菅直人政権はいよいよ週刊誌、タブロイド夕刊紙、スポーツ紙による袋叩きの洗礼を浴びる

2010年06月17日 10時37分13秒 | 政治
◆菅直人政権は、樹立から1週間そこそこで、国会を閉めてボロ隠しに成功したと思いきや何と週刊誌から集中砲火を浴びせられている。7月11日執行の参院選挙まで1ヵ月を切ってはいるものの、この間、週刊誌のみならず、タブロイド夕刊紙やスポーツ紙で徹底的に裸にされる。この猛攻撃に耐え抜いてこそ、選挙に勝てる。
◆週刊文春は6月24日号で「菅新政権を襲う『スキャンダルの嵐』」と題して、文字通りスキャンダルのオンパレードである。「首相が頼りきる『赤い小沢一郎』大研究 仙谷と『大物総会屋』絡み合いすぎる関係」「菅直人『オンナ』の噂を追う-自民幹部がバクロした醜聞」「荒井『事務所』で下着、ネギまで買った35歳『密着すぎる女性秘書』」「亀井前大臣最後に吠える『オレが辞めたのは輿石参院議員会長のせいだ!』」、さらに別稿で、「蓮舫 後援会で『大臣も議員も辞めろ』公設秘書がチカン!!」「上杉隆が見た民主党『権力闘争の14年』②『カネは出さずに口は出す』菅直人にキレた鳩山邦夫」と賑やかである。バックにアメリカ大使館が控えているとの噂の絶えない週刊文春だけに、これは消費税アップと上納を促すアメリカによる菅政権への脅しなのか、それても早くも引きずり降ろしなのか?いつもの汚い手である。
◆週刊文春のライバル誌である週刊新潮」も負けてはいない。6月24日号で「クリーンなはずの市民派宰相に『政治とカネ』!?『菅直人』新総理が政治団体に渡した奇妙な5000万円」と一発かまして、「ワイド『永田町の不快指数』」と続けている。さらに「『荒井キャミソール』大臣のキャミソールを着ていた30代人妻」と荒井聡国家戦略担当相の女性スキャンダル疑惑を取り上げている。
◆菅政権は、鳩山由紀夫前首相・小沢一郎前幹事長がダブル辞任して、国会議員だけのドタバタ代表選挙によって成立したので、閣僚人事をめぐり事前の身体検査の余裕がなかった。そのツケがスキャンダルの暴露という形で顕われてくるのは、当然の成り行きである。政治資金については、菅首相自身が「まったく白というわけではない」と発言しているだけに、叩けば埃は、いくらでも出てくる可能性が大である。女性スキャンダルも然りであろう。自民党の谷垣禎一総裁も例外ではなく、以前に、中国のスパイとおぼしき女性との関係が暴露されたことがあった。しかし、権力欲旺盛でかつ権謀術数の渦巻く薄汚い世界の生き物である政治家に聖人君子であることを求めても、それは無理な話ではある。 

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