病院で働く色々な人たち、様々な職業

病院で働く人といえば、多くの人がイメージするのが、医師や看護師ですよね。だけど、実は病院は、医師や看護師だけではないので

困った患者さんと薬剤師さん

2015-06-18 13:59:38 | 病院の仕事
病院で働く方々の中には、縁の下の力持ちともいうべき職業に従事されている方もいます。たとえば、薬剤師さん。
薬剤師さんの仕事は、医師と連携を取りながら、患者一人ひとりに対して処方された薬の飲み方、取り扱いの注意などの説明を、薬を処方された患者に対して行うというのがおもな仕事内容となります。
薬剤師さんになるためには国家資格を取得している必要があり、医薬品全般に関する知識は生半可ではありません。
ところが、たまに困った患者さんもいるようです。
特にお年寄りに多いようですが、自分に対して処方された薬を、自分と親しいお年寄りに分け与えてしまったり、お年寄り同士で勝手に薬の交換をしてしまったりと、医師と薬剤師さんの目が行き届かない場所で勝手な行動を取ってしまう…。
これでは、なんのために個別に薬が処方されているのかわかったものではありません。
さらに、どうかすると処方された薬が自分の希望するものでなかった場合には、薬剤師さんに食ってかかる患者さんも存在しているのだとか。
これが病院内の調剤薬局であればすぐに医師と対面で確認を行うことができるかもしれませんが、病院から少し離れた調剤薬局になると、医師に確認しようにも電話という手段しかありません。その結果、確認が遅れたり、調剤薬局で順番を待つ別の患者さんに迷惑がかかってしまったりすることもあるでしょう。
ですが、そのようなトラブルが発生したときであっても、それらはすべて薬剤師さんが対処しなくてはなりません。
私たちの健康維持に貢献してくれる薬剤師さん。目立たない存在ではありますが、その偉大な存在に感謝しつつ、私たちも薬剤師さんに迷惑をかけない気持ちでいなければなりませんね。