姨捨駅発行 稲荷山ゆき乗車券

平成元年3月に発行された、篠ノ井線姨捨駅発行の稲荷山ゆき片道乗車券です。


   

姨捨駅は現在は無人駅となっていますが、当時は駅構内に売店があり、そこで委託販売として乗車券が発売されていましたが、いつしか売店は閉店してしまい、乗車券の発売は中止された模様です。
発売されていた乗車券は数口座あり、どれも近距離用の一般式券でした。

ご紹介の券は民営化後の発売末期のもので、東京印刷所調製のB型一般式券です。発行箇所名は「〇ム 姨捨駅発行」となっていました。
国鉄時代に発売されていたもので新潟印刷所時代の券を見たことがありますが、そちらの券の発行箇所名には「駅」の文字はなかったような気がいたします。


   

現在は駅舎内に乗車駅証明書発行機が備え付けられており、車内もしくは着駅で運賃精算するようになっています。


ここはまた、日本三大車窓のうちのひとつとして、観光客に大変人気のある駅で、かつて日本経済新聞で取られた「足を延ばして訪れてみたい駅」のアンケートで、門司港駅に次ぐ全国2位となったほどです。
鉄道マニアのなかでは、現役のスイッチバック駅としても有名です。

スイッチバックの様子につきましては、次回ご紹介いたしたいと思います。

 

この記事は、菅沼天虎様のブログ「菅沼天虎の紙屑談義」9月25日エントリーの「○ム姨捨から稲荷山ゆき 国鉄券」にトラックバックさせていただきました。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
国鉄券 (菅沼天虎)
2010-09-26 00:30:55
ご無沙汰しております。

当方に同区間の国鉄券がありましたので、拙ブログにてエントリの上、こちらへトラックバックさせて戴きました。
 
 
 
Unknown (もーもーさん)
2010-09-27 06:07:32
これだけ有名な駅なので硬券でも置けば増収になると思いますが、やはり無人駅では難しいのでしょうね。
 
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