「連合」の古賀伸明会長の呼びかけで菅直人首相と小沢一郎元代表が25日に会談、民主党分裂を回避

2010年12月24日 16時07分40秒 | 政治
◆民主党最大の支持母体である「連合」の古賀伸明会長の呼びかけに応じて、菅直人首相と小沢一郎元代表が25日、都内のホテルで会談する。古賀会長は、小沢一郎元代表の政倫審招致問題をめぐって党内対立激化しているのを憂慮、挙党態勢の構築と党の結束を求めるという。日本経済新聞Web版が24日午後報じた。
 菅直人首相は20日の小沢一郎元代表との会談で仙谷由人官房長官と馬渕澄夫国土交通相が参院本会議で問責決議されている問題について「問責決議はいくらでもある。あんなものは、どうでもよい」と発言したといい、仙谷由人官房長官と馬渕澄夫国土交通相を更迭しなければ、国会審議をボイコットすると強硬姿勢を取っている自民党など野党から強い反発を受ける可能性が大である。
 このため、菅首相が内閣改造を行わなければ、次期通常国会は冒頭から、暗礁に乗り上げ、施政方針演説、各党代表質問ができないばかりか、予算審議にも入れない異常事態に陥る。野党から内閣不信任案が提出されれば、小沢支持派が賛成に回ることもあり得る。
◆古賀伸明会長は、20日の菅直人首相と小沢一郎元代表との会談直前、「せっかく政権を取っているので、党を分裂させないように」と要求していた。このツルの一声で、小沢一郎元代表は、「離党・新党結成」への動きを中断させていた。
 だが、菅直人首相と岡田克也幹事長との協議で、「政倫審招致→証人喚問→離党勧告→除名処分」のシナリオを描いていた。これを放置していたら、小沢一郎元代表が「離党・新党結成」に踏み切る可能性があると見て、古賀会長が調整・収拾に乗り出した。
◆最大の支持母体「連合」のトップが調整・収拾に乗り出したという事態は、翻って見ると、民主党内には、「調整・収拾役」が1人もいないという最悪状態を物語っている。最高顧問の 羽田孜元首相、渡部恒三元副議長、江田五月前参院議長の3人は、いずれも役立たずである。
 羽田孜元首相は、小沢支持派で「認知症老人」、有り体に言えば、「ボケ老人」で物の役には立たない。渡部恒三元副議長は、小沢一郎元代表とは当選以来41年来の盟友だったはずなのに、政権交代して衆院議長になれなかったのを小沢一郎元代表が推薦しなかったせいだと被害妄想に陥り、いまは「反小沢」の急先鋒、「小沢は悪人だ」「悪代官だ。離党すべきだ」などと口汚く罵り続けているので、「調整・収拾役」の資格はゼロだ。
 江田五月前参院議長は、社民連以来の同志であり、先の代表選挙では、自ら進んで「菅直人選対本部長」に就任し、菅首相続投を勝ち取った立役者であり、「調整・収拾役」にはなり得ない。ことほど左様に、民主党は、人材不足、つまり「だれもが言うことを聞く、大物政治家」がいないということだ。
◆民主党の組織は、弱体であり、言うなれば手足のない「幽霊政党」である。その手足となっているのが、巨大に労働組織である「連合」である。この「連合」に見放されたたら、たちまちのちに雲散霧消してしまう。「屁」のような政党に過ぎない。
 しかし、「連合」幹部の半数以上は、「小沢一郎ファン」である。幹部たちは、それぞれ出身労組の組織を率いる総大将であり、小沢一郎元代表の力強い味方になっている。このため、民主党分裂の事態ともなれば、「連合」そのものの、分裂をも招きかねない。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
菅首相、小沢元代表、鳩山前首相、輿石参院議員会長による「トロイカ方式+ワン」が復活し、北朝鮮による日本人拉致被害者20人奪還を「菅首相の花道」にする

◆〔特別情報①〕
 10兆円規模の闘争資金を保有する「連合」の古賀伸明会長が取り持ち、菅直人首相と小沢一郎元代表とが12月25日、ホテルで会談するのは、ズバリ言えば、「手打ち儀式」である。鳩山由紀夫前首相、輿石東参院議員会長が同席、「トロイカ方式+ワン」の復活となり、菅政権をどこまで延命させるかについて、すでに下話は、ついているという。
 
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