今朝は、パシャパシャという大きな雨の音と、「ブォーン」(?)という大きな風の音で目が覚めました。
ルソン島北東部から、今日の午後には島の北端の上陸しそうな台風イサン-Typphoon Isangの影響のようです。もうお昼近くですが、大変な強風が吹いています。ちょっとこれまで経験のないような風の音…。どういう擬態語が適切なのか、表現しにくい風の音です。「ブォーン」「グォーン」「ゴォーッ」…とにかく「ピュー」とか「ヒュー」といった音ではなく、辺りに轟く感じでテレビの音さえかき消されるほど…。大きな波が押し寄せてくるような風の音です。介護者には「シャー」と聞こえるようです(?)。
余談ですが、ニワトリの擬声語は、日本ではふつう「コケコッコ-」ですよね。ビサヤ地方出身のマリアさんは「トット・ガーオ」で、ルソン島北部出身のジェンさんは「コッコ・ロッコー」…みんなでそれぞれの鳴き声を笑ってしまいました。
今回の台風は『6号』ですが、フィリピンでは熱帯低気圧にも名前を付けるようで、この台風にはアルファベットの「A」から始まって、もう9つ目の「I」が頭文字の名前が付いています。ちなみに、以前記事にした「Feria-フェリア」の後は、「Gorio-ゴリオ」「Huaning-ファニン」 と続いてきました。次は「J」の頭文字…。「きっとTyphoon Jen-台風ジェンだよ。」と言うと、ジェンさんがムッとした表情を…(^0^;)。
さて一昨日の16日は、2年前に多くの死傷者を出し、原発の安全性が改めて問われた、新潟県中越沖地震が起きた日でした。もう2年も経ったのか…と思うほど、強烈な被害映像が映し出されていました。
実は、このバギオでも、19年前の1990年7月16日にマグニチュード7.8という大地震があり(バギオ大地震)、1700~2400名の死者・行方不明者が出、都市の大部分が破壊され、バギオに通じる3つの道路がすべて寸断されるなど、大きな被害が出たのです。(120万人ともいわれる被災者を出した、20世紀最大級のピナツボ火山大噴火はその翌1991年6月です。)
カバーの写真は、当時のバギオ大聖堂周辺の模様の写真です(ネットから)。
http://blog.goo.ne.jp/isshin3_ph/d/20090106
(以前の記事です。現在のバギオ大聖堂と比べてみてください。)
バギオの街自体はずいぶん復興されましたが、今も、人々の心にはその時の傷跡が残っているようです。昨日は、夕方の全国ニュースでも、19年前の悲惨な写真(ハイアット・ホテル倒壊etc.↓下の写真)とともに、当時の地震による被害が短く取り上げられていました。
日本でも経験しなかった揺れに激しく襲われました。
これが涼しくて、眺めもよくて安上がりと決め込んだのです。
ところが食べ始めると、足元にゾロゾロとハトがやって来る。黙っていたらズックの上に平気で乗る始末。
厄介だなと足元ばかりに気を取られていたその瞬間、手に持っていたサンドイッチはパックごとトンビに奪われてしまった。盗難だ。。
頭上の松から一気に急降下して、羽音と一緒にサンドイッチのパックを奪われてしまった。
実を言うと、美味しいカツサンドを後の楽しみにして、まず野菜サンドから食べ始めたところだった。
その一張羅?のカツサンドをまんまと盗まれたショックは大きかった。
仕方なく気を取り直して、カレーパンとクリームパンを食べました。 え?・・食べ過ぎ。買いすぎ? だって・・そうかもしれない・・でも、トンビに感謝?はできませんヨ
バギオ大地震、ささきサンがバギオに来られて間もない頃ですよね、きっと…。
被災時の地獄と、その後の復興の過程を見てこられたささきサンにとって、今年のバギオ市制100周年もまた特別な思い入れがおありのことと思います。
9月…楽しみですね!
こちらは、台風6号の影響で、今もまだ強風が吹いています。もうかなり遠くに行ったようですが、勢力の大きな台風のようで…。
さて、トンビにさらわれたのは何と「カツサンド」でしたか…。それもパックごと!?うそのようなホントの話、笑えそうで(失礼^^;)笑えない話ですね…。ヒッチコックの映画『鳥』を思い出しました。それにしても、松の木から獲物を狙って急降下…、鋭いのは目つきだけではないのですね…。すごい視力!
災難でしたね…。残しておいたカツサンドを奪われた…。悔しい気持ち、よく分かります。
バギオは相当の強風のご様子、風の音が怖そう。
丁度先日、近所のフィリピナと台風のジョーク話をしたばかりです。
私「アメリカのタイフーンって女性の名前を付けているでしょ。だから猛烈に激しい風雨で、みんな大変だね」
フ「でもいつもじゃない。時々だけでしょ。いつもは静かにしてるでしょ。それで、男のタイフーンだったら、どうするの?」
私「かなり問題あるネ。そうね、マニラに来たかと思うと次はセブ、そのあとダバオへ行くかも。」
フ「それは、パロパロていうんじゃない。」
私「・・・。私はまじめだから。」
あははは…(^0^)。群青さんとご近所のフィリピーナさんとのやり取り、笑えました(^^)。
ちなみに、フィリピンのタイフーンやトロピカル・ストームの名前は、「男」名も「女」名もあります。今年の…「Emong」は男、「Feria」は女、「Gorio」は男、「Huaning」は女、「Isang」は女だそうです(介護者による)。
女の方が強そうですよ…(^^;)。今も、風雨が強くて「Isang」がどこにいるか調べたら、何ともう中国に上陸しつつあるほど遠くでした。強い…!