
評価:★★★★【4点】
風変わりな家族だってとても温かいんです。
◇
10歳の天才少年スピヴェットの家族はみな変わり者。
モンタナの田舎で広大な牧場を営む父テカムセは
身も心もカウボーイ。
小さな生きものに恋する昆虫博士の母クレアに、
本気でアイドルを目指す姉のグレーシー。
そして二卵性双生児の弟レイトンは、
頭脳派のスピヴェットとは対照的に、
活発で運動や銃の扱いに長けた父親自慢の息子。
ところが、その弟がスピヴェットと遊んでいるときに
銃の事故で亡くなってしまう。
以来、家族は悲嘆に暮れ、
スピヴェットは自分を責める続けていた。
そんな時、スミソニアン博物館から
スピヴェットの発明が栄えあるベアード賞を受賞したとの
知らせが届く。
一度は授賞式への招待を辞退するスピヴェットだったが、
家にも学校にも居場所のない彼は、
博物館の次長ジブセンの熱心な誘いを受けることに。
こうして家族に置き手紙だけを残し、
たった一人で遥かスミソニアン博物館めざして
旅立ったスピヴェットだったが…。
<allcinema>
◇
変わりモノ家族というよりも
一人ひとりが自分の嗜好に対し自由に満喫していて
それぞれの嗜好品がバラバラなだけのこと。
唯一、弟レイトンと父が似ていただけのことである(笑)
科学の天才少年でしたか!
彼は常に物事を瞬時に数値化するほど数学に長けている。
これは持って生まれた才能なんでしょう。
日々の生活の家族の何気ない仕草までデータ化する勢いに
もはや、これは完全なるサイエンスフィクションの世界だと
ワタシの中で勝手にイメージしてしまっていた(笑)
彼が頭の中で計算した数値が映像のそこかしこに出てくる。
これは過去映画の『ラスベガスをぶっつぶせ』にも
数学力の天才学生がアパレル会社のバイトのなかで
瞬時に暗算する数式が映像にでてくるアレと似ている。
物語は、10歳の少年目線で微笑ましく描かれている。
父との間にあったチョットした心の隔たりも
勝手な思い込みだったことが判明する辺りから
最初の印象とずいぶん違う家族がみえてくるのが素晴らしい。
この映画は主人公の特異なキャラクターが
ワタシ好みだったので、世界観にすんなり入り込めたかな^^
【今週のツッコミ】
・モンタナ州といえば、14歳のスカちゃんのあの映画。
『モンタナの風に吹かれて』不倫映画です(爆)
・双子の弟が居るってことで姉を合わせ6人家族と思っていたら
自分との二卵性双生児ってことね^^;
・弟レイトンのガタイがスピヴェットより大きかった!
まるで若き日のジョン・ボイトだなアレは(笑)
ついでに言えばスピヴェットはアーロン・エッカート^^
・家族の行動をデータ化し人の癖をみるにはいいが
できればそこに無駄な動きを明確にし
本人に助言すればさらに孤立化間違いなし(おい)
・貨物列車にタダ乗りし、車窓の外にさかさまになって遊ぶ少女、
彼女、なかなか可愛いじゃないか。
あそこは何かしらの連絡手段を今後のために取りたいところ。
・テレビ出演したスピヴェットを見て、姉が興奮しているところ
ワタシも思わずウルウルとなってしまった。
--------------------------------------------------------
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ/ギョーム・ローラン
音楽:
出演:カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/
ジュディ・デイヴィス
『天才スピヴェット』
風変わりな家族だってとても温かいんです。
◇
10歳の天才少年スピヴェットの家族はみな変わり者。
モンタナの田舎で広大な牧場を営む父テカムセは
身も心もカウボーイ。
小さな生きものに恋する昆虫博士の母クレアに、
本気でアイドルを目指す姉のグレーシー。
そして二卵性双生児の弟レイトンは、
頭脳派のスピヴェットとは対照的に、
活発で運動や銃の扱いに長けた父親自慢の息子。
ところが、その弟がスピヴェットと遊んでいるときに
銃の事故で亡くなってしまう。
以来、家族は悲嘆に暮れ、
スピヴェットは自分を責める続けていた。
そんな時、スミソニアン博物館から
スピヴェットの発明が栄えあるベアード賞を受賞したとの
知らせが届く。
一度は授賞式への招待を辞退するスピヴェットだったが、
家にも学校にも居場所のない彼は、
博物館の次長ジブセンの熱心な誘いを受けることに。
こうして家族に置き手紙だけを残し、
たった一人で遥かスミソニアン博物館めざして
旅立ったスピヴェットだったが…。
<allcinema>
◇
変わりモノ家族というよりも
一人ひとりが自分の嗜好に対し自由に満喫していて
それぞれの嗜好品がバラバラなだけのこと。
唯一、弟レイトンと父が似ていただけのことである(笑)
科学の天才少年でしたか!
彼は常に物事を瞬時に数値化するほど数学に長けている。
これは持って生まれた才能なんでしょう。
日々の生活の家族の何気ない仕草までデータ化する勢いに
もはや、これは完全なるサイエンスフィクションの世界だと
ワタシの中で勝手にイメージしてしまっていた(笑)
彼が頭の中で計算した数値が映像のそこかしこに出てくる。
これは過去映画の『ラスベガスをぶっつぶせ』にも
数学力の天才学生がアパレル会社のバイトのなかで
瞬時に暗算する数式が映像にでてくるアレと似ている。
物語は、10歳の少年目線で微笑ましく描かれている。
父との間にあったチョットした心の隔たりも
勝手な思い込みだったことが判明する辺りから
最初の印象とずいぶん違う家族がみえてくるのが素晴らしい。
この映画は主人公の特異なキャラクターが
ワタシ好みだったので、世界観にすんなり入り込めたかな^^
【今週のツッコミ】
・モンタナ州といえば、14歳のスカちゃんのあの映画。
『モンタナの風に吹かれて』不倫映画です(爆)
・双子の弟が居るってことで姉を合わせ6人家族と思っていたら
自分との二卵性双生児ってことね^^;
・弟レイトンのガタイがスピヴェットより大きかった!
まるで若き日のジョン・ボイトだなアレは(笑)
ついでに言えばスピヴェットはアーロン・エッカート^^
・家族の行動をデータ化し人の癖をみるにはいいが
できればそこに無駄な動きを明確にし
本人に助言すればさらに孤立化間違いなし(おい)
・貨物列車にタダ乗りし、車窓の外にさかさまになって遊ぶ少女、
彼女、なかなか可愛いじゃないか。
あそこは何かしらの連絡手段を今後のために取りたいところ。
・テレビ出演したスピヴェットを見て、姉が興奮しているところ
ワタシも思わずウルウルとなってしまった。
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監督:ジャン=ピエール・ジュネ
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ/ギョーム・ローラン
音楽:
出演:カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/
ジュディ・デイヴィス
『天才スピヴェット』
かと言って他に誰も浮かびませんが(笑)
それから
>車窓の外にさかさまになって遊ぶ少女
そうそう、可愛かったですよね~!
スピヴェットくんと彼女に「小さな恋のメロディ」期待しちゃいました(笑)
スピヴェットの骨格と各パーツをデフォルメさせると彼系になるな~でしたけどね(笑)
でもいいんです。
amiさんにそこを突っ込んでもらってとても嬉しいとともに
今後の課題として日夜邁進していく事を誓います(大げさな)
車窓の彼女って『グレムリン』のケイト・ベリンジャーを真っ先に思い浮かべましたよ。
(普通にフィービー・ケイツって言いいなさいって)^^;
itukaさんも、こんな風に生活なさっているんですか??
数字に弱い人間には考えられないですが、
映像でこのデータが出てくるのを見るのは楽しかったです。
もしかして、理数系の頭の人って、数字があんなふうに見えているの?
かなりありえない話で、とんでもなく特異な家族なのに、
あの、姉がTVを見ているシーン、itukさんと同じく
ちょっと感動でした。
そして、母の続きの言葉にうんざりするところも。
いい家族です。
自分では飛行機のコックピット感覚なんですが、伴侶に言わせると汚部屋だそうです(爆)
さすがに私生活ではスピヴェットみたいにしませんが、
仕事では常に負荷の掛るポイントを見ているんですよ。
そして、そこを改善するヽ(  ̄д ̄;)ノ オテアゲー
なので、彼の頭の中で考えていることに共感しました(笑)
最後は綺麗にまとまったいい家族でしたね^^