警視庁公安部が「在日中国大使館の李春光1等書記官」のスパイ活動を見破った、高く評価したい

2012年06月01日 01時15分23秒 | 政治
◆いまや、あと3か月の「死に体」になっている野田佳彦首相に、またもや災難が降りかかっている。ご存知、「在日中国大使館の李春光1等書記官」の「スパイ事件」である。警視庁公安部の久方ぶりのお手柄である。
 表向きは、「日本の農産物などを中国・北京の施設で展示・販売する事業の推進」といわれているけれど、これは偽装(カムフラージュ)だ。本当のスパイ目的は、あくまでも「軍事技術」にある。このことがわからなければ、このスパイ事件の本質は、解明できないのである。従って、「軍事」の観点を抜きにした情報は、ほとんどが無意味と言っても過言ではない。とりわけ、ロシア、中国、北朝鮮などのスパイには、この観点を抜きにしては、スパイ事件は考えられないのである。
 このなかでも、最も警戒すべきは、中国スパィである。あのクリーム(ポマードではない)で頭髪を整えていた橋本龍太郎元首相はもとより、現在の自民党幹部のなかでも、中国人の女性スパイに篭絡された政治家は、数限りない。
 この豊富な経験から、自民党は、今回のスパイ事件で実名明らかにされている「鹿野道彦農水相と筒井信隆農水副大臣という現職の農水省最高幹部2人」をターゲットにして、国会で追及の構えだ。しかし、こんな小物を狙ったのでは、本質は何も解明できない。ズバリ、防衛省と軍需産業(三菱重工業や川崎重工業、IHⅠなど)への食い込み関係を解明するに限る。必ずや重要事件を発掘できるに違いない。
◆朝日新聞が5月30日付け朝刊「社会面」(39面)で「警察当局が認定した中国によるスパイ事件」として、以下のようにリストアップしている。
 ①汪養燃事件(1976年1月)
 ②研究文献流出事件(1978年6月)
 ③横田基地スパイ事件(1987年5月)
 ④国防協会事件(2003年9月)
 ⑤中国事業顧問事件(2006年3月)
 ⑥社内データ不正入手事件(2007年3月)
◆今回の事件は、本当にレッキとしたスパイ事件である。スパイがスパイと見破られたら最後である。だから、だれの目にも、どこにでもいそうなごく普通の人物に見える必要がある。それを見破った警視庁公安部は、実に大したものである。高く評価したい。
 産経新聞社msn産経ニュースは5月31日午前2時7分、「農水副大臣とも接点 企業紹介、機密文書入手か」という見出しで、在日中国大使館の李春光1等書記官の「スパイ事件」について、以下のように配信した。
 「鹿野道彦農水相と筒井信隆農水副大臣という現職の農水省最高幹部2人が、スパイ疑惑が浮上した在日中国大使館の李春光1等書記官(45)と接点があったことが30日、明らかになった。鹿野氏は省内に調査チームを設置することを決めたが、最高幹部2人と李書記官の関係から、内部調査が適正に行われるのか。省内から疑問の声が上がっている。
関係者によると、日本の農産物などを中国・北京の施設で展示・販売する事業計画は、2人の最高幹部が積極的に進めてきた。これに実質的に協力していたのが中国大使館であり、李書記官だった。李書記官は鹿野、筒井両氏らが出席して平成22年ごろから開かれていた勉強会に数回出席。大使館の経済担当として中国側の状況を説明する一方、「中国企業と協力した方がうまくいく」と提案し、中国の国有企業を紹介していた。鹿野氏ら2人と李書記官の関係はこれにとどまらない。鹿野氏は23年3月2日、東京都千代田区のホテルで李書記官らと会食していたのだ。この時期は筒井氏が中国へのコメ輸出を拡大することを柱とする覚書を国有企業と締結し、この事業が進み始める一方、政府や農水省内から検疫手続きなどの問題点が指摘され、反発も強まっていた。『会食は中国側から見れば、農水省トップの背中を押す絶好のチャンスだったともいえる』と関係者は話す。また、この事業を主導していた筒井氏も、李書記官を副大臣室に入室させただけではなかった。昨年1月には中国国有企業の代表の訪日を李書記官らと空港に出迎え、一緒に新潟へ視察に行ったこともあった。李書記官が接点を持っていたのは2人のトップだけではない。農林水産物等中国輸出促進協議会の代表理事として事業の事務を担当していた鹿野氏グループの衆院議員の公設秘書(当時)とも頻繁に会っていた。22年12月に鹿野氏から農水省顧問に任命され、農水省から機密文書提供を受けていたとされる人物だが、23年7月に協議会が設立され、顧問を辞任して代表理事に就いても文書の提供は続いていたという。
農水省職員の一人は「トップ2人が問題の李書記官と関係があって、本当に調査ができるのか。内部調査では限界があり、第三者による調査委員会を設置したほうがよいのではないか」と話している」

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
野田佳彦首相は「死に体」、残り3か月で運命尽き、疫病神となり総選挙で民主党壊滅、最悪の戦犯となる

◆[特別情報①]
 小沢一郎元代表との会談が決裂した野田佳彦首相が、9月代表選挙で再選の道を閉ざされて、事実上、あと残り3か月の「死に体」となった。このため、6月21日の会期末までに消費税増税法案の可決成立を図ろうと、会談後直ちに前原誠司政調会長に対して「法案採決の準備に入るよう」指示した。併せて、「自民党との法案修正に応じるよう」担当者の党幹部に指令した。これがすでに「死に体」となっており、残り3か月で運命尽きる野田佳彦首相の地獄の道を歩む第一歩となっている証である。

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目次

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