一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト

一郷一会が威信をかけて ^^: 選定。センター系、スパ銭・・・ お湯さえよければどこでもOK! 料金上限1,200円也。

□ 磯原温泉 「磯原館」 (元100湯)

2005-07-16 12:47:35 | 茨城
磯原温泉「磯原館」は、昭和6年創業の磯原温泉の湯元である。宿の目の前には、太平洋の大海原が広がり、磯遊び磯原海水浴場での海水浴なども楽しめる。宿泊はしていないのですが、冬場のあんこう鍋を始めとした鮮度の高い魚介類の料理にも定評がある。
 ここの宿の特徴はなんといっても人柄の良いご主人をはじめとする家庭的な雰囲気である。宿は古いが清掃が行き届いたのも好感がもて、今度は是非宿泊したい宿である。

 さて温泉というと、温泉分析書からいうと、含硫黄ーナトリュウム塩化物泉である。我々は小さな宿を目指す、その理由は客室数が少なければ、大きな浴槽を作る必要もなく無理の無い湯使いが期待できるのである。特に冷鉱泉は、湯量が豊富ならともかく、そうでなけれは大浴場にして、お湯のよさ、温泉力強さについて、あまり期待が出来ないのが実情である。
 ここの磯原館については、加熱かけながし湯、湯口ははっきりとした卵味、温泉の主成分もよく、深い味わいの温泉の力強さが楽しめる。冷鉱泉であるが高温泉にまけない浴感などは、鉱泉はちょっという人も是非とも味わっていただきたい。温泉は殆どいったよなどという人はぜひ、温泉に幅は必ず広がります。ここは、温泉のよさが解っている宿です、頑固に源泉の利用法の加熱かけ流し湯にこだわった宿に、いつも沢山の方に訪れて貰い、このとてもよい湯を守って頂きたい
と感じている。上にも書きましたが、ここの湯は宿泊者に合わせてかけ流しを守っているので、日帰り入浴の場合は夕方近くが望ましいくかつ電話連絡し確認の上入浴することを望む、積極的に日帰り入浴客は取っていないし極上湯を守る姿勢に共感しよう。
画像は磯原館中庭から太平洋を望む。

K=13.2 Na=600 Ca=30 Mg=4.9 Cl=890 SO4=7.0 HCO3=185 CO2=1.7 メタケイ=84.5 H2S=2.5
PH=8.2 泉温18.5 湧出6.2L/min 成分総量 1725
昭和33年11月分析
                文 ガメラちゃん@takayama
         

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