twitterにも書いたけど、今日は、「2012」「曲がれ!スプーン」「イングロリアスバスターズ」を観に行きました。
その中でも、いろんな意味で一番心に残った作品であり、問題作だと思った「曲がれ!スプーン」の感想を。
まず、あらすじから
・あらすじ
超常現象番組のAD・桜井米は、幼い頃から超能力の存在を信じていた。番組の企画で視聴者からの情報を基に、エスパーを見つけるために全国を飛び回る米。しかし、どれもガセネタばかりだった。世間がクリスマス・イブで浮かれる中、最後にたどり着いたのは喫茶店“カフェ・ド・念力”。だが、ここは本物の超能力者が集まる店だった。自分たちの秘密を守りたい超能力者たちは、米に正体がバレず、無事に帰す事ができるのだろうか!?
・感想
まず、映画館の客層は、一人で来ている女性が多かったのに驚きました。多分、メインビジュアルの長澤まさみの衣装がかわいいから、来たとかそんな理由、なんだと思う。
ちなみに映画の中身はと言うと。つまらないです。
あのですね。あらすじを読んでもらった方なら、なんとなく分かると思うんですが、この映画、主人公は長澤まさみではないです。長澤は完全に空気です。
なんとなく主役みたいなものです。
その理由は、あらすじの最初の所に書いてある、エスパーを探しに行くがどれもガセネタで、がっかりする。みたいなことが書いてあると思います。正直、この部分を丁寧に描けるかどうかで観客がこの長澤という主人公に感情移入出来るかどうかが決まってくるんですよ。だけど、映画ではこの部分をものの3分ほどでそれも、雑としか言いようがなくて、記号としてしかの表現でしかなくなってる。
つまり、制作者が「まぁ、こんくらいやっとけばいいでしょ?つーかわかるでしょ?」みたいな、腐りきった意識が伝わってきて、ほんとなめんなよ!このやろうって思いましたよ。
そうなったら、もうこの映画観れないよ。こうなったら。それでも途中で、笑わしてくれるところもあるんですけど、なんかうまく笑えないし、むしろ、そこで大きな声で笑っている観客に少しイラってきたりしながら見てました。
第一、この映画のテーマと主人公の行動がよく分かんないんです。たぶんテーマとしては、「子供の時は信じていた物。例えば、サンタとかそういうものを、信じ続けてればきっと良いことが起こるよ。」みたいな事だと思うんですけど、なんか長澤が昔から超能力を信じてますよ。って言ってもそうには、見れないんですね。ホント、どうしたものか。
それと、どうしても受け入れられないのが、最初のシーンで、主人公の子供の時の話があるんですけど、そこの子役。つまり、長澤の子供時代を演じていた子役が、めっちゃ不細工。
これは、受け入れられませんよ。だって、あの長澤の子供時代を演じさせる子役がこんな不細工な奴を選ぶような監督のセンスで撮った映画を自分が、最後までおもしろく思いながら観ることなんてできない。
そんなのお前の感性だろ。って思うかもしれないけど、実際に観てみてください。ホントに不細工なガキですから。だって、顔の中心が少しズッテるんですから。
なので、長澤まさみのファンではなくて、不細工なガキを観たい方にこの映画をおススメします。
点数・・・35点
予告編
コラム
すみません。ちょっと今回はコラムを付けてみました。というのも、先日報知映画賞が発表になり、作品賞に自分も好きな「沈まぬ太陽」が選ばれたそうです。おめでとうございます。
ということで、これからどんどんと気になる映画賞が発表になる季節なので、自分も楽しみです。
それと、同時に気になるのが最低映画賞ですね。過去には、「デビルマン」なんかも受賞しています。
今年の最低映画賞は、どんな作品が選ばれるんでしょうかね。中でも自分は、最低女優賞が気になります。
多分、今年は「カムイ外伝」「わたし出すわ」で活躍した小雪が最有力だと思います。でも、それに負けないくらい活躍したのは、今回のブログでも書いた「曲がれ!スプーン」の長澤まさみなんかも強力な対抗馬となるでしょう。
というのも、今年は上の映画以外に「群青~愛の沈んだ海~」という映画にも出ていました。
この映画、前にバイトの面接で言った映画館の面接官がこの映画は全然人が入んなかったと愚痴をこぼしていた位だったので相当ヤバいみたいです。
自分としては、サマーウォーズのヒロインなんかも受賞してもいいかと思います。
長くなりましたが、ノリコでした。
その中でも、いろんな意味で一番心に残った作品であり、問題作だと思った「曲がれ!スプーン」の感想を。
まず、あらすじから
・あらすじ
超常現象番組のAD・桜井米は、幼い頃から超能力の存在を信じていた。番組の企画で視聴者からの情報を基に、エスパーを見つけるために全国を飛び回る米。しかし、どれもガセネタばかりだった。世間がクリスマス・イブで浮かれる中、最後にたどり着いたのは喫茶店“カフェ・ド・念力”。だが、ここは本物の超能力者が集まる店だった。自分たちの秘密を守りたい超能力者たちは、米に正体がバレず、無事に帰す事ができるのだろうか!?
・感想
まず、映画館の客層は、一人で来ている女性が多かったのに驚きました。多分、メインビジュアルの長澤まさみの衣装がかわいいから、来たとかそんな理由、なんだと思う。
ちなみに映画の中身はと言うと。つまらないです。
あのですね。あらすじを読んでもらった方なら、なんとなく分かると思うんですが、この映画、主人公は長澤まさみではないです。長澤は完全に空気です。
なんとなく主役みたいなものです。
その理由は、あらすじの最初の所に書いてある、エスパーを探しに行くがどれもガセネタで、がっかりする。みたいなことが書いてあると思います。正直、この部分を丁寧に描けるかどうかで観客がこの長澤という主人公に感情移入出来るかどうかが決まってくるんですよ。だけど、映画ではこの部分をものの3分ほどでそれも、雑としか言いようがなくて、記号としてしかの表現でしかなくなってる。
つまり、制作者が「まぁ、こんくらいやっとけばいいでしょ?つーかわかるでしょ?」みたいな、腐りきった意識が伝わってきて、ほんとなめんなよ!このやろうって思いましたよ。
そうなったら、もうこの映画観れないよ。こうなったら。それでも途中で、笑わしてくれるところもあるんですけど、なんかうまく笑えないし、むしろ、そこで大きな声で笑っている観客に少しイラってきたりしながら見てました。
第一、この映画のテーマと主人公の行動がよく分かんないんです。たぶんテーマとしては、「子供の時は信じていた物。例えば、サンタとかそういうものを、信じ続けてればきっと良いことが起こるよ。」みたいな事だと思うんですけど、なんか長澤が昔から超能力を信じてますよ。って言ってもそうには、見れないんですね。ホント、どうしたものか。
それと、どうしても受け入れられないのが、最初のシーンで、主人公の子供の時の話があるんですけど、そこの子役。つまり、長澤の子供時代を演じていた子役が、めっちゃ不細工。
これは、受け入れられませんよ。だって、あの長澤の子供時代を演じさせる子役がこんな不細工な奴を選ぶような監督のセンスで撮った映画を自分が、最後までおもしろく思いながら観ることなんてできない。
そんなのお前の感性だろ。って思うかもしれないけど、実際に観てみてください。ホントに不細工なガキですから。だって、顔の中心が少しズッテるんですから。
なので、長澤まさみのファンではなくて、不細工なガキを観たい方にこの映画をおススメします。
点数・・・35点
予告編
コラム
すみません。ちょっと今回はコラムを付けてみました。というのも、先日報知映画賞が発表になり、作品賞に自分も好きな「沈まぬ太陽」が選ばれたそうです。おめでとうございます。
ということで、これからどんどんと気になる映画賞が発表になる季節なので、自分も楽しみです。
それと、同時に気になるのが最低映画賞ですね。過去には、「デビルマン」なんかも受賞しています。
今年の最低映画賞は、どんな作品が選ばれるんでしょうかね。中でも自分は、最低女優賞が気になります。
多分、今年は「カムイ外伝」「わたし出すわ」で活躍した小雪が最有力だと思います。でも、それに負けないくらい活躍したのは、今回のブログでも書いた「曲がれ!スプーン」の長澤まさみなんかも強力な対抗馬となるでしょう。
というのも、今年は上の映画以外に「群青~愛の沈んだ海~」という映画にも出ていました。
この映画、前にバイトの面接で言った映画館の面接官がこの映画は全然人が入んなかったと愚痴をこぼしていた位だったので相当ヤバいみたいです。
自分としては、サマーウォーズのヒロインなんかも受賞してもいいかと思います。
長くなりましたが、ノリコでした。
制作費1000万円ならいいほうの映画です。
ちなみに「群青~愛の沈んだ海~」は
制作費500万円の完全C級映画。
「2012」
「イングロリアスバスターズ」
は100億や30億の作品と見られたら
「ヨーロッパ企画」の笑いは関西の笑いなので
コアなんですよね^^;
関東の笑いなら「なくもんか」かな?
宮藤官九郎、東北出身だけど
関東の笑いになってる。
品がある笑いなら三谷幸喜かな?
笑いにも色々有るからね^^;
あの、素人さんの指摘する「曲がれ!スプーン」の中での、笑いは、狙いとして悪くないと思います。
ただ、それをどう面白くしていこうという考え、つまりは、演出ですね。
それが、脚本家の描く笑いのイメージと、監督の、カット割りやカメラワーク、そして役者の演技と噛み合ってないように思えたのです。
だけど、映画館にはそれでも笑う人が居たのは、多分「あの感じの笑いなのね。だから、笑っとこ。」と思って笑っていたんだと思います。
自分が思うに、こういうのって、一つの欺瞞であると思うんですよ。騙されているような気がして。
だから、自分はそういった客に対して「お前、騙されているから!!」って言ってやりたいですね。
本作と同じスタッフの「サマータイムマシン・ブルース」がとてもお気に入りなので凄く期待したのですが、期待はずれでしたね。
「サマータイム-」とは似ても似つかぬスカスカの脚本。同じ人が書いたとは思えませんね。
そもそも、子供の頃の夢を信じ続ける事と、
エスパーの実在…の2つが全然繋がってないのに、なんで最後に都合よく繋がるのか。基本的に設定が間違ってるし、脚本もズサン。
元の題名は「冬のユリゲラー」ですが、題名もお話もサムかったですねぇ(笑)。
ほんと今回のこの作品は、「サマータイム-」を気にいった人たちからしたら、ほんとに残念な映画ですよね。
例えばこれが、脚本のうまさで見せる映画ではなくて、長澤まさみのアイドル性で見せる映画だとしても、レベルの低い映画なので、それさえも満足にはいかない映画です。
なので、この映画をみて自分は、多くのがっかりをしました。はい。