市川稔の米(マイ)情報

朝ドラとマーケティング

NHK、朝の連続テレビ小説。


「朝ドラ」などと言いますね。


以前は1年でありましたが、今は半年です。


ただいま放送中「ひよっこ」がなかなか人気らしい。

そういう小生も観ている。

BSでは7:30、NHK総合では8;00から。

それぞれ再放送が夜にもある。

自動録画してあり、観れない時は後で観る。


「ひよっこ」がなぜ社会現象になるか?


これは、作者が狙ったものだと思い。


朝ドラは視聴率20%前後という今のテレビ業界ではお化け番組。


テレビを観るのは高齢者が多い。


「ひよっこ」の時代背景は昭和39年から。


お父ちゃんは東京に出稼ぎに行き行方不明に。

東京オリンピック開催で好景気の東京。


茨城の田舎で農業している家は現金収入もなく貧しい。


人口が集中する団塊世代の青春時代にピンポイントなのだ。


昭和22年~24年生まれは806万人に達し。(平均268万人)

その後の3年間(昭和26年~28年)(小生はここ)648万人(平均216万人)より24%も多い。(それでもすごく多い)


ちなみに、昨年(2016年)の新生児はとうとう100万人割れ。


団塊世代先頭が高校3年(ひよっこのヒロイン)の時が東京オリンピックの年。

昭和40年にビートルズが初来日。


戦後生まれは「戦争を知らない世代」と言われた。

新人類とも云われた。

価値観が全然違うと。



その人達が70歳になるのです。



そうです。


自分の青春時代そのもの。


戦前、戦後を時代背景にした朝ドラが多い。


自分が生まれていない時代は「歴史」になってしまう。


自分が体験した時代背景はビンビン来るものがあるのだろう。



それにしても、NHKの時代背景への小道具には感心する。


看板ひとつ、自動車、バス、台所、食器にしても。


高い受信料払っているので楽しませてもらいましょう。


ひよっこ





NHK朝ドラの最高視聴率はなんといっても「おしん」でしょう。


昭和58年(1983年)4月~59年3月まで。

今から34年前。

日本が好景気に沸いている時代。

その時代に貧しい貧しい家に生まれ立身出世してゆく姿、親子の愛を描く。

明治、大正、昭和の時代を生きる。

まさに自分の人生を重ねた多くの日本人の心を揺さぶったのでした。


おしん

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