしまう。
そんな人生のどん底であえぐ彼の前にある日、
11歳の息子マックスが現われる。
別れた妻が急死し、赤ん坊の時以来会っていなかったマックスの
面倒を見るハメになってしまったのだ。
困惑するチャーリーにマックスも心を閉ざしたまま。
そんなある日、マックスがゴミ置き場でスクラップ同然の
旧式ロボット“ATOM”を発見する。
小さくてオンボロのATOMだったが、彼には特別な能力が備わっていた。
やがてチャーリーとマックスは、ATOMを鍛えてロボット格闘技に挑むのだが…。
<allcinema>
◇
人生負け組だった男が、もういちど立ち上がっていく奇跡のドラマ。
しかしながらそこには、なんのヒネリもなく、王道を絵にかいたようなパターン。
でも、いいんです!単細胞のワタシには分り易くて物語にすんなり入れたし
ゴミ置き場から人生が再生していくのも応援したくなる展開でした。
こうしてみると、ゴミ置き場は宝の宝庫ともいえますね(笑)
あそこでマックスが足を滑らせ崖に滑落したのも
今となっては、呼び寄せられたとした思えない。
そして運よく途中で引っかかり、間一髪で助けてくれたチャーリーは
やっぱり体育会系であればこそです。
あれが親権を譲り受けた方の叔父だったら、とても出来ないでしょうし^^;
このダメ親父でも、一応頼りになるんだと思わせるシーンでしたね。
ATOMの反応する音が『ウォーリー』のイヴの音声と同じなので
そこからもうATOMに感情移入しちゃいました(←単純やね)
一応、ヒューマンドラマがベースになっているのに
ダメ親父でもなく、口が達者なひとり息子でもなくATOMにです(笑)
ロボットボクシングのアクションシーンは
『トランスフォーマー』でメカ同士の対決はすでにお馴染みなので
敢えて驚くことはなかったです。
出てくるロボットたちの造形のユニークさやハイテク技術など
プロモーターの資金次第でいくらでも凄いモノが作れる時代なんですね。
そういう意味からしても、周りのロボットよりも小柄で、しかも旧式ってことで
ATOMを応援したくなるのも弱者と思わせるからでしょうね。
本作、アクション映画と見るなら『トランスフォーマー』と大差ないけど
そこにヒューマン系が上手い具合に絡んでくるので
最大最後のロボット・ゼウスとの格闘シーンは手に汗を握ってしまう。
しかも、リングサイドから試合に参加するダメ親父チャーリーの様子を
見つめる恋人目線のときの静寂にウルっときてしまいました^^;
そう、ウルっと。それもかなり作品に歩み寄ってのことでして^^;
号泣したかったのにな~(苦笑) なぜ号泣に至らなかったのか。
惜しいけど、何かが足りなかった。。。
ヒュー・ジャックマン演じるチャーリーに悲壮感が少ない?
息子のマックスがでしゃばり過ぎたので引いてしまった?
テレビ観戦する恋人がバーのカウンターで隣にやって来たナンパ男を
試合に夢中になって殴るシーンがなかった?
たぶん、ATOMチームの弱い部分をもっと見せておく必要があったかも。
そういう“溜め”の部分、すなわちストレスをもっと背負い込んで
最後のリングで一気に放つ。膨らんだ風船が爆発するように(笑)
全体に見て、要所の部分があっさりしていたので、そう感じました。
おまけ)
・ゼウス側のプロモーターのお姐さんにウットリ!
ミラ・クニスよりもこっちの方がお顔のバランスが良く好みです^^
ちなみに、オルガ・フォンダというテレビ女優らしい。
・チャーリーの恋人ベイリーを演じたエヴァンジェリン・リリーは
『ハートロッカー』でジェレミー・レナーの奥さん役やってたのね。
雰囲気はいい感じです。パッと見、ブリジット・ モイナハン系?
・字幕版と吹替え版では微妙に表現の仕方が違っていた。
冒頭の牛との試合で、字幕は牛の体重を数値で話していたが
吹替えは「小振りな牛とバカでかい牛」で終わっている。
また、ノイジー・ボーイを買い、最初の操作のときに
チャーリーが字幕版では「ライト、レフト!」と言い反応しなかったのが
マックスが「みぎ、ひだり!」と日本語でロボットが反応。
吹替え版はチャーリーが「みぎ、ひだり!」で反応せずに
マックスのゲーム用語で反応していた。ここは流れ的に見て
字幕版の方が、直後のベイリーの行動に対し理にかなっていたと思う。
・ロボットを運搬する、あの大型トラックってカスタムカーなんだろうか。
近未来なので出てくる車も、どこぞのコンセプトカーみたいだった。
・192センチのヒューより背の高かったケヴィン・デュランドって。。。
なんと、198センチもあったのね!
・日本製品はサイコー!って嬉しくなるじゃん(爆)
ロボットのリモコン操作ってテレビゲームのコントロラーみたい。
・有に100メートルは崖から滑落したであろうあのシーンは
予告編からは想像も出来ないくらいゾッとした(笑)
・重量500キロもあるロボットを掘り起こし、ひっぱりあげたのが
11歳の息子という驚愕の事実を、ぜひとも映像化してほしい。
------------------------------------------------------------------
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:マウロ・フィオーレ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ヒュー・ジャックマン/ダコタ・ゴヨ/エヴァンジェリン・リリー/
アンソニー・マッキー/
『リアル・スティール』
超悪男子って、これどうみてもチャイナ系フレーズでしょ(苦笑)
ウケ狙いのロゴであるなら、いっそのこと激安特価のがいい(爆)
ま、それはともかくとして、随分前から楽しみにしていた作品でした。
ダメ親父とひとりぼっちの少年が旧式ロボットを通じ
親子の絆をとり戻していくヒューマンドラマなら
期待せずにはいられなかった。
◇
人間に代わって高性能のロボットたちが死闘を繰り広げる
ロボット格闘技の時代が到来。
ボクシングに全てを捧げてきた男チャーリー・ケントンは、
ついに戦う場所を奪われ、プライドも生きる目的も失ってしまう。
そんな人生のどん底であえぐ彼の前にある日、
11歳の息子マックスが現われる。
別れた妻が急死し、赤ん坊の時以来会っていなかったマックスの
面倒を見るハメになってしまったのだ。
困惑するチャーリーにマックスも心を閉ざしたまま。
そんなある日、マックスがゴミ置き場でスクラップ同然の
旧式ロボット“ATOM”を発見する。
小さくてオンボロのATOMだったが、彼には特別な能力が備わっていた。
やがてチャーリーとマックスは、ATOMを鍛えてロボット格闘技に挑むのだが…。
<allcinema>
◇
人生負け組だった男が、もういちど立ち上がっていく奇跡のドラマ。
しかしながらそこには、なんのヒネリもなく、王道を絵にかいたようなパターン。
でも、いいんです!単細胞のワタシには分り易くて物語にすんなり入れたし
ゴミ置き場から人生が再生していくのも応援したくなる展開でした。
こうしてみると、ゴミ置き場は宝の宝庫ともいえますね(笑)
あそこでマックスが足を滑らせ崖に滑落したのも
今となっては、呼び寄せられたとした思えない。
そして運よく途中で引っかかり、間一髪で助けてくれたチャーリーは
やっぱり体育会系であればこそです。
あれが親権を譲り受けた方の叔父だったら、とても出来ないでしょうし^^;
このダメ親父でも、一応頼りになるんだと思わせるシーンでしたね。
ATOMの反応する音が『ウォーリー』のイヴの音声と同じなので
そこからもうATOMに感情移入しちゃいました(←単純やね)
一応、ヒューマンドラマがベースになっているのに
ダメ親父でもなく、口が達者なひとり息子でもなくATOMにです(笑)
ロボットボクシングのアクションシーンは
『トランスフォーマー』でメカ同士の対決はすでにお馴染みなので
敢えて驚くことはなかったです。
出てくるロボットたちの造形のユニークさやハイテク技術など
プロモーターの資金次第でいくらでも凄いモノが作れる時代なんですね。
そういう意味からしても、周りのロボットよりも小柄で、しかも旧式ってことで
ATOMを応援したくなるのも弱者と思わせるからでしょうね。
本作、アクション映画と見るなら『トランスフォーマー』と大差ないけど
そこにヒューマン系が上手い具合に絡んでくるので
最大最後のロボット・ゼウスとの格闘シーンは手に汗を握ってしまう。
しかも、リングサイドから試合に参加するダメ親父チャーリーの様子を
見つめる恋人目線のときの静寂にウルっときてしまいました^^;
そう、ウルっと。それもかなり作品に歩み寄ってのことでして^^;
号泣したかったのにな~(苦笑) なぜ号泣に至らなかったのか。
惜しいけど、何かが足りなかった。。。
ヒュー・ジャックマン演じるチャーリーに悲壮感が少ない?
息子のマックスがでしゃばり過ぎたので引いてしまった?
テレビ観戦する恋人がバーのカウンターで隣にやって来たナンパ男を
試合に夢中になって殴るシーンがなかった?
たぶん、ATOMチームの弱い部分をもっと見せておく必要があったかも。
そういう“溜め”の部分、すなわちストレスをもっと背負い込んで
最後のリングで一気に放つ。膨らんだ風船が爆発するように(笑)
全体に見て、要所の部分があっさりしていたので、そう感じました。
おまけ)
・ゼウス側のプロモーターのお姐さんにウットリ!
ミラ・クニスよりもこっちの方がお顔のバランスが良く好みです^^
ちなみに、オルガ・フォンダというテレビ女優らしい。
・チャーリーの恋人ベイリーを演じたエヴァンジェリン・リリーは
『ハートロッカー』でジェレミー・レナーの奥さん役やってたのね。
雰囲気はいい感じです。パッと見、ブリジット・ モイナハン系?
・字幕版と吹替え版では微妙に表現の仕方が違っていた。
冒頭の牛との試合で、字幕は牛の体重を数値で話していたが
吹替えは「小振りな牛とバカでかい牛」で終わっている。
また、ノイジー・ボーイを買い、最初の操作のときに
チャーリーが字幕版では「ライト、レフト!」と言い反応しなかったのが
マックスが「みぎ、ひだり!」と日本語でロボットが反応。
吹替え版はチャーリーが「みぎ、ひだり!」で反応せずに
マックスのゲーム用語で反応していた。ここは流れ的に見て
字幕版の方が、直後のベイリーの行動に対し理にかなっていたと思う。
・ロボットを運搬する、あの大型トラックってカスタムカーなんだろうか。
近未来なので出てくる車も、どこぞのコンセプトカーみたいだった。
・192センチのヒューより背の高かったケヴィン・デュランドって。。。
なんと、198センチもあったのね!
・日本製品はサイコー!って嬉しくなるじゃん(爆)
ロボットのリモコン操作ってテレビゲームのコントロラーみたい。
・有に100メートルは崖から滑落したであろうあのシーンは
予告編からは想像も出来ないくらいゾッとした(笑)
・重量500キロもあるロボットを掘り起こし、ひっぱりあげたのが
11歳の息子という驚愕の事実を、ぜひとも映像化してほしい。
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監督:ショーン・レヴィ
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:マウロ・フィオーレ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ヒュー・ジャックマン/ダコタ・ゴヨ/エヴァンジェリン・リリー/
アンソニー・マッキー/
『リアル・スティール』
この映画、号泣よりあえてウルウル程度を狙ったんじゃないでしょうかねぇ~(笑)
とにかく、ストレートに響いてきたし、あんな経緯でATOMを発掘(?)したのも運命の出会いですよね。
「自分で掘れ、オレは知らん」とサッサと行っちゃったヒューが、戻るまで待っていたのもね、ああ~男同士って、こうなんだよなぁ~と思いましたよ(笑)
変態系「トランスフォーマー」にロボット映画の面白さはありますが、こちらは全く別物の面白さがありました。
おそらく、這い上がるオンボロなロボットに感情移入できない人はいないのではないかな。
で、一番重要なのは、主人公父子がめちゃ良い!!
あちらは、ロボット君たちはともかく、イケてないチビ猿君がイケキャラってだけで、もう入り込めないんだもん(爆)
>重量500キロもあるロボットを掘り起こし、ひっぱりあげたのが 11歳の息子という驚愕の事実~
いや~ん、itukaさんたら~。そこは目をつぶって~(笑)確かに、私も思いましたけど(苦笑)
トランスフォーマーが大好きな女子なんで
ロボットのファイティングシーンには力が
入りました。ラストは、手に汗握って大興奮(笑)
ベタで王道でわかりやすいエンタメ作品、こういう映画、大好物です(笑)
>ATOMの反応する音が『ウォーリー』のイヴの音声と同じなので
え~~!そうでしたか・・・気がつかなかった(^_^;)もう1回鑑賞したら、確認してきます(^_-)-☆
>・ゼウス側のプロモーターのお姐さんにウットリ
あはは(ーー;)確かに、お顔立ちはパーフェクトでしたね。あんな美女がツンデレだったら
itukaさん堪らないのでは?(笑)
話がそれましたが(^^;とにかく、私にとっては
期待した以上に良くて楽しめた作品でした♪
あの世界最強の王者をあそこまで痛めつけたことだけで大満足でした。
こういうところが『ロッキー』へのオマージュたる所以なんでしょうね。
マックスくん、自分で拾ってきたからこそ愛着もひとしおですよね^^
大きなオモチャから親友のような存在になっていく過程もよかった。
ワタシだったら、いっしょに拾っていたかも(笑)
でも、試合に出すのはチャーリーと同じく反対したでしょう(苦笑)
オリーブリーさん、チビ猿くんがほんとうにダメなんですね(笑)
そういうのって生理的なモノですから仕方のないことです^^
ワタシだってオードリー・ペップバーンがまったくダメですもの(爆)
敢えてあそこは突っ込まない方がやっぱりいいんですよね(笑)
それ以上に展開がすごくよかったのでシャレ感覚で突っ込みましたよ^^
ベタな話ですが、もういちど挑戦する勇気が大事なんですよと教えられました。
ベタ、王道、案外こういうのがとてもたいせつなんですよね。
ワタシはイヴにゾッコンだったので(おいおい)すぐに「お!」って反応しました(爆)
あの、プロモーターのお姐さん、カッコいい!
ツンデレ、いいね~!(爆)
この作品は、もういちど観たいので新作途絶えたころに行ってこよう(笑)
アトムはボクサーと言うより、フェンシングが得意そうな顔つきでしたね(=^_^=)
1ラウンド終わった時点で、あちこちから白煙が上がってるので「わー! もうすぐ小型原子炉が爆発やー!」と真っ青になってしまいました(×_×) ←名前もアトムだし。。
もう数年もしたら、ロボットが主人公の『ベスト・キッド』系なんかが出て来るかも知れませんなぁ、、(⌒~⌒ι)
いわれてみれば、まさしくフェンシング顔(爆)
あのフェイスガードの形もなんか“はにわ”っぽくてオンボロを強調してましたしね。
頭からの白煙には、アトムくん怒ってるな~なんて見てました^^
確かに原子炉爆発しそうですよね。ポコッ!とか言って。
『ベスト・キッド』のロボット編行っちゃいますか~(笑)
ワタシは「忠臣蔵」なんかやってもらいたいですね~^^;
ロボットの試合シーンに金をかけすぎたのか?人間の方が影が薄い印象。「父子のなんとか」で"お涙"とまではいかないですね。
しかしまぁ、達者な子役にはかないませんね。
横揺れだったのでまだよかったです。
劇場も揺れたのですね。
デザスター映画なんか観てたら臨場感あって得した気分になりますよね!(←おい)^^;
>ロボットの試合シーンに金をかけすぎたのか?人間の方が影が薄い印象
ロボットの描き方は満足でしたが、言われるように人間の部分はもうひといきでした。
チャーリーに同情したくなる要素がもひとつなかったのが原因なのかな~^^;