◆福島第1原発大事故対策の不手際は、明らかに「人災」=「菅災」だった。それを助長したマスメディアの罪は重い。「3・11」から退陣するまでの約半年間、なぜ「菅直人首相退陣しろ」と言わなかったのか。世界最多の発行部数1000万部を誇る読売新聞は3月10日付け朝刊「総合面」(3面)「スキャナー」欄で、「拙劣な司令塔 空転」「原災本部 議事概要」「リーダーは誰か。統率が取れない」という見出しをつけて、政府が3月9日、初めて公表した「全閣僚参加の『原子力災害対策本部』などの議事録概要』について、科学部の佐藤俊彰記者と安田幸一記者が報道している。このなかで、看過できないのは、国家最高指導者である菅直人首相の姿勢である。
「15日昼すぎに開かれた第8回会議で、片山総務相が、『オペレーション(作戦)のリーダーは誰か。様々な要請は、趣旨のわからないものが多すぎる。断片的で子どもっぽい。統率が取れていない』と、官邸地下と首相執務室(官邸5階)に政府の指示系統が分断したことを批判。菅首相は『生データの90%は東電。海江田経産相と細野首相補佐官を張り付けているが、やりとりの歯車がうまく回っていない』と、責任を東電に転嫁した」
片山善博総務相(元鳥取県知事)は、菅直人首相が首相官邸の地下にある「災害対策本部」にも行かず、首相執務室で携帯電話をかけ続け、総理大臣としての最大の務めである最高指揮官の任務を果たしていないことを痛烈に批判していたのである。しかし、部下である片山善博総務相が、総理大臣に取って代わって指揮棒を振るうことはできない。本当ならば、自分が采配を振るいたかったであろう。
◆いまの首相官邸では、首相番記者はもとより、内閣記者会のメンバーが、首相執務室の入り口にも接近できないという。だから、地下の災害対策本部に入っているか否かを確かめようがないかも知れない。
だから、菅直人首相が実際に何をしていたかを知るのは難しいことであったと受け取れる。それでも、菅直人首相の異常ぶりは、時折、首相官邸外にも、漏れ伝えられていた。そのなかには、報告に言った局長クラスの高級官僚たちが、「いきなり怒鳴りつけられた」とか、「もう30秒たりとも、菅首相の顔は見たくもない」とか言ったようなゴシップまがいの情報が伝えられていた。確かに、生涯のうちでも、初めての経験とも言える大震災に直面した政治家にしてみれば、戸惑うのは当然である。
それでも、一旦、国家最高指導者の地位に就いた以上、絶対に弱音や泣き言を吐いてはならないのである。それだけではない。菅直人首相は、泣き喚く恥ずかしい姿を見られている。こんなことでは、威厳を部下たちに示して、指揮を取ることはできない。
◆マスメディアの最大の罪は、国家最高指導者である総理大臣には最も相応しくない、不適格で無能な菅直人首相を退陣させようともせず、それどころか、延命させようとしてきたことだ。日本テレビの番組「ミヤネ屋」では、司会者の宮根誠司アナウンサーが、「菅さんの足を引っ張らないで、みんなで支えあえばいいやん」などと菅直人首相を絶対的に応援していたことである。逆にTBS番組「朝ズバ!」では、「みのもんたアナウンサー」が、早朝から、政治力のある小沢一郎元代表のことを「金権政治の権化」でもあるかのように、こき下ろして、政界から葬ろうとしていた。半面、菅直人首相を懸命に弁護していた。コメンテイターである毎日新聞論説室の与良正男論説副委員長も、危機の時に求められる指導者について説くわけでもなく、小沢一郎元代表を抹殺ことが正しいことでもあるかのようなひどい論評を飽きもせず続けていた。
◆「3・11」から1年経ても、岩手県、宮城県、福島県の3県の被災地に積み上げられている瓦礫の山は、2200万トン。平年の30年分に相当する瓦礫の山は、いつになったらなくなるのか。予想がつかないという。しかも、各被災地での新しい町づくりは、5年から10年はかかると言われている。
これは、野田佳彦首相の指導力のなさを示す実例である。いま最優先で取り組まなくてはならないのは、被災地の復旧復興であるはずなのに、消費税増税にのみ、精力を費やしている感が強く、どう見ても他人事のようで、本気性が感じられないのである。復興庁が2月10日、やっと立ち上がったので、もう平野達男復興担当相に丸投げしていてもよいとでも思っているのであろうか。この政権担当能力のない政権を見て、国民有権者の多くは、失望の余り、「民主党政権はもうご免だ」とばかり、見放してしまうのは確実である。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
古賀伸明会長の「連合」と自民党の森喜朗元首相、町村信孝元官房長官との「大連立合意」は「谷垣外し」の陰謀が仕込まれていて、党内の路線対立が激化、取らぬ狸の皮算用か?
◆〔特別情報①〕
民主党最大の支援団体である「連合」の古賀伸明会長に最も近い筋の情報によると、民主党と自民党の「大連立」を策動してきた結果、交渉相手の自民党の森喜朗元首相、町村信孝元官房長官との間で、「公務員改革は適当なところで、お茶を濁す程度で収める」という私利私欲最優先で合意し、「話をつけた」という。だが、自民党内では、「話し合い解散派」と「追い込み解散派」とが路線対立し、激突し始めており、労働運動のプロである「連合」が、人をたぶらかすのがお手の物の古狸の森喜朗元首相、町村信孝元官房長官に騙されかねない情勢だ。
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「15日昼すぎに開かれた第8回会議で、片山総務相が、『オペレーション(作戦)のリーダーは誰か。様々な要請は、趣旨のわからないものが多すぎる。断片的で子どもっぽい。統率が取れていない』と、官邸地下と首相執務室(官邸5階)に政府の指示系統が分断したことを批判。菅首相は『生データの90%は東電。海江田経産相と細野首相補佐官を張り付けているが、やりとりの歯車がうまく回っていない』と、責任を東電に転嫁した」
片山善博総務相(元鳥取県知事)は、菅直人首相が首相官邸の地下にある「災害対策本部」にも行かず、首相執務室で携帯電話をかけ続け、総理大臣としての最大の務めである最高指揮官の任務を果たしていないことを痛烈に批判していたのである。しかし、部下である片山善博総務相が、総理大臣に取って代わって指揮棒を振るうことはできない。本当ならば、自分が采配を振るいたかったであろう。
◆いまの首相官邸では、首相番記者はもとより、内閣記者会のメンバーが、首相執務室の入り口にも接近できないという。だから、地下の災害対策本部に入っているか否かを確かめようがないかも知れない。
だから、菅直人首相が実際に何をしていたかを知るのは難しいことであったと受け取れる。それでも、菅直人首相の異常ぶりは、時折、首相官邸外にも、漏れ伝えられていた。そのなかには、報告に言った局長クラスの高級官僚たちが、「いきなり怒鳴りつけられた」とか、「もう30秒たりとも、菅首相の顔は見たくもない」とか言ったようなゴシップまがいの情報が伝えられていた。確かに、生涯のうちでも、初めての経験とも言える大震災に直面した政治家にしてみれば、戸惑うのは当然である。
それでも、一旦、国家最高指導者の地位に就いた以上、絶対に弱音や泣き言を吐いてはならないのである。それだけではない。菅直人首相は、泣き喚く恥ずかしい姿を見られている。こんなことでは、威厳を部下たちに示して、指揮を取ることはできない。
◆マスメディアの最大の罪は、国家最高指導者である総理大臣には最も相応しくない、不適格で無能な菅直人首相を退陣させようともせず、それどころか、延命させようとしてきたことだ。日本テレビの番組「ミヤネ屋」では、司会者の宮根誠司アナウンサーが、「菅さんの足を引っ張らないで、みんなで支えあえばいいやん」などと菅直人首相を絶対的に応援していたことである。逆にTBS番組「朝ズバ!」では、「みのもんたアナウンサー」が、早朝から、政治力のある小沢一郎元代表のことを「金権政治の権化」でもあるかのように、こき下ろして、政界から葬ろうとしていた。半面、菅直人首相を懸命に弁護していた。コメンテイターである毎日新聞論説室の与良正男論説副委員長も、危機の時に求められる指導者について説くわけでもなく、小沢一郎元代表を抹殺ことが正しいことでもあるかのようなひどい論評を飽きもせず続けていた。
◆「3・11」から1年経ても、岩手県、宮城県、福島県の3県の被災地に積み上げられている瓦礫の山は、2200万トン。平年の30年分に相当する瓦礫の山は、いつになったらなくなるのか。予想がつかないという。しかも、各被災地での新しい町づくりは、5年から10年はかかると言われている。
これは、野田佳彦首相の指導力のなさを示す実例である。いま最優先で取り組まなくてはならないのは、被災地の復旧復興であるはずなのに、消費税増税にのみ、精力を費やしている感が強く、どう見ても他人事のようで、本気性が感じられないのである。復興庁が2月10日、やっと立ち上がったので、もう平野達男復興担当相に丸投げしていてもよいとでも思っているのであろうか。この政権担当能力のない政権を見て、国民有権者の多くは、失望の余り、「民主党政権はもうご免だ」とばかり、見放してしまうのは確実である。
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そして福一の冷却停止の報を聞き菅無免許犯罪政府の無能から24時間以内の爆発は避けられないと覚悟して周辺の親戚知人に緊急避難するよう伝えようとつながらぬ電話にかじりついていた。
菅内閣東電保安院霞ヶ関全省庁記者クラブマスゴミをこの未曾有の国難大災害に国家の危機管理を放棄して棄民テロを実行した共謀共同正犯として告発する。日本国憲法の主権者国民の名において棄民テロリスト集団を断固として許さぬことを天地神明に誓う。
感情的すぎて具体性が無い。
根拠事実らしいものも伝聞でしかない。
史上最大級の地震、史上最大級の津波、原発4基の同時爆発(事実)という状況をいったい誰が制圧できたのか。
小沢が菅を「おそるべき胆力」といった
がまさに菅は英雄といえる人物だ。
安全な場所で、1年もたった今、論評するなら検証済みのデータぐらい示せ。
御巣鷹で核が、汚染が広がるように使用された背景ですが、
よく見ると、
御巣鷹は、横田空域の中心部です。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/3b/00b4be0f0b35f632e5f8e0e334c57bec.png
御巣鷹の低空部が長期間にわたり汚染されれば、米軍は大打撃です。
当方らで2010年頃ガイガ計測した際にも、
蟻ヶ峠及び三国山の群馬に入った辺りの2箇所を発生源とする、
放射性大気が発生している状況でした。
こうした状況からも、
自衛隊ソ連勢力による日米勢力への軍事行動であったと分析されます。
お相手の自民党を企業経営に例えれば放漫経営にほかならない。またこんな、借金王に融資しながら回収の目処さえつかぬ、メガ銀行の姿勢も大いに問題である。
銀行は、即刻に回収をはかり不況で苦しむ企業に融資させたら良い、政府の指導監督の在り方が問われる。
自由民主党 政務調査会. 財務金融部会. X-dayプロジェクトなるもの掲げ、国の再生を目指すとか?政界再編とか?解散とか?
どんなに、アピールしても、「秀吉の小田原ぜめの一夜城」、「から脅し」の様相であるまいか。どんなにもがいても、国民には空々しく響き、日本の再生など出来はしない。
野田さん、こんな魑魅魍魎で、追いはぎ集団の潜む輩を相手に解散を断行して、政界再編を目指すなら国民を愚弄したもので、国民は「決断的、怒り」をもち対応するだろう。
野田さん、こんな輩の誰と組みし、自由民主党本部の債務整理も抱き込み政界再編するというのか?考えを聞きたいものだ。
さて、自由民主党本部の政治資金報告書を閲覧すれば、その経営状況は放漫経営であり、民間事業者ならいつ破産してもおかしくない、そのうち政治団体更生法でも作り、借金をチャラにするのではあるまいな。
総務省発表の広報によれば、直近3年の自民党本部借入金は下記による。
●平成21年9月30日(21年3月報告分)http://www.soumu.go.jp/main_content/000061387.pdf#page=3により、借入残高・りそな銀行他3行75億円(トップの債権者3行一律25億りそなは貸付0)
●平成22年11月30日(22年3月報告分) http://www.soumu.go.jp/main_content/000094897.pdf#page=3により、借入残高・りそな銀行他3行105億55百円万円(トップの債権者三菱東京UFG32億75百万円)
●平成23年11月30日(23年3月報告分) http://www.soumu.go.jp/main_content/000139368.pdf#page=3により、借入残高・りそな銀行他3行101億円(トップの債権者三菱東京UFG38億75百万円)
検証のついでに、この間の自民党内閣総理大臣の任期を下記に示して、自民党総裁の「たに町」だったであろう銀行の変遷を検証したいものだが・・・
小泉純一郎(3)17/9/21~18/09/26、安倍晋三18/09/26~19/09/26、福田康夫19/09/26~20/09/24、麻生太郎20/09/24~21/09/16、鳩山由紀夫21/09/16~22/06/08
以上により、野田さんよ解散は衆議院の任期いっぱいまで、先送りし、放漫経営の自由民主党の自滅を待とうではないか?野田内閣よ、大事なことは「今なさねばならぬこと」から先にやれと言いたい。
何が「もんた」さんだ!
東京都千代田区の国立劇場で行われた東日本大震災1周年追悼式で、天皇陛下が述べられた
お言葉は以下の通り。
東日本大震災から1周年、ここに一同と共に、震災により失われた多く
の人々に深く哀悼の意を表します。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120311/dst12031115320024-n1.htm
【世界の皆が見守る被災地の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axths/jht/jht0.cgi
ps:
大津波避難を呼びかけた遠藤未希さん、教材に
http://youtu.be/M-neskB4FOc
http://kakutatakaheri.blog73.fc2.com/blog-entry-2929.html
>>http://www.rekishikaido.gr.jp/time-trip/kaido/kdsakai.htm
<38> 真木嘉裕
なにわ歴史ルート
聖帝・仁徳天皇 民のかまどは賑いにけり
仁徳天皇の四年、天皇が難波高津宮から遠くをご覧になられて
「民のかまどより煙がたちのぼらないのは、貧しくて炊くものがないのではないか。都がこうだから、地方はなおひどいことであろう」
と仰せられ「向こう三年、税を免ず」と詔(みことのり)されました。それからというものは、天皇は衣を新調されず、宮垣が崩れ、茅葦屋根が破れても修理も遊ばされず、星の光が破れた隙間から見えるという有様にも堪え忍び給いました。
三年がたって、天皇が高台に出られて、炊煙が盛んに立つのをご覧になり、かたわらの皇后に申されました。
「朕はすでに富んだ。嬉ばしいことだ」
「変なことを仰言いますね。宮垣が崩れ、屋根が破れているのに、どうして富んだ、といえるのですか」
「よく聞けよ。政事は民を本としなければならない。その民が富んでいるのだから、朕も富んだことになるのだ」
天皇は、ニッコリされて、こう申されました。
そのころ、諸国より
「宮殿は破れているのに、民は富み、道にものを置き忘れても拾っていく者もありません。もしこの時に、税を献じ、宮殿を修理させていただかないと、かえって天罰を蒙ります」
との申し出が頻頻とあるようになりました。
それでも、天皇は引き続きさらに三年間、税を献ずることをお聞き届けになりませんでした。六年の歳月がすぎ、やっと税を課し、宮殿の修理をお許しになりました。その時の民の有様を「日本書紀」は次のように生き生きと伝えている。
「民、うながされずして材を運び簣(こ)を負い、日夜をいとわず力を尽くして争い宮殿を作る。いまだ幾ばくを経ずして宮殿ことごとく成りぬ。故に今に聖帝(ひじりのみかど)と称し奉る。みかど崩御ののちは、和泉国の百舌鳥野のみささぎに葬し奉る」
1991年12月掲載