のび工房  2013.7.26

2013-07-27 21:22:54 | フィールドワーク

糸島市加布里718-6 に オープンしたばかりの

猫と布とアクセサリーの店「のび工房」 を訪ねました。

 

 

増本智子さんと典子さん姉妹が

京都の哲学の道から移転して来られ、

7月20日に 加布里公園の登り口にオープンされました。


もともと唐津の方で、

お姉さんの智子さんが染色の勉強で京都に行かれ、

2年後に妹の典子さんも京都へ。

 18年前に会社を立ち上げられ活動されていましたが、

ご両親の事や8匹の猫たちの将来を考え、

博多と唐津の間の糸島に工房を建てられました。


海と山があり 夕陽も見え、

哲学の道にもあった桜に囲まれたこの場所に

決められたそうです。

  


  


猫がモチーフなのは、

初めは染物や織りが中心でしたが、

ある時、納屋の上から猫が落ちてきたことがきっかけだそうです。



 

姉の智子さんは 主に七宝焼きのアクセサリーやフエルトバッグを、

妹の典子さんは イラストを担当され、

ポストカードやカレンダーはお二人の合作だそうです。


  


  


  


工房の名前の由来は

妹さんの典子さんのニックネームが「のび」だったことから付けられました。

 


  


ドイツの雑誌に掲載されたこともおありだとか・・・


    

 

京都では製作に追われていたので

これからは ゆっくりと ものづくり なさりたいそうです。



ネット販売もされていますし

詳しくは 「のび工房」のブログ を ご覧ください。

クリックしてください

 

 


いとらえ  2013.6.21

2013-06-22 11:19:55 | フィールドワーク

糸島市志摩桜井1052 の 

いとらえ (旧 「博文」)

を 訪問しました。

 

 

 

以前は 木彫家の柴田博文さんのギャラリー「博文」でしたが


今年の4月からは、


柴田さんの作品を見たり実際に座ることも出来て、

   

 

 

 リンパマッサージの「Lomi Lomi」や


パーソナルトレーニング や フラレッスン もあり、


ハワイのコーヒーなどが飲める KOPE(coffe) のある、

 

「いとらえ」としてリニューアルオープンされています。


「いとらえ」は、糸島の「いと」と

ハワイ語で「おだやかな。おちついた。」の意味の「らえ」

を組み合わせたものだそうです。




柴田博文さんは42歳で脱サラされました。

もともとデザインがお好きで、

加布里の製材所で、たまたまあった大きな楠を見て

ソファーを作られ、

それを美術展に出品されたところ

県知事賞を受賞。

 

これがその ソファー です。

 

 

 

3年連続して県知事賞などを受賞されたことで

木彫の道に入られました。 

鑿などの道具の使い方は、 

製材所に出入りする大工さんたちから習われたのだそうです。

 

12年前に「博文」をオープン。


カルチャースクールなどから声が掛かるようになり

博多、小田部、ももちパレスや

桜井の工房で教室をされています。

   


県の美術協会の会員で毎年出品。


年に1度、春か秋に、生徒さんとの作品展もされています。

 


柴田さんが使われる材料のほとんどは、

丸太のまま使って割れにくいし、

虫もつかない  楠 です。


 

注文販売が多く、

依頼先に行き、デザインや大きさなどを決められるそうです。


  

 

  

 

 

詳しいことは いとらえ の facebook をご覧ください。

 

いとらえ の 予約・お問い合わせ は

 080-3535-0609 です。


 


唐津焼 SAKATA 2013.5.20

2013-05-21 21:41:16 | フィールドワーク

糸島市本913 芸術村 にある

唐津焼 SAKATA です。


坂田奈津美さんは

久留米の出身ですが

社員研修で湯布院で陶芸に触れ、

唐津の陶芸教室で勉強されて

2000年に独立されました。


   


唐津の土には色いろな色がありますが

食器として使いやすい 白い粉引 が多いそうです。


  


高台の付いたものもありますが

多くが 碁笥底(ごけぞこ)です。


  

 

      


色色な方に意見を聞き、

日常で使い易い器を製作されているそうです。


 

 

 

作品は

応援プラザ、ここのき、solcadeau などにあり

ネット販売の よかもん市場にも。


予約制で ろくろ体験 もされているそうですので

ご希望の方は お問い合わせください。

 090-3194-3650

 



Wood craft もりの木 2013.5.20

2013-05-21 21:40:32 | フィールドワーク

糸島市香力227 にある

Wood craft もりの木 です。



宮崎輝雄さんが 組木のおもちゃを作られています。

 

1945年 福岡県大川市生まれで

1966年 武蔵野美術短大デザイン科を卒業。

1987年 組木で「第14回パック展推薦賞」を受賞されています。


量産家具や看板の仕事を経て

独身の頃から「木のおもちゃを子どもに作ってやりたい」

と思っていらしたそうで

木のおもちゃを作られるようになったそうです。


 

自然の中で生活をし

動物や鳥などを作りたいので

この糸島を選ばれたそうです。


   


材料は カナダのアルダー という木です。


 

   

 

      

     

    

 

作品は

応援プラザ、 糸島手作りハム などに置いてあります。

 

Wood craft もりの木 の ホームページ もご覧ください 

クリックしてください

 

 

 



studio TARN  2013.4.15

2013-04-18 12:14:11 | フィールドワーク

 木工家具の受注制作をされている

studio TARN (スタジオ ターン)の浦田剛大さんに

お話を伺いました。

 

  

浦田さんは、九州産業大学で彫刻を学ばれましたが、

家具にも興味を持たれ、木組みの技術を独学。

骨董屋で箪笥の作り方などを見て

技術を磨かれて来られたのだそうです。



作品は  ホームページ  をご覧ください。 

クリックして下さい



こちらは

工房で見せていただいた作品です。

 

 

       

 

 

 

これはテレビボードですが

何種類もの木材を組み合わせ

強度などを計算して

釘は使わず、木組みだけで作られたそうです。




この学習机は

50年前の物を再生されています。



以前は箸などの小物も作られていましたが、

現在は家具だけに専念されていて

今年は古民家再生の事業も始められたそうです。


 





彫金とガラス工房 ミモザ  2013.4.15

2013-04-16 14:24:15 | フィールドワーク

志摩久家531-1 で

彫金とガラスでアクセサリーを制作されている

 ミモザ  を訪問しました。

 

  

 

豊福あきこ さんは

「自分のアクセサリーは自分で作ろう」と思われ

彫金を習われましたが、

宝石だと高価になってしまうので

ガラスと真鍮や銅を組み合わせ

アクセサリーを作られています。


   

ミモザ がお好きで

ミモザをモチーフにしたアクセサリーです。


 


アクセサリーは付けた人によって輝きが変わり

どんなシチュエーションにでも付けられるものを制作されているそうです。



    



花びらに動きや表情を付け

自分が付けて楽しいものを作られます。

   



豊福さんは博多出身で

11年前に久家に引っ越して来られました。

福岡市のギャラリーやエルガーラ(大丸)などで

展示会をされていたそうです。


 


  

2009年には、「婦人之友」に掲載されています。


今年は

 大宰府の KOTOHOUSE(コトハウス)での2人展 



工房では、昨年催された

 餅花 講習会  が好評だったので

今年も予定されているそうです。

 

 & FAX は  092-328-2627 です









DURAM FACTORY 2013.3.18

2013-03-24 14:42:37 | フィールドワーク

今回は、糸島市志摩桜井で 革製品を作られている

DURAM FACTORY を訪ねました。

 

代表者の 中川克彦さんは

20年以上雑貨の仕事をされているうちに 革に興味を持たれ

2005年6月に 福岡市の薬院に店舗兼工房を開業

2008年12月に 糸島市の隣の周船寺に仮の工房を

2012年8月に 工房を糸島市志摩に移されました。

 

  

 

 

DURAM FACTORY の「DURAM」は

ポルトガル語で「継続する、維持する」を意味するそうです。


コンセプトは 

シンプルで丈夫、そしてナチュラルな想い、

道具としてのデザインのシンプルさと丈夫さ、

自然な素材感

 


    

 

 

中川さんのデザインで、

使用される革のほとんどは

ミモザの木から取れるタンニンで鞣したものを

使われるそうです。


   



DURAM FACTORY の製品なら

いつでも修理して下さるそうです。


 

作品は、福岡市西区の 木の葉モール  

 

オンラインショップ で販売されています。



詳しいことは

DURAM FACTORY さんのホームページ をご覧ください。

     

        クリックして下さい

 

 

 

 

 

 


莫窯  2013.2.18

2013-03-08 17:43:13 | フィールドワーク


糸島市高上342 の 莫窯 を訪問しました。

 

    

 

 

上原治夫さんは、

1946年 札幌に生まれられました。

1969年 早稲田大学文学部美術専修を卒業され

1970年から 鹿児島、京都、広島で修業。


1978年に 現在の糸島に築窯され

食器づくりに専念されているそうです。

料理が映える白い器

料理を載せた器

を想像し作陶されるそうです。


 

   

 

 

   

 

 

釉薬も自作で、

天草、広島、信楽の土を使われるそうです。


  

 

 

    

 

現在は、注文販売と

全国で個展を年に2~3回されていますが

今年は5月に 窯開き をされる予定だそうです。


草木染の織物作家の奥様の作品もありました。

   

 

上原さんの ホームページ です。

クリックしてご覧ください


お問い合わせは   092-323-4022  です。

 

 



手作り玩具のおれんじ村  2012.1.21

2013-03-07 18:43:51 | フィールドワーク

今回の訪問先は、福岡市西区宮の浦1914 にある

 手づくり玩具のおれんじ村  です。

 

 

入口から 手作りの看板やポストなどが出迎えてくれます。

 

  

 

 

製作者の 松田伸一さんは

1953年に博多に生まれ。


30歳までサラリーマンをされていましたが退職され、

1985年 西区の西公園に

手づくりおもちゃの店「おれんじ村」を開かれました。


2003年には TVチャンピオン「木のおもちゃ選手権」に出場され

優勝されています。



2005年 阿蘇高森町の 阿蘇フォーラムスクールに

木のカラクリ工房 を開かれました。


2012年 現在の 宮の浦に移転されています。



松田さんは 子どもの頃からおもちゃ作りがお好きだったそうです。


 

主な材料は ホワイトアッシュ で

子どもが舐めても安全なように塗料は塗らないのだそうです。


   

 

 

クワガタ や カニ の中に入っている 積み木 や

  

 

カラクリの貯金箱 や 

  

     

 

カラクリの鉄砲 などなど・・・

  


 

工房の 中も 外も オリジナルのおもちゃで一杯でした。


  



  


   

 

   

 

  

 

糸島ぐるっとナビ 

にも 掲載されていますのでご覧ください。


 おもちゃ作りの体験 も出来るそうですので

 092-809-1355

に お問い合わせください。

 

 


土器土器ぐらんま  2012.10.22

2013-03-01 17:53:57 | フィールドワーク

高祖1276-1にお住まいの

田中由美子さんのお宅での陶芸教室に参加させていただきました。

  

その様子は フォトチャンネル でご覧ください。


陶芸体験

 

田中さんは 福岡市西区石丸の可楽々木(かららぎ)工房という陶芸教室で

5年間ほど勉強され、そこで知り合われたお仲間8人で陶芸体験 

平成9年12月ご自宅で工房「土器土器ぐらんま」を開かれました。


 

ご自宅の和室には、みなさんの作品がたくさん展示されていました。


 

みなさんが同時に陶芸を始められたので、

師弟関係は全く無く、

お互いにそれぞれの個性を尊重し

工夫しながら作陶されているのだそうです。

 

 

中でも特に目を惹くのは、工芸展で受賞された方の大皿です。


 

他にも、動物をモチーフにしたものなど

みなさん思い思いに楽しく作られています。


  



       

 

 

2010年には、イマジンハウスで

 作品展 も 開催されたそうです。

 

 

 

 

 

釉薬も全てではありませんが、手作りされています。

 

  

 

  

 

 

 

作品は 灯油の窯で 焼かれます。

 

 

田中さんは

「仲間がいるからずっと続けてこられたし、

続けてきて本当に良かった」

と おっしゃっていました。


田中さんを中心にして、何よりも皆さんが 

楽しく 和気あいあいと作陶されている工房です。

水曜日でしたら、陶芸体験も可能だそうです。


お問い合わせは

092-322-7602 田中さん へ