渡辺喜美行政改革担当相は、超党派で片山虎之助ら抵抗勢力を討ち取り、官僚の天下りを全廃せよ!

2007年03月15日 17時54分37秒 | 政治
 渡辺喜美行政改革担当相が、「天下り全廃」を目指して公務員制度改革に取り組んでいるのに対して、早速、自民党内から抵抗する動きが活発化している。小泉前首相の構造改革においても、やり遂げられなかった難問である。構造改革のいわば「本丸」とも言えるところへ、いよいよ切り込んで行こうというのであるから見物である。
 抵抗勢力の急先鋒は、参議院自民党の片山虎之助幹事長であり、太田誠一元総務庁長官らである。とくに旧自治官僚の片山幹事長は、自民党による「官僚政治の残滓」のような政治家であり、日本政治の癌細胞のような動きをしている。次期参議院議員選挙では、改選組の一人であるが、「官僚政治」をいつまでも堅持しようというような古色蒼然とした思想の持ち主は、百害あって一利なしである。一日も早く、退場してもらわなければならない。
 高級官僚の天下りは、単に「再就職」というのに止まらず、監督官庁から業界への天下りは、「汚職の温床」を醸成する場の確保を意味している。官僚は、官を辞すれば、潔く「隠居生活」に入るべきである。そのために、昔は「恩給制度」が整備され、それが共済年金という最も手厚い年金制度として完備されているのである。その恩典を受けているうえに、民間人のポストまで侵蝕することはない。特殊法人から社団法人、財団法人へと渡り歩き、その都度、千万単位の退職金を手にするなど、もってのほかである。渡辺行革担当相には、こうした「渡り鳥」を一羽残らず、撃ち落して欲しい。
 公務員制度改革は、日本政治の根本にかかわる問題であるから、民主党をはじめとする野党も、党利党略を超えて、まさに超党派で取り組む必要がある。手始めに、片山幹事長ら官僚政治家を退治するところから始めるとよい。この「本丸攻め」には、とくに陋習に毒されていない若手政治家の奮闘に期待したい。
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