カート・キャンベル前国務次官補が「冷え込んだ日韓関係、米国に有害」と発言、安倍晋三首相に退陣要求か?

2015年03月17日 04時35分22秒 | 政治
◆安倍晋三首相は、韓国の朴槿恵大統領との日韓首脳会談が開かれないことについて、「前提条件をつけない対話のドアは常にオープンにしている」と3月16日の参院予算委員会でも力説した。
 しかし、日韓関係がギクシャクしていることについて、米国のカート・キャンベル前国務次官補(オバマ政権第1期ヒラリー・クリントン国務次官の下の国務次官補=東アジア政策担当)が、「冷え込んだ日韓関係、米国に有害」と心配する発言を行っている。日米外交専門家間では、この発言は単に前国務次官補の「個人的見解」の域を超えて、オバマ政権が安倍晋三首相に対する態度を示したものと受け止められている。はっきり言えば、「いつまでも日韓関係を改善できないのであれば、安倍晋三首相は、米国にとって有害なので、一刻も早く退陣せよ」という明白な意志表示ということだ。もっと、きつい言葉で言うと「安倍晋三首相は、4月下旬から5月上旬のゴールデン・ウイーク中に訪米して、オバマ大統領との日米首脳会談日程を調整中と言っているけれど、オバマ大統領は、安倍晋三首相には、訪米して欲しくない。それでも訪米してきたら、首相を辞任するよう退陣を要求する意向だ」ということを意味しているという。
 ところが、ノー天気な安倍晋三首相は、オバマ大統領の底意を少しも理解せず、訪米の日程を調整しているというのであるから、呆れるばかりである。
◆カート・キャンベル国務次官補は、いわゆる「ジャパン・ハンドラーズ」(日本操縦者)であるリチャード・アーミテージ(アーミテージ・インターナショナル会長、元米国務副長官=ブッシュ政権1期目)▽マイケル・グリーン(戦略国際問題研究所=CSIS=上級副所長〔アジア〕兼ジャパンチェア)▽ジョセフ・ナイ(ハーバード大学ケネディ・スクール教授)▽ジョン・ハムレ(戦略国際問題研究所=CSIS=所長)▽アーロン・フリードバーグ(プリンストン大学教授)▽デニス・ブレア(笹川平和財団米国会長)らと親密な関係にあり、その1員と見做されている。
 それだけに、「冷え込んだ日韓関係、米国に有害」と心配する発言は、「ジャパン・ハンドラーズ」に共通する考え方と見られている。ということは、「安倍晋三首相は、退陣せよ」という対日要求も共有しているということだ。
◆カート・キャンベル国務次官補の発言に対する日韓のマスメディは、受け止め方を異にしている。それは、たとえば、毎日新聞は、「米国:キャンベル氏「冷え込んだ日韓関係、米国に有害◇前国務次官補、日韓関係巡るシンポジウムで」という見出しをつけて配信した記事のなかで、「『米国はより多くのことができるし、すべきだ』と語った」と報じている。これに対して、韓国の中央SUNDAY/中央日報日本語版は3月15日午前10時46分、「キャンベル前次官補『韓日関係改善に米国が乗り出さなければ』」という見出しをつけた記事のなかで、具体的方法論について「『韓日問題は外交や軍事的手段で解決できない。政治的に尊敬される人が両国を行き来し彼らの話を聞いて米国の要求事項を伝えなければならない』と提案した」と一歩踏み込んだ報道をしている。この違いは、日韓両国のマスメディアが、それぞれの政府に対する距離感、遠慮感の違いがあることを示している。毎日新聞は、安倍晋三首相にかなり遠慮がちである。
【参考引用】 毎日新聞は3月14日午前11時07分、「米国:キャンベル氏「冷え込んだ日韓関係、米国に有害◇前国務次官補、日韓関係巡るシンポジウムで」という見出しをつけて、以下のように配信した。
 【ワシントン西田進一郎】米国の第1次オバマ政権で東アジア政策などを担当したカート・キャンベル前国務次官補は13日、冷え込んだままの日韓関係がこのまま続けば「米国にとって有害で、(アジア太平洋地域を重視する)リバランス(再均衡)政策ができない」と危機感を表明した。さらに、日韓関係を好転させるためにオバマ大統領が積極的に行動すべきだとの考えを示した。首都ワシントンで開かれた日韓関係を巡るシンポジウムで語った。キャンベル氏は、米国がアジア太平洋地域で大きな役割を果たし続けるためには日韓関係の改善が不可欠だとの認識を強調。オバマ大統領が昨年3月に日米韓首脳会談を主導したことを評価しながらも「十分ではなく、もっとなされるべきことがある」と指摘した。さらに、「個人的意見」として、オバマ大統領が主導して安全保障分野で3カ国協力を進めることなどを挙げ、「米国はより多くのことができるし、すべきだ」と語った。

●中央SUNDAY/中央日報日本語版は3月15日午前10時46分、「キャンベル前次官補『韓日関係改善に米国が乗り出さなければ』」という見出しをつけて、以下のように配信した。
史上最悪の韓日関係を改善させるために米国が介入すべきとの主張が提起された。カート・キャンベル前米国務次官補は13日にワシントンの米国企業研究所(AEI)で行われた討論会で、「米国は韓日関係改善のためにもっとできることがあり、そのようにしなければならない」として「米国の役割論」を主張した。キャンベル前次官補はまた、「われわれがこの問題に介入するなら状況がさらに悪化しかねないとの見通しもあるが、いまよりさらに悪くなる状況はない」と述べた。米国が介入すべき理由では、「不協和音をなくすことが米国の戦略的利益に合致する」と説明した。具体的方法論では「韓日問題は外交や軍事的手段で解決できない。政治的に尊敬される人が両国を行き来し彼らの話を聞いて米国の要求事項を伝えなければならない」と提案した。
米国防総省でアジア・太平洋地域の安保問題を担当したリチャード・ローレス前副次官補もこれに同調した。ローレス前副次官補は、「強制的で持続的な第三者の介入なくして韓日問題は解決しにくい。こうした行動をできる国はまさに米国だ」と主張した。また「われわれが出なければ韓日関係はがたつき続けるだろう」と話した。 彼らの主張は米国政府が維持した「不介入の原則」とは正面から外れるものだ。ジョージタウン大学のビクター・チャ教授は「韓国と日本は米国のアジア重視政策で核心だ」と話した。これに先立ち先月27日、「民族感情は悪用されることがあり、政治指導者が過去の敵を非難し安っぽい拍手を受けるのは難しいことではない」というウェンディ・シャーマン国務次官の発言が韓国で「韓日両非論」と解釈され波紋を起こした。(中央SUNDAY第418号)


本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相はいまや「福島第1原発と東北地方の復興は、国連と世界銀行が主導」下で、「断崖絶壁」に

◆〔特別情報①〕
 国連防災世界会議(3月14日~18日の日程、仙台市)では、「福島第1原発のメルトダウンと東北地方の復興は、国連と世界銀行が主導して行う」という「アグリーメント」に注目が集まっているという。要するに「福島第1原発のメルトダウンと東北地方の被災地の復興は日本政府、安倍晋三首相には任せられない」というとだ。とくに福島第1原発について「アンダー・コントロール」されていると断言した安倍晋三首相の「大うそ」が、全世界に知れ渡っていることを物語っている。この点でも、安倍晋三首相は、いまや「断崖絶壁」に立たされている。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話から有料ブログへのご登録

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


blogosでも配信しております。お申し込みはこちら↓


板垣英憲マスコミ事務所からも配信しております。
お申し込みフォーム

にほんブログ村 政治ブログへ



第40回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成27年4月5日 (日)
あのジャパンハンドラーズが
「小沢一郎総理大臣誕生」を自民党に対日要求!
~日本国の《新生となるか、終焉となるか》ついに来た《存亡大選択の時》
            

◆新刊のご案内◆
2度目の55年体制の衝撃! あのジャパンハンドラーズが「小沢一郎総理大臣誕生」を自民党に対日要求! 日本国の《新生となるか、終焉となるか》ついに来た《存亡大選択の時》 (超☆はらはら)
クリエーター情報なし
ヒカルランド


ゴールドマン?ファミリーズ?グループが認める唯一の承認者(フラッグシップ) 吉備太秦(きびのうずまさ)が語る「世界を動かす本当の金融のしくみ」 地球経済は36桁の天文学的数字《日本の金銀財宝》を担保に回っていた
板垣 英憲
ヒカルランド


地球連邦政府樹立へのカウントダウン! 縄文八咫烏(じょうもんやたがらす)直系! 吉備太秦(きびのうずまさ)と世界のロイヤルファミリーはこう動く 人類9割が死滅! 第三次世界大戦は阻止できるか?! (超☆はらはら)
板垣 英憲
ヒカルランド


中国4分割と韓国消滅 ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 金塊大国日本が《NEW大東亜共栄圏》の核になる (超☆はらはら)
板垣 英憲
ヒカルランド


NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ ロスチャイルドの世界覇権奪還で日本のはこうなる(超☆はらはら)
板垣 英憲
ヒカルランド


**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会
3月開催の勉強会がDVDになりました。
第39回 板垣英憲『情報局』勉強会
「世界支配層が目指す地球連邦政府樹立・地球連邦軍創設」
~有志連合の「イスラム国=ISIL」殲滅作戦は成功するか
(平成27年3月8日開催)

その他過去の勉強会もご用意しております。遠方でなかなか参加できない方など、ぜひご利用下さい。
板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会

【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】




『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)

目次

第二章 すでに始まっている二十一世紀の首相レース
人の真心に訴える戦術―村上誠一郎氏 ①


 「愛媛二区で五万一千四百二十三票をいただいた村上誠一郎です。よろしくお願いします」
 私は、略歴や政治信条などを刷り込んだカラーの顔写真入りの名刺を手渡され、思わず度胆を抜かれた。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。

『小泉・安倍 VS 菅・小沢 国盗り戦争』(2003年10月25日刊)

『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊)
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊)
『東京地検特捜部』鬼検事たちの秋霜烈日(1998年4月5日刊)
『誠』の経営学~『新撰組』の精神と行動の美学をビジネスに生かす
『忠臣蔵』が語る組織の勝つ成果Q&A
『風林火山』兵法に学ぶ経営学~人は石垣、人は城
『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』
『人生の達人~心に残る名言・遺訓・格言』(2000年6月11日刊)
『細川家の大陰謀~六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊(2000年6月11日刊)
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日)
『内務省が復活する日』(1995年10月25日刊)
『情報流出のカラクリと管理術』(2003年3月10日刊)
『利権はこうしてつくられる』(1991年3月25日刊)
「『族』の研究~政・官・財を牛耳る政界実力者集団の群像」(1987年3月9日刊)
『愛する者へ遺した最期のことば』(1995年6月10日刊)
『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊)
『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』(1999年7月8日刊)
『大蔵・日銀と闇将軍~疑惑の全貌を暴く』(1995年5月26日刊)
『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』(2001年6月15日刊 板垣英憲著)
『戦国自民党50年史-権力闘争史』(2005年12月刊 板垣英憲著)
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日)
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊 同文書院刊)
『小沢一郎総理大臣』(2007年11月10日)
『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日)
『ロックフェラーに翻弄される日本』(20074年11月20日)
『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日刊)
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』(2006年11月刊)
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」(2007年7月刊)

板垣英憲マスコミ事務所

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  3月第39回板垣英憲『情報局... | トップ | プーチン大統領が、安倍晋三... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
諸人のために (通りがけ)
2015-03-17 17:36:11
仏教聖典p229第三節もろ人のために から八項目を転載する。

一、ここに国家を栄えさせる七つの教えがある。

 一つには、国民はしばしば会合して政治を語り、国防を厳にして自ら守り、

 二つには、上下心を一つにして相和し、ともに国事を議し、

 三つには、国風を尊んでみだりにあらためず、礼を重んじ義を尊び、

 四つには、男女の別を正し、長幼の序を守って、よく社会と家庭の純潔を保ち、

 五つには、父母に孝し、師長に仕え、

 六つには、祖先の祭壇をあがめて祭儀を行い、

 七つには、道を尊び徳をあがめ、徳の高い師について教えを仰ぎ、厚く供養することである。

 どんな国でも、この七つの教えをよく守って破ることがないならば、その国の栄えることは疑いがなく、外国の侮りを受けることはないであろう。

二、昔、大光王は、自分の王道を次のように説いた。

 「自分の国家を治める道は、まず自分を修めることである。自ら慈の心を養って、この心をもって国民に臨み、人びとを教え導いて心の垢を除き去り、身と心を和らげて、世の中の楽しみにまさる正しい教えの喜びを得させる。

 また、貧しいものが来たときには、蔵を開いて心のままに取らせる。そしてこれを手がかりとして、すべての悪から遠ざかるように戒める。

 人びとは各々その心をもととして、見るところを異にする。この城中の民にしても、この都を美しいと見るものもあれば、また汚いと見るものもある。これは各々、その心、その環境がそうさせるのである。

 教えを尊び、心の正しい素直な人は、木石にも瑠璃の光を見るのであるが、欲が深くて自分を修めることを知らない者は、どんな立派な御殿でもなお美しいと見ることはできない。

 国民の生活は、万事みなこのとおり、心がもとになっているから、わたしは国を治める大もとを、民にその心を修めさせることに置いている。」


三、大光王のことばどおり、政道の大もとは、民にその心を修めさせることにある。

 この心を修めることはさとりの道に進むことであるから、政治の上に立つ人は、まず仏の教えを信じなければならない。

 もし政治を行う人が、仏を信じ、教えを信じて、慈悲深く徳のある人を敬い、これに供養するならば、敵もなく、恨みもなく、国家は必ず栄えるに違いない。

 そして、国が富み栄えるならば、他の国を貪り攻めることもなく、また他を攻める武器の必要もなくなるであろう。

 したがって国民も満足して楽しみを受け、上下和らいでむつみあい、善を増し徳を積んで互いに敬愛し喜び合うから、いよいよ人は栄え、寒さ暑さもととのい、日も月も星も常の程度を失わず、風雨が時に従うようになり、こうしていろいろの災いも遠ざかるようになるであろう。

四、王たるものの勤めは、民を守ることにある。王は民の父母であり、教えによって民を守るからである。民を養うことは、父母が赤子を養うようなもので、父母が赤子のことばを待たず、湿ったものを取り替えて新しい布を当てがうように、いつも民に幸いを与えて悩みを去るよう慈しみ養うのである。まことに王は、民をもって国の宝とする。これは、民が安らかでなければ政道が立たないからである。

 だから、王たるものは、民を憂えてしばらくも心を離さない。民の苦楽を察し、民の繁栄をはかり、そのためには常に水を知り、風、雨を知り、実りの善悪を知り、日照りを知り、民の憂いと喜びを知り、罪の有無と軽重、功績の有無などをよく知って、賞罰の道を明らかにする。

 このように民の心を知って、与えなければならないものは時をはかって与え、取るべきものはよく量って取り、民の利を奪わないよう、よく税を軽くして民を安らかにする。

 王は力と権威によって民を守り、このようにして民の心になって民をよく見守るものが王と呼ばれる。


五、この世の中の王を転輪王というが、転輪王とはその家系が正しく、身分が尊くてよく四辺を統御し、また教えを守るところの王である。

 この王のゆくところには、戦いもなく恨みもなく、よく教えによって徳をしき、民を安らかにして邪と悪を下す。

 また転輪王は、殺さず、盗まず、よこしまな愛欲を犯さず、偽り、悪口、二枚舌、むだ口を言わず、貪らず、瞋らず、愚かでない。この十善を行って民の十悪を去らせる。

 また、教えによって政治を正すから、天下において思いのままになすことができ、そのゆくところには戦いがなく、恨みもなく、互いに相犯すこともない。したがって、民は和らぎ、国は安らいで、民にいよいよその生を楽しませることができる。だから教えを守る王といわれるのである。

 また転輪王は、王の中の王であるから、もろもろの王はみなその徳を喜び、その教えに従って各々その国を治める。

 このように転輪王は、もろもろの王をして各々その国に安んじさせ、正しい教えのもとに王の任を果たさせる。

六、また王は罪を裁決するにも、慈悲の心をもととしなければならない。明らかな智慧をもってよく観察し,五つの原則をもってよく処置しなければならない。

 五つの原則というのは、

 一つには、実によって不実によらない。これは、事実を調べて、その事実によって処断することである。

 二つには、時(じ)によって非時(ひじ)によらない。これは、王に力のあるときが時(じ)であり、力のないときが非時(ひじ)である。力のあるときは罰しても効果があるが、力のないときには罰しても混乱があるだけであるから、時を待たなければならない。

 三つには、動機によって結果によらない。これは、罪を犯すものの心に立ち入って、それが故意であるか故意でないかを見きわめ、故意のことでなければ許すのをいう。

 四つには、親切なことばによってあらいことばによらない。これは、罪が規則のどれに当たるかを明らかにして罪以上の罰を与えないようにし、また柔らかい優しいことばで諭してその罪を覚(さと)らせるのをいう。

 五つには、慈悲の心によって瞋(いか)りの心によらない。罪を憎んで人を憎まず、慈悲の心をもととして、罪を犯したものにその罪を悔いあらためさせるように仕向けるのである。


七、もし王の重臣であって国家の大計を思わず、ただ自分の利ばかりを求め、賄賂を取って政道を曲げ、人民の気風を頽廃させるならば、人民は互いに相欺くようになり、強い者は弱い者をしいたげ、貴い者は卑しい者を軽んじ、富んだ者は貧しい者を欺き、曲がった道理をもって正しいものを曲げることになるから、災いがいよいよ増長するようになる。
 
 すると忠実な重臣は隠れ退き、心あるものも危害を怖れて沈黙し、ただへつらう者だけが政権をとって、みだりに公権を用いて私腹を肥やし、民の貧しさは少しも救われないようになる。

 このようになると、政令は行われなくなり、政道はまったくゆるんでしまう。

 このような悪人こそ、民の幸福を奪う盗賊であるから、国家のもっとも大きな悪賊といわなければならない。なぜなら、上を欺き下を乱して、一国の災いの源となるからである。王はこのような者を、もっとも厳しく処罰しなければならない。

 また教えによって政治をしく王の国において、父母の生育の恩を思わず、妻子にだけ心を傾けて父母を養わず、あるいはまた、父母の所有を奪ってその教えに従わないものは、これをもっとも大きな悪の中に数えなければならない。

 なぜなら、父母の恩はまことに重くて、一生心を尽くして孝養しても、し尽くせないものだからである。主君に対して忠でなく、親に対して孝でない者は、もっとも重い罪人として処罰しなければならない。

 また教えによって政治をしく王の国の中においては、仏と教えと教団(仏法僧)の三宝に対して信ずる心がなく、寺を壊し経を焼き、僧侶を捕らえて駆使するなど仏の教えを破る行いをする者は、もっとも重い罪の者である。

 なぜなら、これらはすべての善行のもとである民の信念を覆すものだからである。これらの者は、みなすべての善根を焼き尽くして、自ら自分の穴を掘るものである。

 この三種の罪がもっとも重く、したがってもっとも厳しく処罰しなければならない。その他の罪は、これらに比べると、なお軽いといわなければならない。」


八、正しい教えを守る王に対して逆らう賊が起こるか、あるいは外国から攻め侵すものがあるときは、正しい教えの王は三種の思いを持たなければならない。

 それは、第一には、逆賊または外敵は、ただ人を損い人民を虐げることばかりを考えている。自分は武力をもって民の苦しみを救おう。

 第二には、もし方法があるなら、刃(やいば)を動かさないで、逆賊や外敵を平らげよう。

 第三には、敵をできるだけ生け捕りにして、殺さないようにし、そしてその武力をそごう。

王はこの三つの心を起こして、それから後に部署を定め訓令を与えて戦いにつかせる。

 このようにするとき、兵はおのずから王の威徳をおそれ敬ってよくその恩になずき、また戦いの性質をさとって王を助け、そして王の慈悲が後顧の憂いをなくすことを喜びながら、王の恩に報いるために戦いに従うから、その戦いはついに勝利を得るだけでなく、戦いもかえって功徳となるであろう。

(了)
「正当防衛サバイバルは現金20万円とガソリン軽自動車」 (通りがけ)
2015-03-17 17:36:37
(とある主権者国民のつぶやき)
http://nueq.exblog.jp/17885085/
>電磁波きついよ。
>最近車も電子化してきて、各種センサーだの、ナビからもワンセグ
>みたいな?電波出ているし、コンデンサーも大きくなったのか低周波?が出る。
>マイクロ波はなくして有線にしたほうがいいと思うわ。
_________

 最近のモーター・電池搭載の電動系自動車は重すぎて、津波が来たら即水没してしまうから、機密性が高くて水に浮くガソリン駆動軽自動車にするべき。

 311の津波でも軽自動車が津波に波乗りして山に着地して、乗ってた人が無疵でそのまま軽自動車で走って逃げ延びていた。

 小さくて軽いから崩れかけた狭い山道も通れるし、燃費も良い。ラジオもある、カーナビ・携帯は位置追跡されるから外す。税金も安い。エアコン完備。シガーソケット電源も可。

 30km以内の近くで原発や劣化ウラン貯蔵庫が爆発したら、すぐ現金20万と家の権利書・通帳実印・キャッシュカード・有線LAN(無線は不可)ノートパソコン・デジカメだけ持って家族全員軽自動車に飛び乗って、警察が圏内国民を放射能被曝させようとして道路封鎖する前に、さっさと(封鎖が早い)主要幹線道路を避けた一般道路や野や山の抜け道などを通って、一気に100kmほど圏外遠方の他府県へ逃げること。

 他府県なら親戚知人への公衆電話が通じるし、現金払いで給油も食事も余裕で出来ます。

 つまり、災害でも病気でも怪我でも、サバイバルに必要なのは(1)20万のタンス預金と(2)世界一すぐれた日本製ガソリン駆動軽自動車、の2つだけということ。

 政府がテレビで広報する「水・食料備蓄や携帯スマホWifi機器」は現実の災害発生時何の役にも立たないまったく無駄な浪費です。政府公報はすべて、日本国公僕公務員行政府が100%嘘八百カラーテレビ捏造映像を使って、日本国君主主権者国民に対して仕掛けた「死ぬ死ぬ詐欺」憲法違反刑事犯罪ですから、100%無視してよろしい。

 緊急災害情報テレビを視てはいけません。絶対に外に出るなとアナウンサーに絶叫させといて、その隙に警察が道路封鎖して国民を閉じ込めて放射能被曝させるからです。そして被曝させて社会から隔離する憲法違反の棄民政策を行政府全省庁が共謀共犯します。

 総務省所轄NHK地デジテレビと携帯Wifi機器を捨ててNHK解約電話会社解約すると年30万円近い節約になるので、タンス預金20万円のサバイバル現金がすぐに作れます。

 光回線でIP電話と有線インターネット契約して、電磁波の飛ばない環境でパソコンをBCASカード抜去したテレビをモニターにして、テレビより情報が百倍するインターネットはいくらやってもよい。IP電話なら国際電話も通話料ゼロ電磁波ゼロ。

 総務省テレビが嘘八百を垂れ流す脳破壊映像音声も、幼若細胞を特に傷害して幼若細胞を多く持つ子どもを標的にする総務省Wifi傷害殺人電磁波もすべて家の中から除去できて、日本人老若男女家族全員健康で賢くなる。

 よいことずくめです。

 迅速に家を脱出できても、レーダーとドライブレコーダーは、遠方への脱出路を封鎖して主権者国民の正当防衛脱出を妨害する警察の動きを予知して封じるために、普段から必ず車に装着しておくこと。100km離れた場所へ到達後インターネットカフェで脱出妨害違憲警察を含めて記録した脱出動画を直ちにネットへ掲げておく。

 携帯・カーナビ・WifiはすべてGPS位置情報を政府機関に抜かれるので警察の追跡を逃れられなくなる。
ゆえに脱出時携帯スマホは、もし持っていればすれ違うトラックの荷台へでも木片に縛り付けて川の中へでも投棄すればよい。

 大地震でも大噴火でも洪水でも工場爆発でも米軍機墜落でも、日本国内は原発や劣化ウラン貯蔵庫だらけだから、すべての災害において放射能被曝クライシスとなるが、前記の手順と(1)現金20万円および(2)ガソリン駆動軽自動車の、2つのサバイバルグッズだけで、家族全員無傷で被曝クライシスからのサバイバルが可能となる。無事これ名馬なり。人間万事塞翁が馬である。

 津波でも地震でも事故でも、天災人災の如何を問わず災害なら何でも、タンス預金20万とガソリン駆動軽自動車で家族単位ですばやく賢く、日本国住民全員命てんでんこと言う訳です。
3月17日江蘇省宿遷市の高等学校教師がストライキとデモ行進 (愛信)
2015-03-17 22:37:03
3月17日江蘇省宿遷市の高等学校教師がストライキとデモ行進
http://t.co/jJ02avfwqd

江蘇宿遷
http://wickedonna.blogspot.jp/2015/03/2015317_49.html

支那朝鮮の経済状態は高校教師の給料未払や年金基金の欠損(積み立てして
いない)のが表面化している。 高等学校教師が赤旗を掲げて抗議デモを行い
深刻な事態になっている。  支那朝鮮が支配する反日売国テレビ局・マスコ
ミが報道しない自由を行使しているので日本国民は支那朝鮮の政治屋経済に付
いて知らされていない。

詳細は
【マスコミ隠蔽の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事