民主党大敗北、菅直人首相と枝野幸男幹事長の2人は、責任追及され、小沢一郎前幹事長の大逆襲開始へ

2010年07月11日 22時19分52秒 | 政治
◆参院選挙は、予想通りの結果になった。私も、何度も指摘してきたように、菅直人首相の不用意な「消費税アップ発言」が災いした。せっかく、菅内閣支持率が60%を得ていたのに、自ら台無しにしてしまった。この責任は、菅首相と枝野幸男幹事長の2人が取らなくてはならない。当たり前のことである。
◆一難去ってまた一難が、菅首相を待ち構えている。沖縄県米軍普天間飛行場の辺野古への移設をいよいよ実行に移すのに工法などを8月末までに決めていく段になれば、菅政権は、失敗する危険がある。鳩山由紀夫前首相が難渋していたときに、副総理の立場にありながら「私は関与していない」とうそぶいていたその報いを受けることになるだろう。
◆次の主戦場は、9月末の代表選挙である。お盆時期にもかかわらず、小沢一郎前幹事長の大逆襲が始まり、民主党内での多数派工作が激化していく。小沢前幹事長は、自ら代表選挙に立候補しない場合、身代りに田中眞紀子元外相を担ぎ上げてくる可能性が大である。
◆田中眞紀子政権からさらに自民党の一部との大連立へと一気に向かうことも考えられる。そう言えば、田中眞紀子元外相は、色気十分であり、以前から「政界再編」を口走っていたのが思い出される。小沢前幹事長は、石川県に選挙応援に行ってから、プッツリと音沙汰がなく、雲隠れしているといい、いまごろは、石川県のどこかの温泉で次の策を練っているのかも知れない。

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