ソク土手をご紹介します。
↑座面および、肘もソク土手です。今から約280年前のロココ時代にソク土手でつくられた椅子が今もその良いクッション性のままに使用できます。
フランスなどでは日常的に触れる機会は多いのですが日本ではなかなかお目にかかることは難しいかもしれません。(もちろん当社東京練馬には多数ありますが)
特にパリでは、歴史的なホテルのロビーや日本人が観光で行くことの少ない博物館などで容易に腰掛けられます。
藁土手との違いは、わら土手は土手だけをしっかりと形作りますが、ソク土手は硬さのなかにクッション性として程よいやわらかさ、優しさがあり、土手と一体となって形作られます。その形作るために、天然素材の椰子ファイバーを用い、針と糸(セル糸)で綺麗な形を出します。使用する木枠、材料の天然素材は土に還りますので、地球にも体にも優しい椅子です。
ロココ時代と同じ製法でつくりますので、これから大切にお使いいただければ、ロココ時代からの椅子が現在まで使用できている約280年は使えます。
新品は最初3年前後は硬く感じられるかもしれませんが、その後その使用する人の体になじみ、良いクッション性を保ちます。
お値段は手間隙、時間がかかりますので椅子としては高く感じられる方が多いのですが、耐用年数、使用年数をお考えいただけますとお安いです。
このソク土手の椅子を、一般の方に「いす教室」にてお作りいただいてます。
Yahooショッピング内でもソク土手についてのご紹介ページがあります。