相も変わらず日本の子どもの置かれている
環境は悪い。
ユニセフ(国連児童基金)がSDGsで先進
各国を順位づけた。
SDGs(The Sustainable Development
Goals)=持続可能な開発目標
日本は健康と教育では比較的良いが、格差
と貧困はひどい。
子どもの貧困では23位
格差では32位
責任ある消費と生産は36位
(10ページに国別の表)
責任ある消費と生産とは「つくる責任、使
う責任」という国連での「国連持続可能な
開発サミット」のテーマである。
日本は先進国と言われて久しいが、その内
実は「格差と貧困」を拡大してきたのが現
状ではないか。
これがはっきり表れてきたのがバブル崩壊
後「新自由主義」が大手をふるってきたか
らだ。
自民・公明の政治が進めてきた経済政策だ。
「レポートカード14」は、具体的な方策を
提言している。
そのなかに「持続可能な開発」を尊重する
とともに、「平均値はしばしば深刻な不平
等や最も困難な状況にあるグループを覆い
隠す」と指摘している。
なにか日本の学力の「平均点競争」を批判
しているようだ。
同時に国連から日本の教育の「過度な競争」
に注意がむけられている。
子どもをめぐっても、いよいよ政治を変え
なくては。
「共謀罪」の恐ろしさが、子どもや孫の世
代の自由を破壊する前に。