病院で働く色々な人たち、様々な職業

病院で働く人といえば、多くの人がイメージするのが、医師や看護師ですよね。だけど、実は病院は、医師や看護師だけではないので

病院に働く人のいろいろ。

2016-08-18 10:16:32 | 病院の仕事

病院というところは、病気やけがのために訪れた患者さんを治癒させるために多くの職業の人が力を合わせて働いている職場です。主体となるのはもちろんお医者さんですが、お医者さん一人ではできないことも多くあります。たとえば、飛行機の機内で急患が出た際に「この中に医師の方はいらっしゃいませんか」というアナウンスが流れてその場に居合わせた医師が一人で処置をするというシーンがありますが、あれはドラマの中の話であり、実際には医師一人でできることには限界があります。患者の状態を把握するためのバイタルチェックや、点滴を行う場合の補佐などが必要な場合は物理的に人の手が足りないということもありますし、医師がすべての症状に対応できるかというとそうでもないということなのです。医師にも専門科目がありますし、機内にある機器だけですべての検査ができるというわけではありません。結局は病院という、設備もスタッフも整ったところでこそ、最新医療の本領が発揮されるということなのです。さて、その病院ですが、医師のほかにいるスタッフというのはどういった職業の人でしょう。まずは医師の補佐や患者の管理などを行う看護師ですね。入院患者のバイタルチェックや身の回りの管理をしたり、採血や血圧測定などの簡単な業務ならば看護師でも行うことができます。有能かつ勉強熱心な看護師は医師の補佐役として大きな役割を果たしますので、看護師は医師の良きパートナーといえるでしょう。また、なかなか表には出てきませんが、採血した血液や尿などの体液の内容物や種々の数値を測定する検査技師という職業もあります。レントゲンに特化した専門知識を有するレントゲン技師もいますし、特殊な技能を生かして大きな大病院などでは精密検査にはなくてはならない職業の人もいるのです。